子供を本好きにするには大人が楽しむ!230
娘が、「キツネとタヌキのばけばけ話 (日本のおばけ話・わらい話)」を読んでいました。
最近の娘は、「日本の昔話」の類がお気に入りの様子です。怖い話、笑い話などなど…。「昔話」に興味を持つのは、とても良い事だと思っています。
この本の、イマイチ軽薄な!?題名と表紙に、「う~ん。どうかな??」なんて思っていた私ですが、読んでみると、結構楽しかったです(笑)。当たり前ですよね。日本人には昔から馴染みがある、キツネやタヌキに化かされた、という話なのですから…。
題名の通り、「キツネに化かされた!」、「タヌキに化かされた!」というお話や、逆にキツネやタヌキが人間に一杯食わされるといったお話を集めたものです。
化かされてしまった人間のお話に共通しているのは、「自分は、キツネやタヌキに化かされるような愚かな人間じゃない!絶対化かされないぞ!!」なんて思っている人が、いとも簡単に騙されてしまうという事(笑)。
いたずらなキツネやタヌキを退治に行くつもりだったり、誰かの仇うちのはずだったりするのに、結局、酷い目に遭ってしまう…。これって、キツネやタヌキのほうが一枚上手と言う事になるのでしょうか?「人間の考える事なんて、お見通し!!」なんでしょうかね~(爆)。
もちろん、人間が逆襲した場合もあったようです。人間を化かすつもりで人前に現れたタヌキやキツネが、罠にかかってしまいます。でも、この場合、何となくキツネやタヌキが気の毒に思えてしまうのは、私だけでしょうか(笑)。
他に、人間の手助けをしたタヌキのお話や、キツネとタヌキの化かしあい、なんてお話もありました。
ありきたりかもしれませんが、こういう昔話は、大人になってからでも十分楽しめるものですよね♪
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