久しぶりに…18
約2週間ぶりの更新です!!
こんなに長く休むつもりは無かったのですが、いろいろな事に振り回されまして…。
申し訳ありません!!
グリム童話が好きな私ですが、今回は珍しく、「グリム童話のパロディ」なるものを読んでみました…。
「魔女が語るグリム童話」は、その個性的な表紙と題名につられて、手に取りました。
人によっては、こういう類の童話のパロディを快く思わない方がいらっしゃるかもしれません。それに、「この人の本は好きだけれど、この人の本は受け付けない、許せない!!」なんてケースもあるかもしれませんね。
なので、この本も特にお薦め、と言うわけではありません(笑)。この本に関しての私自身の感想は、「現代社会の乱れ、汚れた様が適当に取り入れられて面白かった。」と言うところですね。
童話というのは、ある程度パターンがあります。
良くあるのが、きれいで心優しい主人公が酷い目にあっても、最後はめでたしめでたし。
若しくは、主人公がいろんな試練を与えられて(それもなぜか3回試す、とか3つの試練がある、とか…。「3」という数字が多いですね)、克服するとか…。
でも、ある程度の年齢になると、こういうお話にいろんな突込みを入れてみたくなりませんでしたか?
「そんなわけないでしょ!」とか、「こんな恋愛なんてありえる!?」とか…。
もちろん、童話を否定なんてしていません。大好きですからね。でも、こういうものの見方、考え方も童話の楽しみ方の一つでは??などと思っています。
題名に「魔女が語る」とあるように、人間の醜い部分(虚栄心とか我儘さとか)を皮肉に、そして現代風に表現したパロディです。
いろんなお話が出ていますが…私は「白雪姫」が好きです(あくまでも、この本の中で、という意味です)。
理由ですか?
「若い女の子なんて、きっとこんなタイプが多いのよ!これが現実ね!!」なんて思ったからです(笑)
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コメント
三浦友和とその仲間達というバンド(自体を知っている人が、少ないけど)狼の側から見た赤頭巾の物語ですよ!
ところで金成陽一「誰が赤ずきんを解放したか」って読みましたか?
だってペローの童話では、赤ずきんが食われて終わりですよね?
ひたすら世の中を舐めている女の子には、グリムは、教訓にならないと思うのですが・・・
デイズニーの映画を見ても白雪姫は、少し足りないのではと思ったくらいです!
人の眼鏡をかけてみたり、コートに手を通して見れる子の様に・・・・
それとも確信犯?
投稿: 鵺娘 | 2007年4月10日 (火) 09時39分
>鵺娘さん
>三浦友和とその仲間達というバンド
若い頃に組んでいたというバンドの事ですよね?
聞いたことがあります。
>誰が赤ずきんを解放したか
人に借りてですが(笑)、読みました。
か~なり昔(10年以上前かな?)ですが…。
こういう類の本って、昔は少なかった気がします。
私は大好きで、せっせと探しては読んでいます。
>ひたすら世の中を舐めている女の子には、グリムは、教訓にならないと思うのですが
そうですよね。私もこの意見には賛成です。
グリムも場合によっては、違う使い方(どうすれば良いのか分かりませんが 笑)を
したほうが良いのかもしれませんね…。
投稿: リーヴル | 2007年4月11日 (水) 09時29分