子供を本好きにするには大人が楽しむ!200
私が子供の頃に読んでいた本は、全てでは無いのですが、実家に大切に保管されています。うちの母も私と同じで、「本を捨てるなんてもったいない!!」と考えるような人です(笑)。
もちろん、「この本が、孫に受け継がれればいいな~」なんて事も、思っていたようですが…。
そんな娘は、実家の私の本を見ては、喜んでいます(笑)。
で、とても気に入った本があれば、こちらに持ち帰っています(爆)。もちろん、元々は私の本なので、何の問題もありませんが…。逆に、嬉しかったりもします。
「いたずら小おに」は、特に気に入った本の中の一冊のようです。
私も大好きでした!!何度読んだ事か!!今は、もう、本屋さんで見かけることはありませんが…。
とても楽しくて、読んでいる最中に笑ってしまう場面の多い本ですが、言う事を聞かない駄々っ子や(笑)、泣き虫の子は、思わず自分自身を見直してしまうーそんな本かもしれませんね。
いたずら小おにのイヒッチェクは、笑いを食べて生きている小おに。
とても小さくて、針のように細い体をしています。髪の毛の中に隠れてしまえば、誰にも見つかる事はありません。が、大笑いをすると、えんどう豆のようにお腹が膨れ上がります。
そうです。笑いで、「満腹」になるのです。
笑いを食べて生きているだけに、「面白い騒動」を起こす子供が大好き。しかも、騒動を大きくするために、短気な子には、ますます怒らせる言葉を、泣き虫の子なら、ますます、その子が泣くように仕向け、大笑いをしています。
当然、イヒッチェクに気に入られてしまった子の家では、騒動が絶えず…。
でも、この本は、イヒッチェクの悪行(!?)だけを書いているわけではありません。イヒッチェクに出会うことにより、子供がどう変化していくのか?どう欠点を直していくのか?という点も注目すべきです。
でも、こういう難しいところも、決して押し付けがましく、お説教臭く、書いていない点が、この本の良い所だと私は思っています。
親から叱られる事が多い子供は、逆に、こういう本の方が自分自身を見つめる機会ができるのでは?なんて、勝手な事を考えたりもしています。
ちなみにうちにあるこの本、親子2代で何度も読み返していますので、かなりボロボロです(笑)。
*ランキングサイトに参加しています。いつもクリックありがとうございます。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
お母様は、子供の時の絵や作文、工作などを取って置いてくれましたか?
成績票なんかは、どうなっていますか?
もしも子供に見られたら?
和箪笥の 扉の中に 秘密持つ
父の昔を 訪ねて見るや
家では、お母さんの言いなりのお父さん。
不甲斐ないお父さんが、大嫌いだった少女は、ある日お父さんが箪笥の中に隠している成績票を見つけてしまいます。
タイムスリップをした少女は、お父さんの通っていた小学校に転校生として現れます。
(勿論、科学的にはありえないのですが)
<中略>
昔、書いたお話ですが、オチは、「お父さんが、お母さんと結婚したのは、初恋の少女と似ていたから!」と言うモノです。
今、お子さんの作品は、取ってあげていますか?
私は、すべて捨てられてしまったのが悔しい!
投稿: 鵺娘 | 2007年6月29日 (金) 21時31分
こんばんは~!
かなり忙しそうですね?^^;
最近少し暑くなってきましたから、体調にはお気をつけください・・。
今日の本も名前だけは知っているような気がします。
・・いつもこんなパターンですみません^^;
親から子へ、子から孫へ・・・家宝みたいですねw
物を大切にするというのは良い事だと思います。
俺はいらないと思うと何でも捨てたくなる性質で、
今まで何度も後悔していますw
たぶん馬鹿ですw
今週は天気が悪いみたいだしちょこちょこと用があるのですが、
来週あたりは釣りに行きたいもんだな~・・と思ってますw
投稿: はなび | 2007年6月29日 (金) 22時07分
>鵺娘さん
>お母様は、子供の時の絵や作文、工作などを取って置いてくれましたか?
>成績票なんかは、どうなっていますか?
全てではありませんが、箱に入れて保管しているようです(笑)。
なので、私も、娘の工作や絵、作文を同じように保管しています。
不思議と捨てる気にはならないのですよ…。
>私は、すべて捨てられてしまったのが悔しい!
こういうお母様のお話は本当に辛いですね!
昔鵺娘さんが書いたお話なんかも、捨てられてしまったものが
あるのでしょうか…。
投稿: リーヴル | 2007年7月 3日 (火) 09時16分
>はなびさん
このお話、ご存知の可能性はあるかと思います。
私と比較的年代的には近いような気がしますし(笑)。
あ、違っていたら失礼しました!
本は、どんなに古くなっても、ボロボロになっても
大切に受け継がれていくべきだと思っています。
ちなみに、私は祖父が愛読していた日本の歴史の本(全部で50冊くらいの
全集)を受け継ぎました!
今は実家で預かってもらっていますが、いずれ、こちらに
持ってくる予定です!!
いつもお気遣い、ありがとうございます!!
投稿: リーヴル | 2007年7月 3日 (火) 09時18分