子供を本好きにするには大人が楽しむ!227
「小さなスプーンおばさん (新しい世界の童話シリーズ)」がすっかり気に入ってしまった私の娘。
「続編もあるよ~」と教えると、「絶対に読みたいっ!!」(笑)
で、今回は、「スプーンおばさんのぼうけん (新しい世界の童話シリーズ)」を読んでおりました。
気に入った本はトコトン読んでみたい!(笑)
良い事だと思います。私もそういうところ、ありますし。
「続編がある!」なんて聞くと好奇心を抑える事ができず、探し出して読んだ本はたくさんあります。
そうやって、どんどん楽しんで欲しいな~なんて思っています。
今回の続編も、「小さなスプーンおばさん」に負けず劣らずユーモアたっぷりで、おばさんがよりパワーアップ!?したようにすら感じられます。
相変わらず、本人の意思と全く関係なく、突然小さくなってしまうおばさん。
こんな状況に置かれたら、「どうしよう!?」とオロオロしてしまう人が多いのではないでしょうか?
でも、このおばさんは違いますね~。むしろ、小さくなってしまったほうが、頭の回転が速くなるのではないでしょうか(笑)。
「普通のおばさん」と本には書いてありますが、こんなに逞しくて、頭の回転が速くて、いろんなものを利用できる(!?)のですから、私から見ると「普通じゃない(笑)」ですね。
で、小さくなったからこそ、解決できた問題(と言うほどでもないかもしれませんが)ばかり…。
更に、おばさんは小さくなったことによって起きた問題をきっかけに、いろんな人と繋がりを持ち、仲良くなってしまうのです。それも、「夢を持つ」と言われる子どもが多いです。何だか良いですね~。
妙なところが細かいおばさんですが、本質は大らかで優しい人なんだと思います。向こう見ずのように見えて、そうでも無いですし。結構、いろんな事を考えていますし。素直に反省する時もありますし。
子供の頃、「こんなおばさんだったら、なってみたい~」なんて思った事があります。
ただ、このおばさん自身に憧れただけではなく、おばさんの大らかでノンビリしていて、おだやかで豊かな(おばさん自身は豊かな生活だと思っていないようですが)その生活も「素敵!」なんて思ったからなのです。
夢中になって、この本を読んでいる私の娘。もしかしたら、娘もこのおばさんに憧れているかもしれませんね(笑)。
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