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2007年8月14日 (火)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!207

題名に惹かれてしまう本、ってありますよね。

今回、私が題名と絵に惹かれてしまったのが、「火よう日のごちそうはひきがえる (児童図書館・文学の部屋―ひきがえるとんだ大冒険シリーズ)」。

なんとも突飛な題名です(笑)。

この本はシリーズになっているようで、他にも何冊かあります。他のものも読んでみたいですね。

ひきがえるのウォートンとモートンの兄弟は、土の中の居心地のいい家に住んでいました。ウォートンは掃除が得意。モートンは料理が得意で、仲良く暮らしていました。

ある冬の日、モートンの作った砂糖菓子が気に入ったウォートンは、それをトゥーリアおばさんに届けてあげたいと言い出します。でも、今は雪に埋もれた寒い冬。外に出るなんてとんでも無い事。モートンは反対しますが、ウォートンは名案を思いつきます。

完全な準備で出かけていくウォートンでしたが、途中、恐ろしいミミズクに捕まり、連れ去られてしまいます。ミミズクは、火曜日の自分の誕生日のご馳走に、ウォートンを食べると言うのです。

食べられたくないウォートンは、いろんな方法を試みるのですがー。

頭の良くて、優しくてお人よし(?)のウォートン。読んでいるほうもドキドキしますが、明るくて前向きなウォートンに癒されます。

これは、ぶっきらぼうで怖そうに見えるミミズクも同じかもしれませんね。少しずつ、変化が見られますが、ミミズクはそんな自分になかなか気がつきませんし、あくまでも「ヒキガエルは火曜日に食べる!」と言い張ります。

なりゆきが気になってしまい、一気に読んでしまいます。これは、子供も同じでした(笑)。

楽しくて、何だかホッとするお話です。

絵もかわいらしくて(でも、結構写実的)、このお話に合っています。

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2007年8月13日 (月)

久しぶりに…26

明治初期に日本に滞在していたイギリス人、ゴードン・スミス。名前をお聞きになった事がある方も多いかもしれませんね。

彼も小泉八雲と同じように日本に魅せられ、日本の当時の世相や風俗、慣習を日記に書き留めました。その量は膨大。貴重な資料だと言われています。

また、日本の民間伝承にも関心が深く、怪談・奇談も収集しました。

その膨大な怪談・奇談のいくつかを取り上げたのが、「ゴードン・スミスの日本怪談集 (怪BOOKS)」です。

これらは、日本各地での口伝えによるもの。

そのせいか、文章としてはあまり完成度が高くないのですが、興味深く、面白いです。挿絵も美しく(この本にももちろん掲載されています)、それだけでも十分楽しめます。

北海道、沖縄、四国などなど。いろんな土地のいろんな話が出ていますし、私自身、見かけたことのないお話が多かったです。有名な歴史上の人物が登場するお話もあります。

日本らしい、おどろおどろしい雰囲気が漂うお話も多いですね。それにしても、民間伝承のお話の方が、より、迫力?を感じるのは私だけでしょうか。

ただの「怪談集」では片付けられないものではないでしょうか。これは、「ゴードン・スミスの飽くなき好奇心」によって生まれた、貴重な資料でもあるようです。

小泉八雲がお好きな方も楽しめると思います。

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2007年8月10日 (金)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!206

なぜか、今年の夏休みは、子供に(それ以外の事にも)振り回されています(笑)。

子供は楽しそうですが、私は少々大変です(汗)。

夏休みと言う事で、子供はいろんな本を楽しんで読んでいます。「本を読む」事が楽しみの一つになったのは、間違いないようです。

今回、娘も私も、かわいらしい絵と題名に惹かれてしまったのが、「おひさまホテル」。

二人とも初めて読む本ですが、このお話は、ドイツで長い間読みつがれてきたようです。

題名の通り楽しい本ですし、ドイツの四季折々の美しさが、優しく、柔らく、そして丁寧に書かれています。

「野原」という言葉になぜか懐かしさを覚えますし、「そこには、どんな動物たちが住んでいるのかな?」なんて、思わず想像してしまいます。

そんな野原に住む、小人のトリー。

初夏のある日、トリーはこの野原に「おひさまホテル」をオープンしました。

レストランもある、素敵なホテル。野原に住む動物たちがお祝いに駆けつけ、みんなで楽しみます。

いろんなお客様がやってきて、トリーは大忙し。でも、そんなホテルに乱暴者のテンがやってきますー。

夢のある、空想のお話ですが、実際の自然の厳しさや美しさ、生き方の違う動物たち同士のトラブルや考え方などが書かれていて、どこか現実を見ているような気にさせられる本です。

とは言え、かわいらしい、美しい絵と、夢のあるお話でワクワクするのは事実。大人もかなり楽しめます♪

子供の頃の空想の世界を思い出させてくれる、素敵な本です。

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