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2007年7月31日 (火)

久しぶりに…25

以前から気になっていた「中南米伝説の旅―太陽の息子たち」を読みました。

かなり忙しいので、睡眠時間を削って(笑)、何日かかけて読みました。

中南米のこういったお話を読む機会は、あまりありませんでした。なので、新鮮でしたし、楽しかったです。

ヨーロッパや中国などと比べて、やはり、独特の雰囲気と文化が感じられました。自然環境もそうですね。

お話で取り上げられている時代は、スペインのインカ征服の頃が一番多いです。そして、様々な国のお話が取り上げられています。キューバやメキシコ、マヤ、インカなどなど…。

確かに一度は耳にした事のある国名、テレビなどで目にした事のある国かもしれませんが、私自身、中南米の国々に関しては、まだまだ知識が乏しいと感じました。

伝説、言い伝え、昔話などなど…。知っているお話が少ないですし、なぜか出会えていません。日本国内で出版されている数も少ないのでしょうか。

私は、中南米にはとても興味がありますし、関連する書物(例えば、遺跡関連の本、昔の中南米の人たちが持っていたとされる医療技術等)も興味を惹かれて、いくつか読んだ事があります。

たくさんのお話が収められていますが、私が一番好きなお話は、「アンセルモ修道士のさそり」。

お金も友人も妻も地位も無くした男が、縋りつくように、アンセルモ修道士を訊ねます。この修道士は、男にあるものを授けます。そして、男の運命は…というお話。

少々、疲れていた私には(笑)、良い癒しとなるお話でした。

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2007年7月26日 (木)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!205

懐かしい本を娘が読んでいました。

アンデルセンの「絵のない絵本 (アンデルセンの絵本)」です。

私は、この本をいつ頃読んだのか…。記憶が定かではありません。でも、何度も(いろんな種類)読みました。

アンデルセンの本の中でも、特に想像力をかき立てられるお話であることは間違いないですね。いろんな国を見てきた月が、屋根裏に住む貧しい画家に毎夜、その様子や出来事を語っていくというもの。

有名なので、敢えて説明するまでも無いでしょうが…。

いわゆる、短編集です。

当時のいろんな国の情景や、人々の暮らしぶりなどが書かれていて、とても興味深いです。子供に読み聞かせしてあげるのにも良いかもしれませんね。

本当にいろんな種類のお話(33話)がありますので、「自分のお気に入り」といったお話も出てくるかと思います。

個人的な意見ですが、どのお話にも共通して言えるのは、「静か」であること。これは、月が語っているから、なおさら、そう感じるのでしょうか。久しぶりに私も読み直したのですが(この本はなぜか夜に読みたくなるので、夜に 笑)、静かな落ち着いた気持ちになりました…。

大人になってから読み返すと、「比較的楽しいお話」だと思い込んでいたものも、実は、「裏に隠された悲しみ」みたいなものを感じてしまったりします。また、その逆の場合もあります。

同じ本を読んでいるはずなのに…。本と言うのは、捉え方が変わっていくものですね。面白いです。

娘がこの本をもう一度読むのは、いつになるのかな?

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2007年7月20日 (金)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!204

ふと思い出した本があるので、その本について書いてみたいと思います。

くるみ割り人形」は大好きなお話の一つです。でもなぜか、ここのところ、このお話を思い出す事がなかったですね~(笑)。

有名なお話ですし、チャイコフスキーのバレエを見たり曲を聴いたりした方も多いかと思います。

クリスマスのプレゼントの中に、奇妙なお人形を貰った女の子、マリー。それは、くるみを割る事ができるお人形でした。

あまりかわいくない(という表現をされていますが)のですが、なぜか気に入ったマリーはさっそくくるみを割ってみますが、お兄さんに乱暴な扱いをされ、壊されてしまいます。

くるみ割り人形を本気で心配し、悲しむマリー。

その夜、不思議な事が起きるのですがー。

私も、子供の頃、夜中に人形が動き回ったり、おしゃべりをするのでは?なんて思っていた頃があります。私の娘もそうでしたね。そう信じていた方、多いのでは??

「人形が人が寝静まった夜中に動き回る」というお話が多いのは、やっぱり、そんな子供の夢があったからこそ、生まれたものではないかと考えています。

ただ、この「くるみ割り人形」のお話は、そんな子供が持つ夢だけでは終わらないお話だと思っています。「世の中の縮図だとか風刺的要素が隠れている」、というのが私の個人的な意見です。大人も読むべきものなのでしょうか。

そういえば、私はこのお話のおかげで、「くるみ割り」と「くるみ」が大好きです(笑)。

くるみを割る事ができるお人形はさすがに手に入れる事ができませんでしたが(当時の日本に存在していたのかな?)、欲しかったですね~。

くるみは今も大好きな食べ物のひとつです。

読んだ本の中に出てくるものに憧れ、好きになってしまうなんて事は、誰にでもあるのではないかと思っていますが、いかがでしょうか?

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2007年7月17日 (火)

久しぶりに…24

少々、マニアック!?な、民話集を見つけたので、読みました。

世界の妖怪たち」という題名からして、私の興味を大いに惹きました(笑)。

この本は、妖怪という言葉にとらわれず、世界中の不思議な話の数々を集めています。「妖怪」というのは、想像通り、国や地域によってかなり線引きが違うそうです。

例えば、幽霊はどうか、鬼や精霊、妖精や小人はどうか…などなど。

なので、私の印象としては、「妖怪の民話集」と言うより、「世界の不思議な民話集」といったところです。

いろんな国のお話が取り上げられていて、なかなか面白いです。ヨーロッパの国々、中国、インド、南米諸国、ロシア、アイヌ…。

いろんな土地の言い伝えや体験談(!?)を取り上げているものが多く、文章としては、かなり粗いものがたくさんあります。でも、いかにも、「その土地に伝わっている、人から聞いたお話」という感じがして、私は楽しかったですし、そういう形は好きです。

あまり読んだ事がない、聞いた事がないお話がたくさんありましたが、「あれ?これは、私の知っているお話の元になっているかも!?」なんてお話もありました。

途中、「コラム」として、「中国の妖怪」とか、「アイルランドの妖精たち」なんてものもいくつか挿入されていて、興味はつきません。

大人が楽しむ本ではありますが、お子さんに読んであげてもいいかもしれないですね。

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2007年7月12日 (木)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!203

本業が多忙を極めていて、ブログがお休みがちになっております。

毎日来て下さっている皆様、申し訳ありません。来週中には落ち着くと思われますので、お許しください!

子供には、いろんな種類の本を読んで欲しいと思っています。

自分自身で興味をおぼえたものはもちろんですが、「この本は読んでおいて欲しい。」なんて親が思っている本も、できるだけ読んで欲しいです。

でも、強制はしません!そのうち、自分で興味を持つようになる可能性もありますから。実際、私自身がそうでしたし。

たまたま見つけた「小公子」を娘に見せたところ、「小公女じゃないの?(小公女はすでに一度読んでいます)違うお話なの??」

というわけで、作者が同じである事、全く違うお話であることを説明しました。

更に、娘が気に入っている「秘密の花園」も同じ作者であると教えたところ、「じゃ、読んでみようかな~。」と。

多少、興味を持ってくれたようです。

私も一通り目を通しましたが、小学校低学年の子供が対象となっているようで、いろんな部分が省略されていました。

ま、これは、仕方が無いかもしれませんね。もう少し詳細に書かれていても、理解できないかもしれませんし…。ただ、絵が多く、比較的読みやすい文章になっていましたので、このお話自体に、子供は興味を持つようになってくれると思います。

で、後々、「もっと詳しいものをー」なんて思ってくれれば良いです。

有名なお話なので内容は書きませんが…。

実は小学生の頃、このお話に出てくる「ドリンコート伯爵をどう思うか?」と友人と話した事があります。

ちなみに、私は好きです(笑)。

ケチで、自分の事しか考えていなくて、人を信用していなくて、自分の先入観でのみ人を判断してしまうー。

そんな人ですが(もちろん、後で変わっていきますが)、かなり深い理由があったから、そうならざるを得なかったのでは?などと子供心に思ったのです。本当は、そんな人ではないかも…なんて。

さて、娘はどう感じたのでしょう??

まだ聞いていません。

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2007年7月 6日 (金)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!202

自然界に生きる、動物や昆虫、魚などは、厳しい世界で生きていると言えるのではないかと思います。

弱肉強食、なんてよく言いますよね。

食べたり、食べられたり…。残酷なように見えるかもしれませんが、みんな生きていくために一生懸命なのです。

この現実を、子供にきちんと教える必要がある!私はそう思っています。

娘が、「ライギョのきゅうしょく」を読んでいたのですが、この本、題名からは想像がつかない(想像がつく方がいらっしゃるかもしれませんが)ような、少々、重苦しい気持ちになる部分がある本です。

池の真ん中に島がある、ドーナツ池には、いろんな魚が住んでいます。

ライギョとタナゴは、今日から小学生。一緒に学校へと向かいます。

体の大きさはずいぶん違う2匹ですが、とても仲良し。小学校では、魚ごとにクラスが違うようで、タナゴは少々不安を感じているようです。

大きな体のライギョのクラスは3匹。みんな大きいので、教室(と言っても、岩穴ですが)が狭くなり、大変です。一方のタナゴのクラスは、教室が水草の森にあります。

休み時間にタナゴが心配で、会いに行ったライギョ。クラスによって、授業内容が違う事を知ります。

ライギョのクラスは、ほとんどが「給食の食べ方」。タナゴのクラスは、ほとんどが「かくれんぼのやりかた」。

2匹は、次第に、自分たちが生きていく際に必要な事や、現実を知る事となるのです…。

生きていくために、獲物を捕らえなければならない。生きていくために、大きな魚から逃れ、隠れなければならない…。

両極端の2匹ですが、ライギョもタナゴも、これをどう捉え、どう考えたのでしょうが…。

こういう自然界の掟は、子供にも教えてあげなければならない事。事実を教える事で、「生き物を大切に思う気持ち」ができあがっていくのではないか…と、私は思っています。

この本は、そういった事実を優しい目で、そして、子供にも分かりやすく書いています。

大人も読んだほうが良いー。私はそう感じました。

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2007年7月 3日 (火)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!201

いわゆる、定番の童話というのは、いろいろな種類が出ていますよね。

外国のお話だと、いろんな方が翻訳し、いろんな国の方が絵を描く…。

「このお話は知っている!」場合でも、私は見かけたことのない表紙の絵本は、必ず覗いてみる事にしています。

私の個人的な意見ですが、こういった定番の童話の絵本の場合、やはり選ぶ基準は「絵」になる場合が多いのではないかと思います。

はだかの王さま」は、本当に有名なお話。

「読んだ事なんて無い!」とおっしゃる方はほとんどいないのでは?

なので、今更、あらすじは書きませんが(笑)…。

このお話、他の童話と同様に、本によって、終わり方(結末)が微妙に違いますね。

今回取り上げたこの本は、私があまり見かけたことのない終わり方でした…。もちろん、ここでは、どういう結末かは書けませんが…。

そうですね。敢えて言うなら、「王様の体裁(正しくないかもしれませんが)というものに的を絞った終わり方」でしょうか…。あ、でも、これがこの本の結末に関しての、正しい表現だというわけではないです(笑)。

「はだかの王さま」は何冊か読みましたが、今回の絵本は、かなり気に入っています。

『ちいさいおうち』や『いたずらきかんしゃちゅうちゅう』の作者、バージニア・リー・バートンの手による絵本で、絵がとても美しいです。

細かく丁寧に描かれた絵なので、読み直すたびに新しい発見があります。私の好きなパターンの絵ですね(笑)。

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