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2007年4月18日 (水)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!186

もう春だというのに、なぜか寒い日が続いています。今年は暖冬だったのに…。なので、この寒さは堪えますね…。

久しぶりに宮沢賢治の「水仙月の四日」を読みました。

「水仙月」とはいつなのか?初めて読んだときから、いろいろ調べたり考えたりしました。

「水仙月」という言葉は、宮沢賢治の造語だそうで…。この本の情景から考えると、2月なのかな?というのが私の考えです。でも、北国だと、こういう状況は3月でもありえるのでしょうね。

いつ読んでも、風景の描写の美しい本ですね。私は何度も噛締めるように、ゆっくり読みます。言葉も綺麗ですね。「雪狼(ゆきおいの)」や「雪童子(ゆきわらす)」、「ききょう色の天球」など、お話の内容は別にしても、この言葉を読みたくて、何度も読みました。

赤い毛布にくるまった子供が雪の丘を歩いていて、雪と風に吹き飛ばされてしまう…。もっと雪を降らせ!と言う雪婆んご。でも、優しい雪童子は…。

空想の世界であることは分かっているのですが、何となく「ありそうな事」だと思ってしまうのは私だけでしょうか?このお話にそれだけ引き込まれているせいなのでしょうか。

ただ、私的な意見を言わせていただければ、小さなお子さんにはいろんな意味で難しい本だと思います。ある程度、語彙力がついて、文章の読解力がついてからの方が楽しめる!そう思っています。

宮沢賢治の作品の中でも、私はこのお話が一番好きなのかもしれません。

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コメント

 宮沢賢治木版歌留多 さすがにこれは持っていないでしょう?
 水仙月の四日は、
 「カシオピイア もう水仙が咲き出すぞ
 お前のガラスの水車」
 という部分が、引用されています!

 花巻の賢治記念館に行く時はお弁当のご用意を・・
 多分、1日いても飽きないと思います!
 修学旅行の中学生も来ていましたが、あんまり熱心には、見ていなかった様ですが、あの年頃は気恥ずかしさもあるのカナ?
 ゲーム版「菊花の契り」は丹治役が、女と聞けば興味がわいて来るでしょう?

投稿: 鵺娘 | 2007年4月18日 (水) 14時48分

こんばんは~!
お子さんの風邪の具合はどうでしょうか?
こちらは仕事帰りのトラブルで精神的に疲れていますが、大丈夫な感じです。

宮沢賢治はあまり多くは読んでいないのですが、
結構表現が難しいですね?
言葉は綺麗なのですが、何度も読み返さないと意味が飲み込めない時がありました。
俺にはちょっとレベルが高すぎるようですw

そうそう、無料ゲームで変な動物らしきものを育てるものがありました。
http://www.atgames.jp/atgames/html/welcome/index_barvi.html
育てるというよりコミュニケーションを取るためのもの?
無料だし、週末にでも登録してみよっかな?

投稿: はなび | 2007年4月19日 (木) 22時00分

>鵺娘さん
>宮沢賢治木版歌留多
持っていないです~~。羨ましいですね。
木版画、なのですよね?興味ありますね~。

>花巻の賢治記念館に行く時はお弁当のご用意を・・
行かれた事があるのですね!!行ってみたい~。
一度はいかねば!!お弁当持参!覚えておきます(笑)。

>ゲーム版「菊花の契り」は丹治役が、女
うぁああ。興味あります!
丹治が女…。ますます、ドロドロ!になってしまう!?

投稿: リーヴル | 2007年4月20日 (金) 09時47分

>はなびさん
>お子さんの風邪の具合はどうでしょうか?
ありがとうございます!今日は元気に学校へ行きました。
元々は丈夫な子なので…。昨日は遠足(山登り)なので、
迷惑をかけては…とお休みさせたのです。
普通に授業、であれば、行かせても大丈夫だったかも(笑)。

>宮沢賢治はあまり多くは読んでいないのですが、
結構表現が難しいですね?
私もそう思います。今にして思うと、子供の頃は
きちんと理解できていなかった!!
言葉は綺麗ですが、今も私はゆっくり読むようにしています!

>無料ゲームで変な動物らしきものを育てるものがありました。
絵がなかなか可愛いですね♪色もきれいだし。
私も試してみようかな?
ああ~~。またやりたいゲームが!!(爆)

投稿: リーヴル | 2007年4月20日 (金) 09時51分

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