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2007年9月28日 (金)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!209

動物好きな娘は、動物が主人公の本を好みます。

「これ、面白いよ~」なんて薦めてあげることもありますが、基本的には、本人が好きな本を選んでいます。

で、やはり絵に惹かれて(笑)、「ねこのタビサ」を選んできました。

確かに、写実的な絵がとても綺麗で、絵のネコに触りたくなるくらいです。

タビサというメスのネコが、このお話の主人公。お父さんは、強くて逞しい(でも、人間と上手くやっていく事が苦手な)野良ネコのデカシッポ、おかあさんはタミーというとても美しいネコです。

タビサが生まれてまもなく、タミーは車に轢かれて死んでしまいます。一方、タビサは、親切な家に引き取られ、大切に育てられます。

ネコ同士の争いや確執、家に飼われているネコだからこそ出てくる悩み…。

ネコのお話ですが、何となく、人間社会を思わせます。

タビサは、大きくなるにつれ、いろんな事を知りますし、いろんな経験もします。

タビサの飼い猫らしい、我儘な部分も見えます(笑)が、ネコは、人間の事を、こんな風に見ているのでしょうか?だから、こんな感情が生まれるのでしょうか?

可愛らしいのは、時々現れる、見知らぬネコに怯えたり、その相手を威嚇しようと懸命になるところ。ま、このネコの正体は、後で判明します(タビサも理解?します)が…。

お話の終わり方は、少し、中途半端な気がします。続きが書けそうな感じですね。でも、それなりに、面白い本でした。

それにしても、人間と動物の付き合いは難しいですね。人間は、「癒し」を求めて動物を飼う事が多いと言いますが、それはもしかしたら、動物にとっては迷惑な事なのでは?なんて思う事もあります…。

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2007年9月19日 (水)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!208

またまた、久しぶりの投稿になってしまいました。申し訳ありません…。いつになったら落ち着くのか?私自身も困っている状況です。お許しください!

「こわい話」とつく本を見つけると、ついつい読んでしまう(笑)私の娘。この熱は、一体、いつ冷めるのやら!?

先日は、「さいごまで読めない世界のこわい話 (特装版どきどきわくわくシリーズ) 」を読んでおりました。

私は、少々軽薄そうに見える(!? 笑)表紙で、思わず引いてしまいましたが…。

でも、「私が読んだ本は、読んで欲しい~」なんて態度の娘を見ると、「じゃ、私も読んでみようかな?」なんて思ってしまいます(笑)。

軽薄そうな表紙(あくまでも私の個人的な意見です)ですが、私が過去の読んだ事がある、比較的有名な童話・昔話も収められていました。

グリム童話で取り上げられている「青ひげ」や「七人先のおやじさま」(私はこのお話が好きです)、一度も読んだ事の無い「死人のミサ」などなど。

中国、北欧、ロシアなど、いろんな国のお話が七話収められています。

確かに、怖い!と感じられるお話が多いのですが…。

「七人先のおやじさま」も怖いお話!?

私はそうは思わないんですが…。確かに、挿絵は怖さを感じるように描かれていました(笑)。でも、お話自体はー怖くないです。それとも、私がそう思うだけ!?

ま、でも、結構面白い本だと思います。

子供も喜んでいましたので、良いのかな、なんて…。

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2007年9月 5日 (水)

久しぶりに…27

タイトルどおり、本当に久しぶりの投稿になってしまいました。

毎日ここへ来て下さっている皆様、申し訳ありませんでした。心よりお詫び申し上げます。9月に入りましたので、また、頑張って書いていきたいと思います!

久しぶりに読んだわけではないのですが、久しぶりに思い出した本がありまして…。

ドストエフスキーの「二重人格 (岩波文庫)」です。

ドストエフスキーの他の作品と比べると、これはあまり評価が高くないようですが、私は好きです。

確かに、反復表現(例えば、主人公が話をしている相手の名前を何度も呼ぶところ)が少々くどかったり、核心部分が出てくるまでが長く感じたりしますが。

でも、そんな部分があっても、私はこの作品が好きです。

小心者で、引っ込み思案で、家柄も才能も無い、小役人の主人公、ゴリャートキン。そんな状況にも関わらず、野心が人一倍強く、栄達を望んでいる…。

そんなゴリャートキンが、自分自身の分身かと思われるほど瓜二つのもう一人のゴリャートキンに出会ってから、全てが少しずつ狂い始めていく…。

新たに現れたゴリャートキンは、主人公が望むものを持ち合わせ、なおかつ、主人公が欲しいと思っているものを次々と手に入れていく。一方のゴリャートキン本人は、逆に…。

これは、ゴリャートキン自身の幻影なのか、それとも現実なのかー。読んでいるほうも、解釈に悩みます。読む人によって、違うものでしょう。

読み進めているうちに、ゴリャートキンの作り出す幻影とも現実ともつかない世界にどんどん引きずり込まれていき、続きが気になってしまいます。

前半部分の冗長さを忘れてしまうほどですね。最後まで一気に読んでしまいました。

現実や、自分の内面から目をそらし続けたゴリャートキン…。私にもそんなところがあります。自分の内面や言動を見直した時、少々、ゾッとしました…。

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