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2008年2月26日 (火)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!227

小さなスプーンおばさん (新しい世界の童話シリーズ)」がすっかり気に入ってしまった私の娘。

「続編もあるよ~」と教えると、「絶対に読みたいっ!!」(笑)

で、今回は、「スプーンおばさんのぼうけん (新しい世界の童話シリーズ)」を読んでおりました。

気に入った本はトコトン読んでみたい!(笑)

良い事だと思います。私もそういうところ、ありますし。

「続編がある!」なんて聞くと好奇心を抑える事ができず、探し出して読んだ本はたくさんあります。

そうやって、どんどん楽しんで欲しいな~なんて思っています。

今回の続編も、「小さなスプーンおばさん」に負けず劣らずユーモアたっぷりで、おばさんがよりパワーアップ!?したようにすら感じられます。

相変わらず、本人の意思と全く関係なく、突然小さくなってしまうおばさん。

こんな状況に置かれたら、「どうしよう!?」とオロオロしてしまう人が多いのではないでしょうか?

でも、このおばさんは違いますね~。むしろ、小さくなってしまったほうが、頭の回転が速くなるのではないでしょうか(笑)。

「普通のおばさん」と本には書いてありますが、こんなに逞しくて、頭の回転が速くて、いろんなものを利用できる(!?)のですから、私から見ると「普通じゃない(笑)」ですね。

で、小さくなったからこそ、解決できた問題(と言うほどでもないかもしれませんが)ばかり…。

更に、おばさんは小さくなったことによって起きた問題をきっかけに、いろんな人と繋がりを持ち、仲良くなってしまうのです。それも、「夢を持つ」と言われる子どもが多いです。何だか良いですね~。

妙なところが細かいおばさんですが、本質は大らかで優しい人なんだと思います。向こう見ずのように見えて、そうでも無いですし。結構、いろんな事を考えていますし。素直に反省する時もありますし。

子供の頃、「こんなおばさんだったら、なってみたい~」なんて思った事があります。

ただ、このおばさん自身に憧れただけではなく、おばさんの大らかでノンビリしていて、おだやかで豊かな(おばさん自身は豊かな生活だと思っていないようですが)その生活も「素敵!」なんて思ったからなのです。

夢中になって、この本を読んでいる私の娘。もしかしたら、娘もこのおばさんに憧れているかもしれませんね(笑)。

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2008年2月22日 (金)

久しぶりに…33

申し訳ありません。歴史好きなので、また歴史関連の本について書かせていただきます(笑)。

最近手に入れた、「歴史Web―日本史の重大事件がホームページになった!」。

ネットで見つけたのですが、「どうかな!?」なんて思っていたので、なかなか購入に踏み切れないでいました。

でも、先日、本屋さんで発見!←仕事がらみの資料を探しに、本屋さんへはよく足を運びます。

ザッと目を通したのですが、「やっぱり読んでみたい!!」という気持ちが強くなり、仕事の資料より先に手に持ってしまっていました(爆)。

簡単にこの本について説明するとー。

タイトルを見ると、歴史好きな人は引いてしまうかもしれません(笑)。でも、歴史的史実をきちんと書いてある本である事は間違いありません。

結構、突っ込んだ史実もありますよ~。

「二千年前からインターネットがあったらどうなの!?」という設定で、歴史上の重大事件を書いていくもの。

ホームページをよくご覧になる方はお分かりかと思いますが、「卑弥呼を見かけた!」という情報や、清少納言、紫式部のブログ、流されてしまった菅原道真のブログ、「義経は実は生きている!?」なんて情報、各々の幕府の公式(笑)ホームページ、関が原の合戦の速報の書き込み(2ち○○ねる風 笑)、淀殿の日記、大政奉還の頃の江戸幕府のホームページなどなど…。ここに書ききれないくらい興味深く、笑ってしまうものがたくさんありました。当時の人々の生活の状況を踏まえた内容になっています。

この本に書かれたホームページやブログは実際にはWeb上には存在していないそうなのですが、ぜひ作っていただきたいものです。見てみたい(笑)。

ただ、江戸時代末期(大政奉還)までしか取り上げられていません。明治時代以降は書かれていません。この本の「第2弾」なんて形で近代のホームページも見たいものです。

歴史好きな人は楽しめますね。歴史好きじゃなくても、楽しいかも…。

まだ、ザッと一通り読んだだけなのですが(忙しくてあまり時間が無いので 泣)、今後何度も読んでしまう可能性のある本です。実は…小学生の娘もこの本に興味津々です(笑)。

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2008年2月19日 (火)

久しぶりに…32

久しぶりになってしまいました…。インフルエンザで寝込んでおりましたので…申し訳ありません。

年始・年末のお休みの間に読んだ本の中に、東野圭吾さんの「変身」があります。

東野圭吾さんの本はいくつか読んでおりますが、なぜか、この本だけは読む(接する)機会がなく…。

「変身」というタイトルから想像できるように、主人公の青年、成瀬純一が、別の人格に「変身」していく内容です。

不慮の事故により、死ぬ可能性のある重症を負った純一。最新医学の力により、彼は脳移植手術を受け、一命を取り留めます。

でも、彼は自分の言動の変化に気がつきます。どちらかと言えば控えめで、人と争わず、周囲に同調して生きてきたはずの純一。それなのに、明らかに、今までの自分とは異なる言動、好みに気がつきます。

なぜ?

思い当たる節は、やはり、「脳移植」。

自分は、一体、誰の脳を移植されたのか。ドナーは一体どういう人物だったのか…。

自分の意思と反して変わっていく自分に恐怖を覚え、調査を始めます。そしてー。

読む人によっては、その結末が予測できるかもしれません。でも、その過程に、言いようのない恐怖を覚えるのは事実です。

私は、面白い本だと思いました。読み始めると止められず、一気に読んでしまいましたし…。

東野圭吾さんの本は、比較的読みやすく、楽しめるものが多いのではないかと思います。構えることなく、気軽に読めますね。

そういう意味では、私の好きな作家の一人です。

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2008年2月 6日 (水)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!226

私の娘、最近は「学校の怪談」(子どもたちの間で広まっている怖い話)系の本に嵌っているみたいです(笑)。

今回は、「遠足に幽霊がついてきた (学校の怪談)」を読んでいました。

実は私、この手の本は「どうかな~」なんて思っていて、あまり読んでいなかったのです。

↑良くない偏見ですね(汗)。少し反省…。でも、他に読みたい本や興味がある本がたくさんありましたし…。で、ほんの数冊しか読んでおりませんでした。

でも、娘が、「このシリーズ、好きだよ~」なんて言いながら、手当たり次第に読む姿を見て…できるだけ読むことにしました(笑)。

いやいや、なかなか面白いではないですか!!ふか~~く反省…。娘に教えられるとは!!

話を本日の本題に戻しまして…。

この本は、主に、修学旅行や林間学校といった、「他のところへ出かけた際に、あった怖い話」と、運動会や入学式といった行事の際におこったお話が取り上げられています。

自分の記憶を辿ってみると、確かに、修学旅行先なんかで、「あれ?何かありそう…」なんて事が無きにしも非ず…。

なのでこの本、少し怖かったですね。特に怖かったのが、林間学校でお寺に泊まった時の男の子の体験(確かに、何か起こりそうな場所ですね…)と、修学旅行先の宿で見つけたおふだのお話。自分も遭遇しそう…などと思ってしまいました。

娘も、「ゾッとする~!」とか言いながら、読むのを止めませんでした(笑)。

こんな娘を眺めながら、親としては、「他の本も読んでくれたら嬉しいな~。」なんて思っているですが…。でも、好きな本(興味のある本)を読ませてあげるのは大切だと思っていますので、ま、手当たり次第に読めばいいかな、と。

また、嵌る本も変わってくるでしょう(笑)。

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2008年2月 1日 (金)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!225

先日、娘が「小さなスプーンおばさん (新しい世界の童話シリーズ)」を読んでいました。

懐かしいですね~。私も子供の頃、夢中になって読みました!大好きな本です。

自分の意思や時間や本人の都合なんか全く関係なく(笑)、ティースプーンくらいの大きさに小さくなってしまう、スプーンおばさん。元の人間の大きさに戻るのも本人の意思とは全く関係ありません(笑)。

ノルウェーの作家が書いた、大らかで自然溢れるお話です。

いきなり小さくなってしまっても、冷静に(?)、あっけらかんと乗り切ってしまうおばさん。いろんなものを味方につけ、知恵を使って物事を解決していく様子に、思わず笑ってしまった記憶があります。

このおばさん、はっきり言って普通のおばさんですし、普通のおばさんらしく、欲も不満も持っている人です。良く出来た人って訳じゃないのですが、私はそんな人間臭いおばさんが好きです(笑)。私も欲や不満、ありますから。だから、おばさんに親しみを覚えてしまうのかもしれません。

おばさんの旦那さんも、なかなか味のある人物です(笑)。この旦那さんの言動にも笑わされます。ただ、おばさんの方が、旦那さんよりもいろんな意味で上手かもしれませんね~。

この本は、そんなおばさんの小さな(場合によっては大きな!?)冒険のお話をいくつか集めた、短編集といったところですね。子供が読みやすいタイプだと思います。

このシリーズは、他にも出ています。気に入った娘は、そちらも読みたがっていますのでぜひ読ませてあげたいものです。私も久しぶりに読みたいですから(笑)

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