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2008年3月 7日 (金)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!229

例えばアンデルセンやグリムなど、一度読んだ事があるお話でも、自分が見かけたことが無い種類の絵本や本であれば、手にとってみます。

で、「絵がきれい!」とか、「自分が以前読んだものと比べて、少しストーリーが違う…」などなど、気がつくことがたくさんあります。

特に海外の童話などは、翻訳される方によって細かい部分が違ってきたりしますよね。英語なら「原書を自分で何とか頑張って読んでみような~」(ただし、辞書の力は必要です 笑)なんて思えるのですが、そうではない原語だとなかなかそうはいきませんよね(笑)。どうしても翻訳家の方のお力にすがる事に!?なってしまいます。

私の場合、こういうのも本の楽しみ方の一つではないかと思っています。

今回は、アンデルセンの「ナイチンゲール―こんなアンデルセン知ってた?」。

アンデルセンの「ナイチンゲール」は、以前、別の絵本について書いた事があるのですが、今回も絵の美しさに惹かれて書かせていただきます。丹地陽子さんが描かれています。

この「ナイチンゲール」は中国のお話。そんな中国の奥行きの深い美しさがよく出ている、とてもきれいな絵本です。

色鮮やかだけど、落ち着きのある、そんな特徴の絵本だと思います。

ちなみに、文は赤木かん子さんです。

この「ナイチンゲール」は、アンデルセンの中でも、大好きなお話の一つです。

題名の「ナイチンゲール」は、小鳥の事です。とても美しい声で歌う鳥なのです。

中国の皇帝が、自分が読んだ本の中に、ナイチンゲールという鳥に関する記述を見つけます。

ナイチンゲールの存在を知らなかった皇帝。どうしても、ナイチンゲールの声が聞きたくなります。

皇帝は方々を探させて漸くナイチンゲールを見つけ、その声を聞くことができます。感動した皇帝は、ナイチンゲールを自分のお城に住まわせるのですが…。

絵と同じく、お話も美しいです。だけど、人間の醜さや身勝手さも出ていて…。考えさせられる部分が多いですね。子どもの頃に初めて読んだとき、いろんな事を考えてしまった記憶があります。

それは、大人になった今も変わりません。私には忘れがたいお話です。

以前ご紹介した絵本もとてもきれいだったのですが、今回の絵本もとても素敵です。どちらも引けをとらないのではないでしょうか。

後は、「ご自分の好み」ではないかと思います(笑)。

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コメント

 クリミアの天使でない方のナイチンゲールを知ったのは、映画「ロミオとジュリエット」でした。
 看護士の方は、伝記の顔は、修正してありますよね?
 本物の肖像は、かなり怖くありませんでしたか?
 赤木かん子さんと言えば本の探偵?
 デイズニーの映画が、手塚のパクリと騒ぎになった事が、あるけど元々は、「サランガの冒険」の剽窃である事に彼女も気が、ついていました。

投稿: 鵺 | 2008年3月 7日 (金) 18時38分

>鵺娘さん
>「ロミオとジュリエット」
ありましたね。「ヒバリとナイチンゲール」のやり取りの場面ですね。

私の場合、このお話が入っているアンデルセンの童話集を先に読んでいました。
なので、鵺娘さんと順番が逆ですね~。

>本物の肖像
確かに、こわいです…。

>赤木かん子さん
そうです。その赤木さんです。

投稿: リーヴル | 2008年3月10日 (月) 10時13分

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