子供を本好きにするには大人が楽しむ!238
最近、娘が「墓場から帰る (恐怖と怪奇名作集)」を読んでいました。
題名から想像がつくように、いわゆる『怖い話』です。
でも、ホラーとは少し違いますね。怖いお話には違いないのですが、どちらかと言うと、SF?に近いような気がします。恐怖の対象となる『何が現れるか』を書いてしまうと、後々この本を読んだ方の楽しみを奪うことになるので、敢えて書きませんが…。
どのお話も気に入ったのですが、中でも、「骨のない人間」が好きですね。
題名から想像がついてしまいますが(笑)、私たちが見たことも無い、異様な生物が登場します。さて、その生物の正体は何だったのか?意外な結末が書かれています。話としては、途中までは結構単純なのですが、ラストの部分で、「ええ??」。
ま、感じ方は人によって違うので、これよりも、他のお話が面白いと思う方がいるかもしれませんが…。
後は、「闇の海の声」ですね。
途中で、声の主の正体と、その悲惨さがはっきりするのですが、その異様さにゾッとします。ありそうな事で、なさそうな事で…。想像すると怖くなりました。
全て、海外のお話なのですが、日本の『怖い話』とは違った良さ、怖さがあります。
子供向けの怖いお話というのも、やっぱり、捨てたものじゃないですよね(笑)。
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