« 2007年3月 | トップページ | 2007年5月 »

2007年4月27日 (金)

久しぶりに…20

神話や伝承が好きな私。いろんな国のものを探して読みます。

で、以前から少々気になっていた、「ドラゴン」を読んでみました。

そのもの、ズバリの題名からして、「う~ん。どうかなぁ~。」なんて思っていたのですが…。

私自身としては、ツボにはまりました!

いろんな国の神話・伝承から得られたものを整理して分かりやすく書いてあります。もちろん、日本人なら誰でも知っている、「ヤマタノオロチ(八俣大蛇)」も出ています。

ギリシャ神話に登場する、ヘラクレスと戦ったヒュドラ、イギリスの「ベーウルフ」に出てくるドラゴン、いろんな国の船乗りたちが目撃したという「シーサーペント」、「ヨハネの黙示録」に出てくる「赤いドラゴン」に関する解説、ゲーム好きな方なら聞いたことがある、「ミッドガルド蛇(ヨルムンガンド)」や「テュポン」、「ティアマト」などなど…。

私自身が聞いたこともない、ドラゴンなんかも出てきました。マニアックです(笑)。

一つ一つのドラゴンに関して、出典や時代が書かれていますから、「あ、この本を読んでみたい!!」なんてものも出てくるかもしれませんね。神話に興味がある方には、良いリファレンスになると思います。

単なる「空想」のみを書いた本ではなく、いろんな文献を参考にし、解説してある本なので、私はなかなか面白かったです。ドラゴン=竜(蛇!?)に興味がある方にも良いかもしれませんね。

イラストもかなり豊富に掲載されています♪

*ランキングサイトに参加しています。いつもクリックありがとうございます。

ここをカチッとお願いします

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2007年4月25日 (水)

久しぶりに…19

夕べ部屋を片付けている時、昔読んだ、懐かしい本を本棚に見つけました。最近、あまり読んでいない本でしたので、あまり目に付かないところにしまってあったのです。

佐野洋さんは、以前、よく読んでいました。何冊か持っています。

今回見つけたのは、「入れ換った血」。医学が関わるミステリーを収めた短編集です。

その中で、一番印象が強かったのは、表題作の「入れ換った血」と「狂女の微笑」。

こういうミステリーなのであまり詳しく内容を書くわけにはいきませんが、どちらも犯人が主人公であり、どちらもこの主人公が追い詰められていく展開になっています。

医学が関わるミステリーだけに、どちらも医者が登場します。

「入れ換った血」は、主人公自身が医者。この医者としての知識が、逆に自身を追い詰め、犯した犯罪の罰を受ける結果となっています。

「狂女の微笑」はー。主人公の同級生の医者が登場するのですが、この医者の正体は最後に明かされます。犯人を追い詰める場面で…。

医学がらみのミステリーというのは、面白いですね。私はもちろん、この分野に関しては全くの素人なのですが(興味はありますけれどね)、この医学的部分を丁寧に書いている本は好きです。

忙しいはずなのに、思わず座り込んで読んでしまいました(笑)。

でも、久しぶりに読む、というのは実は私は大好きです♪

*ランキングサイトに参加しています。いつもクリックありがとうございます。

ここをカチッとお願いします

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2007年4月24日 (火)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!188

いじめー。これは、はるか昔から存在したようです。私は、この「いじめ」というのは、どんな理由があっても、絶対に許せませんし、認めません!

ボロ」に出てくる「私(あだち みずほ)」はクラスの子から苛めを受けていて(上履きをゴミ箱に捨てられる、亡くなったおばあちゃんが縫ってくれた手提げ袋を靴で踏みつけられ、ウサギ小屋に捨てられるなど)、一人ぼっちです。

ある日の昼休み、私がなくなった上履きを探している時、大きな灰色の犬に出会います。その犬をかわいそうだと感じた私はその犬を「ボロ」と名づけ、他の人に苛められないように、秘密の場所へ連れて行きますー。

苛められ、孤独を感じ、暗く沈んでいる私。読んでいくうちに、この「私」はあまり笑った事がない、と言う事に気がつきます。

苛めに耐えられなくなった「私」は、ある日、とうとう「お腹が痛い!」と言って、学校を休んでしまうのです。

心配するお母さんに苛めの事実が言えない私。「このまま、学校をずっと休むことができたらー」そんな事を考えるようになります。

でも、あの「ボロ」が夢の中にまで出てきてー。

孤独な少女が、この老いた犬に出会うことによって、少しずつ変わっていきます。いじめっ子達にも、今までと違った対応を見せるようになります。

少女の成長が書かれた本ではありますが、結末は悲しく、切ないです…。

大人が直接教えるだけでなく、こういう本からも大切なことは学べるのでは??

*ランキングサイトに参加しています。いつもクリックありがとうございます。

ここをカチッとお願いします

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2007年4月20日 (金)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!187

子供は願い事や夢をたくさん持っています。そして、「願いが叶いますように」なんてお願いをしたりします。私にもそんな時期がありました…。

ソフィーのねがいごと」に出てくるソフィーもそんな女の子。にぎやかな町のマンションの最上階に住む、もうすぐ7歳になる女の子です。

ソフィーは少し寂しい思いをしています。ママはソフィーの兄弟である赤ちゃんの双子の世話にかかりっきり。パパは仕事が忙しくてあまり遊んでくれない。いとこもいないし、おじいいちゃん、おばあちゃんもいない。せめて近所に友達がいれば…と思うのですが、そんな友達はいない(学校へ行けば、いるのですが…)。

そんなソフィーには、3つの願い事があります。初めの2つは到底叶えられない事。残りの1つは、以前から気になっている、「ノアの箱舟」を模った、大きなペットショップへ行く事…。

7歳のお誕生日、ソフィーは、パパとママに「ノアのはこ船」(この本では、そう表記しています)へ行きたいと打ち明けます!!そこから、ソフィーの生活は大きく変わっていくのです…。

寂しがり屋でちょっと控えめな女の子が、ペットショップでオーナーのノア夫妻(!)や動物と触れ合うことによって、少しずつ変化していきます。一人で出かける事ができなかったのに、どんどん行動的になっていきます。それに、元々動物が好きだったソフィーは、正に「水を得た魚」のようです。

ただ、願いを叶えていくのはソフィーだけではありません。ノア夫妻も同じです。子供も孫もいないノア夫妻。彼らも願い事があったのです!

ソフィーの動物との触れ合いの場面にも大切な事が書かれています。それを教えていくノア夫妻。理解して成長していくソフィー。

とは言え、あまり押し付けがましくない、素直な本です。

ただ、欲しい物が全て手に入るとは限りません。そんな時はどうするか?なんて事も書いてあります。読んだ子供は理解してくれたかな?

もう少し大きくなってから、もう一度この本を子供に読ませてみたい…なんて思っています。

*ランキングサイトに参加しています。いつもクリックありがとうございます。

ここをカチッとお願いします

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2007年4月18日 (水)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!186

もう春だというのに、なぜか寒い日が続いています。今年は暖冬だったのに…。なので、この寒さは堪えますね…。

久しぶりに宮沢賢治の「水仙月の四日」を読みました。

「水仙月」とはいつなのか?初めて読んだときから、いろいろ調べたり考えたりしました。

「水仙月」という言葉は、宮沢賢治の造語だそうで…。この本の情景から考えると、2月なのかな?というのが私の考えです。でも、北国だと、こういう状況は3月でもありえるのでしょうね。

いつ読んでも、風景の描写の美しい本ですね。私は何度も噛締めるように、ゆっくり読みます。言葉も綺麗ですね。「雪狼(ゆきおいの)」や「雪童子(ゆきわらす)」、「ききょう色の天球」など、お話の内容は別にしても、この言葉を読みたくて、何度も読みました。

赤い毛布にくるまった子供が雪の丘を歩いていて、雪と風に吹き飛ばされてしまう…。もっと雪を降らせ!と言う雪婆んご。でも、優しい雪童子は…。

空想の世界であることは分かっているのですが、何となく「ありそうな事」だと思ってしまうのは私だけでしょうか?このお話にそれだけ引き込まれているせいなのでしょうか。

ただ、私的な意見を言わせていただければ、小さなお子さんにはいろんな意味で難しい本だと思います。ある程度、語彙力がついて、文章の読解力がついてからの方が楽しめる!そう思っています。

宮沢賢治の作品の中でも、私はこのお話が一番好きなのかもしれません。

*ランキングサイトに参加しています。いつもクリックありがとうございます。

ここをカチッとお願いします

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2007年4月16日 (月)

いつか子供に読ませたい!63

今週からは、ようやく落ち着いてブログの更新ができそうです…。相変わらず、毎日は難しいのですが…。此処へ来てくださる皆様、ご迷惑をおかけして、申し訳ありませんでした!!

怖いお話(怪談とかホラー映画とか 笑)が好きな私ですが、子供にもしっかり遺伝しています(笑)。私が知っている、「怖い昔話」を喜んで(!?)聞きますし、ホラー映画なんかも「きゃ~。こわ~~い!!」と言いつつ見ています(笑)。一体、どんな大人になるのやら!?

子供に語ってみたい日本の古典怪談」という本がありますが、これは、「雨月物語」や「日本霊異記」、「今昔物語」などから怖いお話を抜き出したものです。

「子供に~」とあるからなのでしょうか、少々省略している部分もありますが、なかなか良かったです。「怪談」というものに興味を持ち始めたお子さんに話してあげるのには、丁度良いかもしれませんね。ただ、漢字に振り仮名が振られていないので、小学校中学年くらいまでのお子さんが自分で読むには難しいかもしれません。

でも、「日本の古典怪談」の良い入門書にはなります。

有名な「耳なし芳一」や「乳母桜」、「雪女」、「ぼたんどうろう」(ここでは題名がひらがなで表記されていましたので)はもちろん出ていましたよ。一度は読むお話ですよね?

私が好きな「幽霊滝」(小泉八雲の「怪談」では、確か「幽霊滝の伝説」という題名になっていたと思います)や「約束」(「雨月物語」の「菊花の契」)、「吉備津の釜」もあります。

特にぞっとするのは、「かさねが淵」。

ここで詳しく書くわけにはいかないのですが、簡単に言うと「悪事を働くと、子孫まで呪われる」、です…。

「幽霊滝」はこの本を読む以前に子供に話してあげたことがあるのですが、かなり興味を持ったみたいです。「怖いね~」と言いつつも、「その怪しげなものの正体は何??」なんて質問をされました(笑)。

やっぱり、こういうお話は好きです。もっといろいろ探してみたいものですね♪子供にも教えてあげられますから!

*ランキングサイトに参加しています。いつもクリックありがとうございます。

ここをカチッとお願いします

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2007年4月11日 (水)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!185

春休み中は、図書館へ2回ほど行きました。

私は自分が読む暇がないので、あまり借りませんでしたが…。子供は喜んでいろいろ借りていました(笑)。本好きな子供になって嬉しいです♪教育上、とかそういう問題ではなく、私と共通の趣味を持ってくれた事が嬉しいのです!

子供が大人の本も読めるようになれば、更に楽しみが増えるでしょうね!今から、ワクワクしています(笑)。

そんな私の子供が、「こうえんのシロ―なつのてがみ」を選んで読んでいました。

私は初めて見る本です。何となく興味を持って、読んでみました。

簡単に言うと、夢があって、優しさが感じられる、ほのぼのしたお話です。

こいぬのシロと5匹の犬の仲間たちのお話で、このシリーズはいくつかあるようです。

シロたちは、公園に住んでいて、公園のパトロールやお掃除が仕事です。

ある夏の日、公園の草取りを始めようと準備しているシロたちの元へ、かもめさん(郵便屋さんみたいですね)が手紙を運んできます。

それは海の向こうの妖精さんからのお手紙。

??変わった手紙です。いわゆる「絵文字手紙」(?で良いのかな)。

字の変わりに絵を使って書いてあります。さて、犬たちは読めるのでしょうか?そして、妖精さんたちは、何を訴えたかったのでしょうか?

この絵文字手紙(?)に、子供は興味を示しました。まず、自分で一生懸命解読?!しようとしていましたよ(笑)。クイズのようで、子供はこういうのが好きなのでしょうね。もちろん、後に続くお話で何が書かれているのか分かりますが…。

絵文字手紙も楽しいですが、犬や妖精さんたちの優しさにも何だかホッとする本でした。絵も明るくてかわいらしいです♪

忙しかった私にとっては、「癒し」になりました(笑)。

*ランキングサイトに参加しています。いつもクリックありがとうございます。

ここをカチッとお願いします

| | コメント (4) | トラックバック (1)

2007年4月10日 (火)

久しぶりに…18

約2週間ぶりの更新です!!

こんなに長く休むつもりは無かったのですが、いろいろな事に振り回されまして…。

申し訳ありません!!

グリム童話が好きな私ですが、今回は珍しく、「グリム童話のパロディ」なるものを読んでみました…。

魔女が語るグリム童話」は、その個性的な表紙と題名につられて、手に取りました。

人によっては、こういう類の童話のパロディを快く思わない方がいらっしゃるかもしれません。それに、「この人の本は好きだけれど、この人の本は受け付けない、許せない!!」なんてケースもあるかもしれませんね。

なので、この本も特にお薦め、と言うわけではありません(笑)。この本に関しての私自身の感想は、「現代社会の乱れ、汚れた様が適当に取り入れられて面白かった。」と言うところですね。

童話というのは、ある程度パターンがあります。

良くあるのが、きれいで心優しい主人公が酷い目にあっても、最後はめでたしめでたし。

若しくは、主人公がいろんな試練を与えられて(それもなぜか3回試す、とか3つの試練がある、とか…。「3」という数字が多いですね)、克服するとか…。

でも、ある程度の年齢になると、こういうお話にいろんな突込みを入れてみたくなりませんでしたか?

「そんなわけないでしょ!」とか、「こんな恋愛なんてありえる!?」とか…。

もちろん、童話を否定なんてしていません。大好きですからね。でも、こういうものの見方、考え方も童話の楽しみ方の一つでは??などと思っています。

題名に「魔女が語る」とあるように、人間の醜い部分(虚栄心とか我儘さとか)を皮肉に、そして現代風に表現したパロディです。

いろんなお話が出ていますが…私は「白雪姫」が好きです(あくまでも、この本の中で、という意味です)。

理由ですか?

「若い女の子なんて、きっとこんなタイプが多いのよ!これが現実ね!!」なんて思ったからです(笑)

*ランキングサイトに参加しています。いつもクリックありがとうございます。

ここをカチッとお願いします

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2007年3月 | トップページ | 2007年5月 »