久しぶりに…29
「今昔物語」は、あまりにも膨大で…。
一日のブログで、どう書けばいいか思いつかなかったので、今まで敢えて取り上げませんでした。
でも、とりあえず、自分の好きな話(若しくは印象の強い話)を取り上げて、書いてみたいと思います。ちなみに、明日以降も取り上げる可能性がありますが(笑)。
とは言え、どれを取り上げるか悩みますね~。記憶が曖昧になっている話もありますし…。なので、近いうちに、もう一度読み直してみたいとは思っています。「今昔物語」を全て網羅しているわけではありませんし…。いい機会かもしれませんね。
今回は、「北山の犬が人を妻とする話」。
北山の辺りに遊びに行った男性が道に迷い、小さな庵に迷い込みます。
そこに住んでいた若い女性の夫が大きな犬。読んでみると分かりますが、ただの犬では無いようです…。
と、ここまで書けば、よくある「妖怪」(?)の話だと思ってしまうかもしれません。
でも、このお話の本質は、他のところにあります。
結末まで書くわけにはいきませんが、「相手の話はきちんと聞くべき」とか、「約束は守るべき」とか、「口は災いの元」とか…。いろんな事を感じ取る事ができる話だと思います。
更に言えば…人間は、「自然を甘く見すぎ」であり、「人間は、自分たち以外の領分に踏み込もうとしすぎ」ではないかと…。私は、そう感じました。
今の世の中、こういう人が多いのでは無いでしょうか…。
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