久しぶりに…29
「今昔物語」は、あまりにも膨大で…。
一日のブログで、どう書けばいいか思いつかなかったので、今まで敢えて取り上げませんでした。
でも、とりあえず、自分の好きな話(若しくは印象の強い話)を取り上げて、書いてみたいと思います。ちなみに、明日以降も取り上げる可能性がありますが(笑)。
とは言え、どれを取り上げるか悩みますね~。記憶が曖昧になっている話もありますし…。なので、近いうちに、もう一度読み直してみたいとは思っています。「今昔物語」を全て網羅しているわけではありませんし…。いい機会かもしれませんね。
今回は、「北山の犬が人を妻とする話」。
北山の辺りに遊びに行った男性が道に迷い、小さな庵に迷い込みます。
そこに住んでいた若い女性の夫が大きな犬。読んでみると分かりますが、ただの犬では無いようです…。
と、ここまで書けば、よくある「妖怪」(?)の話だと思ってしまうかもしれません。
でも、このお話の本質は、他のところにあります。
結末まで書くわけにはいきませんが、「相手の話はきちんと聞くべき」とか、「約束は守るべき」とか、「口は災いの元」とか…。いろんな事を感じ取る事ができる話だと思います。
更に言えば…人間は、「自然を甘く見すぎ」であり、「人間は、自分たち以外の領分に踏み込もうとしすぎ」ではないかと…。私は、そう感じました。
今の世の中、こういう人が多いのでは無いでしょうか…。
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コメント
震旦偏と天竺偏まで読んだ人は、私の他には、あまりいないと思います。
震旦と天竺まで行ったとなるともう稀少価値でしょう?
学生時代は、今昔物語は「女性差別の文学」と教えられましたが、さにあらず・・庶民のおかみさんは、なかなか強かですよね?
そして今昔とある様に細かいシュチエーションさえ変えれば現代にも通じるお話が、多いのでは?
投稿: 鵺娘 | 2007年11月28日 (水) 18時27分
こんばんは~!
今昔物語という名前だけは知っていましたが、
意外とファンタジーな話なのですね?
その話は有名なのでしょうか?
どうもどこかで読んだ事があるような気がします。
何もかもあやふやでいい加減ですが^^;
さて・・・ロクな事が書けそうにないので、動画の紹介ですw
http://www.youtube.com/watch?v=Sm0kbjhuuYQ
爆笑とまではいかないかもしれませんが、
ニヤリと笑えますよ^^
最近、体力以外のところで色々と問題があって、
ちょびっとばかりしんどいです^^;
仕事はたくさんあるけど今日は休養にあてました^^
投稿: はなび | 2007年12月 1日 (土) 20時00分
>鵺娘さん
>震旦偏と天竺偏まで読んだ人は、私の他には、あまりいないと思います。
ちなみに、私も読んでいません(笑)。凄いですね。
でも、いつかはーなんて思っています。
長編やいろんなお話が集められた本に出会うと、
「これを制覇(?)したい!」なんて気持ちが起こってしまうー
本が好きな鵺娘さんなら、分かっていただけると思います。
今昔物語が「女性差別の文学」だと言う方々の考えは理解できません!!
投稿: リーヴル | 2007年12月 5日 (水) 09時58分
>はなびさん
今回のお話は、どこかで読んだ可能性があると思いますよ。
割と、有名だと思います。
後は、「今昔物語」だと知らずに読んだ可能性も考えられますね。
「○○話集」なんて本の中に、今昔物語から拾った
お話が入っている事がありますし…。
>フラッシュ
結構、笑ってしまいました。
いろんなネタが仕込んでありましたし…。
いろんな事への突っ込みがウケました(笑)。
お体は大丈夫ですか?
急に寒くなったような気がします。
気をつけてくださいね!
投稿: リーヴル | 2007年12月 5日 (水) 10時06分