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2007年5月25日 (金)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!195

チョコレートが好きなお子さんは多いですね。うちの娘も、もちろん好きです。

私も好きですが…甘すぎるのは嫌ですね~。苦味が強いくらいのものが好きです。

でも、甘党ではありません(笑)。

アメリカで、長く読みつがれてきた(30年ほど前に出版されたそうです)という、「チョコレート病になっちゃった!?」。

このお話に出てくる、ヘンリー君も、チョコレートが大好きな男の子です。

でも、半端じゃないですね~。朝からチョコレートの入ったもののオンパレード。チョコレートが好きな私でも、読んでいるうちに、食べたくなくなりました(笑)。

一日中、チョコレートを食べてばかりいるヘンリー君。両親は、別に止めようともせず、チョコレートをたくさん買い与えています…。これってどうなんでしょうね??

確かに、ヘンリー君の体はどこも悪くなく、体もちゃんと成長しています。問題が無いといえば無い状態だったのですが、ある朝、ヘンリー君は体の異変に気がつきます。

そして、とうとう学校で、誰の目にも明らかな異変がヘンリー君に現れるのです。病院へ連れて行かれるヘンリー君。そこで、お医者さんが言った言葉はー。

実際には、ありえない事です(笑)。でも、「好きなものだけ食べていても良いの!?」なんて、子供が思ってしまうーそんなお話ではあります。

私も、子供の頃、「好きなものだけ食べていられれば~。」なんて思った事があります(笑)。でも、それを実感するのは、もっと大人になってからですよね?

でも、この本は、それだけを書いてあるわけではありません。妙な病気になってしまったヘンリー君は、彼なりに悩み、「このままだと~」と考え、ある行動を取ります。

でも、まだまだ子供のヘンリー君には、限界があります。そんなヘンリー君を助けてくれる大人がいて、ヘンリー君は、いろいろな大切な事に気がついていきます。

思わず笑ってしまうような場面の多い本ですが、人の暖かさも感じられるーそんな本でした。子供は、こういう本が好きなのでは!?

大人はー読んだ人によって、意見が異なるかもしれませんね。私は、好きですが…。

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2007年5月23日 (水)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!194

浜田 廣介さんの絵本はいろいろ読みましたが…。

りゅうのめのなみだ」については、まだ取り上げていませんでしたね。

最近、娘専用に購入してあげました。

私にとっては、忘れがたい絵本ですが、娘にとってもやはり、忘れがたい絵本になりそうです。

浜田 廣介さんの絵本の中でも、このお話はかなり有名なので、一度は読まれた方が多いのではないかと思います。有名なお話ですから、ここでは、敢えてあらすじを書く事は控えます。

「りゅう」という空想上の生き物を取り上げていますが、この絵本のりゅうに関して言えば、「実際に存在しているのかな?」なんて錯覚を起こしてしまうくらい、鮮やかで、それでいて、悲しいりゅうの姿を見事に描写している…そう感じています。

確かに、「りゅう」の見た目は恐ろしく、子供は怖がってしまうでしょう。でも、本当にその内面までもが恐ろしいのでしょうか?人が勝手に作り上げたイメージでは?

「りゅう」は空想の生き物ではありますが、「外見だけで人(動物もそうですが)を判断してはならない!!」ー。私はそう思っています。

この絵本に登場する大人たちもご他聞に漏れず、「あそこに住むりゅうは恐ろしい。」とか「言う事を聞かないとりゅうがー。」などと言い、子供たちに自分たちが勝手に作り上げたイメージを植えつけていきます。

でも、この絵本には、「りゅう」を恐れない子供が登場します。

「りゅうが可哀想」と心から涙を流し、周囲のどんな言葉にも惑わされず行動を起こす…。素直で純粋で、勇気があるーこんな人間が世の中にどれだけ存在するのでしょうか?

大人にだって、こういう人は、なかなかいないものです。それとも、大人だからダメ??子供だからこそ、こういう気持ちを持っていられた?

娘のために購入した絵本ではありますが、改めて考える事が多い絵本だと気がつきました。

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2007年5月17日 (木)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!193

子供が生まれると、いろんな心配事がでてきます。

いたずらをして怪我をしないか、危ない目に遭わないか、迷子になったりしないか、人に迷惑をかけていないか、などなど…。

でも、これは、動物のお母さんにも言えることのようですね。犬や猫、鳥なんかが子供を気遣っている姿をテレビなんかでもよく見かけます…。

ちびねこチョビ」も、そんな子供を心配する母ネコと、そのやんちゃな子猫の様子を書いたお話です。

飼い猫のメメは子猫を3びき生みました。サビ、トビと男の子(この本では擬人化してそう書いてあります)が2ひき、チョビは女の子です。

チョビは一番小さいのに、一番たくさん食べます。おまけにやんちゃで、言う事を聞かなくて…。母親のメメは、「お母さんになると、いそがしいんだ、心配がいっぱいなんだ。」と感じます。

好奇心の赴くままに遊びたくてたまらないチョビは、家中をメチャメチャにしてしまい、飼い主の奥さんを怒らせてしまいます。でも、反省する様子の無いチョビは、逃げ出してしまいます。

心配したメメは探しにでかけるのですが…。

私の場合、娘が比較的おとなしく、聞き分けが良かったので、ここまで振り回される事はありませんでした。でも、いろんな心配をしたのは同じです。今もいろんな事で心配しますよ(笑)。

なんて偉そうな事を書いていますが、子供の間は、そんな親の心配が分からないんですよね(笑)。私も親になって気がついた事がたくさんありますし、「酷い子供だったんだ、私…」なんて反省する事もあります。私の娘も、親になって初めて気がつく事が、きっとたくさんあるでしょう!

この本の結末にも、そういった類の事が書かれています!と言ったら、どういう結末か、予想がついてしまいましたか?(笑)

2日続けてネコの本のお話になってしまいました(爆)

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2007年5月16日 (水)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!192

本日紹介する本は、「これはひょっとすると大人のための絵本かもしれないが…」と表紙のカバーに書いてあります。

娘が見つけてきた、「100万回生きたねこ」。以前から読みたかった本だそうです。

私も興味をそそられて読んだのですが…。

結構、重い本です。生きるとか死ぬとか、誰かを大切に思うとか、本当は自分が一番大好きで、一番大切なのだとか…。そういった事を繰り返し、淡々と書いていますが、それだけに、心にずっしりときました。

主人公のとらねこは、題名の通り、「100万回生きた」ねこです。いろんな人の飼い猫となり、いろんな生き方をしてきました。

でも、このとらねこは、いつも「自分の環境」を嫌い、「自分の飼い主」を嫌っていました。自分の事が大好きで、自分の事が大切だったのですー。

でも、飼い主たちは、このとらねこが大好きで、大切にしていて、ねこが死んでしまった時、一日中泣いてしまった人たちばかりでした…。

とらねこが、やっと満足できる状況となったのは、のらねこに生まれてきたとき。いつも立派なとらねことして生まれてきましたが、今回は周りののらねこたちにちやほやされて、良い気分になっています。そして、いつも自慢をするのです。

「おれは、100万回もしんだんだぜ!」

いつもに増して高慢になっているとらねこに見向きもしない、1匹のしろねこがいました。そんなしろねこに対して、とらねこは、他のねこに対するのと同じような態度を取っていたのですが…。

難しい言葉は、全く使っていません。同じような状況を、同じような言葉を繰り返し使って、淡々と話は続いていきます…。それだけに、純粋に、単純に、「本当に大切なものは何?」と考えさせられてしまう本でした。

確かにー子供より、大人の方が惹き込まれてしまう絵本なのかもしれませんね。

子供には、もう少し大きくなった時に、改めて感想を聞いてみたい本でもあります。

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2007年5月14日 (月)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!191

こわ~いお話が好きな私の娘。最近は、そういった類の本を読みたがるようになりました…。これって、良い事なのでしょうか??

ま、でも、「好きなジャンル」ができつつあるのは、良い事なのかな?

娘が、「怪談 小泉八雲のこわーい話〈2〉食人鬼・ムジナ・青柳ものがたり」を読んでおりました。

「子供向けの怪談は、どうなっているのかな?」という興味から、私も読んでみました。

この本に納められているのは、「食人鬼」、「ムジナ」、「青柳ものがたり」の3つ。「ムジナ」は、中学生の頃の英語の教科書で取り上げられていた覚えがあります。なので、この授業を私は楽しめました(笑)。

「食人鬼」、「青柳ものがたり」は、子供向け(小学校高学年くらい?)の本で、初めて読みました。その後、いわゆる大人向けのものも買って読みましたが…。

いずれも、大きな字で、子供に読みやすいような言葉に書き換えてあります。でも、話の内容を変えてはいませんね。ほぼ、同じです。

ここは、私の感想ではなく、娘の感想を少々ー。

「食人鬼」は、流石にぞっとしたようです。子供らしく、「恐くて、気持ち悪い…。」と言っておりましたが、食人鬼となってしまったお坊さんには、少々同情心を持ったようです。

「ムジナ」は、読み終わった後、「ムジナとは、本当は何を指すのか?」を教えてあげたところ、「ええ??」などとびっくりしておりました(笑)。知らなかったんですね~。いい事を教えてあげました!?

「青柳ものがたり」は、「可哀想…」だそうです。怖いお話じゃない、と。それも、「切られてしまった木が可哀想!」だと。

それにしても…。まだまだ、私の娘はボキャブラリー不足(笑)。表現力が不足!?

でも、小泉八雲には興味を持ったようです。

「他にもあるんだよ~」と言うと、「読んでみたい!!」と言っておりましたので。

今度は、もっと面白い、独創的な感想を期待したいものです(笑)。

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2007年5月 9日 (水)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!190

童話やシリアスな本も良いのですが、単純に「笑える」本も私は大好きです。

気楽に読んで、難しい事を考えないで笑える…。

「笑う」というのは、心身にとって、良いそうで…。

なんて、難しい理屈は抜きにして笑ってしまったのが、「あらまっ!」です。

アメリカ生まれの女流作家が書いた絵本。外国の絵本らしい、明るくて楽しげな絵が目を惹きます♪

で、お話の内容ですが…

「??ありえない~~!!」事の連続!でも、子どもに戻って(!?)素直に笑えます。

パトリックが、一人でおばあちゃんの家にお泊りに行きます。

そろそろ寝る時間。おばあちゃんは、「さっさと寝なさい!!」と言います。でも、まだまだ眠りたくない(?)パトリックは、「でもおばあちゃん。ぼくのベットなんてどこにもないよ。」と言い出すのです。

「あらまっ!!!?」と叫んだおばあちゃんは、あわてて庭に走り出て…。

駄々っ子??のパトリックが、いろんな難問を持ち出しますが、その度に、「あらまっ!!!?」と叫んで、何とか解決してしまうおばあちゃん。

ま、実際には、こうはいかないのですが(爆)。でも、パワフルで、パトリックと同じように少々捻くれた部分が見られるおばあちゃんが、何だかかわいいです♪

次々に「でも、おばあちゃん。ぼくの~」と難問を持ち出すパトリック。なかなか、頭の回転が良いようで…。この二人は結構似ている!と私は思ってしまいました。

結末も笑ってしまいます。ここに書けないのが残念です(笑)。

子どもと一緒に大笑いして読むには、とても良い絵本でした♪

楽しかったです。

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2007年5月 7日 (月)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!189

以前も、ご紹介したことがある、「エロール・ル・カイン」が描いた絵本、「白猫」を見つけて読みました。

このお話は、17世紀末のフランスの女流作家、オーノワ夫人が書いたおとぎばなしが原作です。私も子供の頃、ワクワクしながら読んだものです。題名は「しろねこごてん」となっていたような記憶があります。

この原作をエロール・ル・カインが再話したものです。私が子供の頃に読んだ本(絵本ではありませんでした)とは少し違っていますし、絵本向けにお話が少々短くなっていますね。

でも、美しい絵と、おとぎばなしらしい、華麗な描写には思わず引きずり込まれます…。

ある国の3人の王子様(ありがちですね 笑)。王様は、この3人の息子のいずれか一人に位を譲ろうと、様々な難問を持ち出します。

その王様の要求に応えようと、旅に出る3人の王子様。期限は1年後。それぞれ、別の道を行くわけです。さて、王様の望みのものは見つかるのでしょうか?

もちろん、王様の難問はこれっきりじゃないですよ(笑)。一度で済むわけがないです。童話が好きな方はお分かりですよね?

お話の主人公となるのが、末の王子様。この王子様は不思議なお城を見つけます。其処に住んでいたのは、白猫を主とする猫たちだったのです…。

従来の童話やおとぎばなしと比べると、主人公はあまり苦労をしていないような気がします(笑)。とは言え、世間知らずの王子様にとっては、やはりこれが大変な苦労だった、と言う事になってしまうのでしょうか?

ありきたりのおとぎばなし、と言ってしまうとそれまでかもしれませんが、17世紀末、という華やかな時代がお話の中に映し出されていて、歴史を楽しむ事ができます。ありきたりのパターンのお話ですが、私の中では、素直なおとぎばなし!?の分類に入ります。

ま、本の評価や判断は人により異なりますが…(笑)、私はこの絵本が好きです。

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2007年5月 2日 (水)

久しぶりに…21

以前読んだ事がある本で、「子どもに伝えたい昔話と絵本」というのがあります。

この本は、グリム童話やロシアや日本の昔話で、馴染みの深い作品を取り上げ、その世界の特徴や素晴らしさを解説したものです。

ロシアの昔話の「おだんごぱん」(おばあさんが作ったおだんごぱんがコロコロ転がって逃げ出し、最後にはーという、あれです。「パンケーキ」でも似たようなお話がありますよね)、日本の昔話の「夢の橋」(ある貧しい若者が、夢の中に出てきた老人の言うとおり橋の上に立ち続け、「いい話」が聞けるまで待つ、というもの。他の国にもよく似た話がありますね)、グリム童話の「あかずきん」などー。

国は違っても、昔話には似たような特徴があり(例えば3回繰り返す、文体のリズムなど)、この特徴が今と違って(全く違うとは言いませんが)、子どもたちの心を育ててきたーと。

また、昔話や童話を取り上げた絵本に関しては、「絵」もとても大切な要素だというのです。内容をあまり詳しく書くと、この本を読んだ事がない方が、実際に読んだ際に面白味が半減するので、割愛しますが…。

子供の頃に、繰り返し読み聞かせられてきたお話や、自分で読んでいた絵本。自分でも知らないうちに、そんな影響を受けていたんだ~などと、妙に納得する部分も多かったです。

この本の理論を全て受け入れるわけではありませんが、昔話や童話、絵本の素晴らしさを再認識した本でした。

私も自分なりにいろんなお話を読み(翻訳であればできるだけ多くの種類を)、いろんな国のものを比較したり、分析してみたりしましたが、こういった専門家の方の本を読んでみるのも面白い!と考えています。

とは言え、私の場合は「楽しむ」事が第一の目的ですから(笑)、こんな事ばかりを意図しているわけではありません。

もちろん、こういった本の内容が、自分の考えと違う場合もあるのですが、それはそれで良いと思っています。そういった、自分と異なる考えを知ることで、「違う角度から」そのお話を読むことができるかもしれませんから…。

なんか、理屈っぽくなってしまいましたので、本日はこれでー(笑)。

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