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2007年3月19日 (月)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!184

絵本を読んでいて思うことがあります。

絵本は、子供が喜ぶ、子供の目線で書かれているものが多いですよね。でも、自分は子供の目線で物事を考えられるのかな?、と。

絵本を書いていらっしゃる方は、子供の目線で物事を考えることができる!と言う事ですよね。「大人にならなければ」という考えは大切なのでしょうが、「いつまでも子供の心を忘れない!」というのは、大切だけど、実はとても難しいことなのでは?

昨日は、「クリップとみずのまほう」を読みました。

最近、私の子供は、「この本、面白いから読んでみて!」と頻繁に言うようになりました。

何だか嬉しいですね!

仕事で忙しいのですが、みんな読むようにしています。子供向けの本は比較的短いので、何とかこなせている状況です(笑)。

ソケットという男の子が、お姉さんのクリップと発明家のお父さん、魔法使いのお母さんと一緒に、おかの向こうの不思議な家で仲良く暮らしていました。

ある日、「オムレツを作りたいから、湖に浮かんでいる島から卵を取って来てちょうだい」とお母さんがクリップにお願いします。

その島には卵が実る木があるのですが、竜がいつも見張っていて、誰も卵を取ってきたことが無いのです…。

でも、「取ってこられたら、新しい魔法を教えてあげる!」という嬉しいご褒美に釣られて(笑)、クリップは出かけます。

湖が見えてきたのですが、何だか様子が変です。

何と、水が無いのです!!

島の上を竜が飛び回っているのが見えます。クリップは水の無い湖をどんどん渡っていくのですがー。

クリップは、一つだけ魔法が使えます。その魔法を使って困っている人たち(厳密に言うと、人ではないのですが)を助けようと一生懸命になります。その様子が子供らしくて可愛いです。

困っている人たちに親切にしたことで、クリップには期待していなかった嬉しい見返りが返ってきます!

親切にする際に見返りを期待することは良くないのですが、でも、こうして自分に返ってくることは、「見返りそのものの内容」よりも、人との繋がりを学ぶ際に大切な事では無いか?と私は思っています。

親切にすることで、相手が笑ってくれる、仲良くなれる、楽しい時間をすごせるなどなど…。これも、相手に親切にすることで自分に返ってくる嬉しい事ですよね?

そして、自分も親切にされた際に、「相手に返す」事を学べるー。そういったものだと私は思っています。

何だかお説教臭くなったので、この辺で止めておきますが(笑)。

この本は、もっと気軽に楽しんで、気軽に親子で話し合える本だと思います。

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2007年3月16日 (金)

いつか子供に読ませたい!62

最近は忙しくて、あまり本を読む時間がありません。読みたい本はたくさんあるし、読みたくて購入した本とか、頂いた本がたくさんあるのに…。何とか効率よく仕事を終わらせて、読む時間をもっと作りたいものです。

そんな忙しい状況ですが、寝る前に少しずつ、「雪の色が白いのは―グリムにはないドイツのむかし話」を読んでいました。

以前から気になっていた本です。

副題にあるとおり、「グリム童話にない」ドイツの昔話が収められた本です。

とは言え、「こういうパターンのお話はどこかで見たような気がする…」というものもあります。

特に、「海と魔法のコーヒーミル」は日本にも似たようなお話があります(日本の場合は、コーヒーミルではなく、臼ですが)。でも、これはどこの国の昔話にも共通することですよね。

この本に納められているお話は、北ドイツ地方で口伝えに語られたものを、そのまま書き留めているそうです。北ドイツの昔話を語り継いできたのは、主に貧しい階層の人たち。仕事の合間や、居酒屋でこういう物語をよく語り合ったそうです。

娯楽が少ない時代ですし、報酬も僅かな人たち。こういった昔話を語り合うことがとても楽しみだったようです。

口伝えに語られたお話ですので、荒削り。文章としての完成度は低いのですが、その分、いかにも「語り継がれてきた昔話」という雰囲気が漂い、結構楽しめます。

なので、表現的にも露骨だったり残酷だったりしますが…。でも、ユーモアに溢れていて、風刺が効いていて…。どちらかと言えば、大人が楽しむ昔話ですね。

いつかは、子供にもこういう本を楽しんでもらいたいものです。

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2007年3月14日 (水)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!183

暖冬だったのに、最近寒いですね~。今日もかなり寒いです。風が冷たくてー。桜はまだまだ!のようですね。

氷山ルリの大航海」は、その絵の鮮やかさ、緻密さに惹かれて、手に取りました。

お話そのものにも興味を覚えたのですが、まず、絵を眺めてしまいましたね~。

丁寧に描かれている動物たち、空の色、海の色…。よく見ると、挿絵を描いた飛鳥 童さんの遊び心が感じられる仕掛けが、たくさんあります(これは、実際に見てのお楽しみ、と言う事で 笑)。

お話の内容は、題名の通り、ルリという名前の氷山の冒険です。

北極の氷床の中で2万年も暮らしたルリ。友達の動物たちから南極の話を聞き、「いつか自分もそこへ行ってみたい!」そう考えるようになります。

ある日、氷床から押し出されて氷山になったルリ。望みどおり、南極へ向かって旅立ちます。

途中でいろんな目に遭い、いろんな生き物に出会い…。暑い赤道付近で溶けてしまわないで、ルリは難局へたどり着けるのでしょうか?

ありえないお話!?と思ったのですが、巻末の氷山についての解説を読み、「何の裏づけも無い、空想だけでできあがったお話ではない!」と知りました。

氷山は、実際、人間が考えるよりもずっと遠くまで流れていくものなのだそうです。北極からの氷山がバミューダ諸島に到達したり、南極の氷が南米のリオデジャネイロの流れ着いたり…。

そう考えると、「氷山が旅をする!」なんて空想も素敵ではないでしょうか?

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2007年3月13日 (火)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!182

今日もなぜか「うさぎ」が登場する本です(笑)。

母うさぎと引き離されてしまった子うさぎが主人公の「子うさぎロックのぼうけん」。

「ありきたりな内容」と言えばそうかもしれませんが、子供には読んでおいて欲しいーそう思った本の一冊です。

「岩のように強い心を持ちなさい。」そう願いをこめて「ロック」と名づけらた子うさぎ。母うさぎと平和に暮らしていましたが、ある日、狩にきた人間に母うさぎを奪われてしまいます。

途方にくれるロックでしたが、傷ついた足を引きずり、歩き出します。

「なかま森」にたどり着いたロック。そこでいろんな動物たちに出会い、優しさに触れます。傷つき、悲しみにくれるロックが徐々に変化し、自分の居場所や役目を見つけていくのです。

変化するのはロックだけではありません。

ある事件をきっかけに、「なかま森」の住人(基本的には動物ですが)達の間にあったお互いの誤解が、素直で偏見の無いロックの判断により…。

この本では、小さな子供に過ぎなかったロックが成長し、独り立ちしていく様子が書かれていますが、それだけでは無いところが好きです。

些細な行き違いや誤解。それは当人同士では意外に解決できなかったりしますし、相手がよく見えない場合が多いです。

でも、何の偏見も無い第三者により、「え?そうだったの??」なんて事もあります。

これは、大人になってもなかなか気がつかないことではないでしょうか?

人との付き合いは難しいですよね。大人の方が難しいかもしれません。だから、子供のうちにいろんな人と偏見無く接して、いろんな本を読んでー。そう考えています。

私が望んでいる方法が正しいとは言い切れないでしょうが、多少は役に立つのでは?などと思っています。

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2007年3月12日 (月)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!181

今日は、子供好み(特に女の子)のかわいらしい絵本を…。

フラニーとメラニー もりのスープやさん」です。

あかうさぎのフラニーとメラニーは姉妹。二人は、森のスープやさんです。毎日おいしいスープを作って、お客様を待っています。なかなか評判のようです。

森の仲間たちは、自分たちの作ったスープをおいしそうに飲みます。その姿を見たメラニーは「おなかがすいた~。」

でも、たくさんあるから、後で自分たちも頂こうと考えていた姉妹。そこへ、お腹をすかせたくまのヘンリーおじさんが「おさわがせの木の下で倒れている!」という情報が!!

スープのお鍋を荷車に積んで、駆けつけた二人ですが…。

この後のだいたいの展開は、予想がつくと思います。体の大きなくまが登場しますからね(笑)。大人には少々物足りないかもしれません。

このうさぎの姉妹が作った、「やさいたっぷり あったかスープ」はレシピが載っています。子供にも分かりやすい解説ですし、本当においしそうで食べたくなりますね♪ 料理に興味が出てきた女の子は、特に喜ぶのではないでしょうか?ちなみに娘は、このレシピに惹かれて、この絵本を読んでいました(笑)。

お話は本当に簡単で単純なのですが、明るい色使いのかわいらしい絵なので、小さなお子さんは特に喜ぶのではないかと思います。でも、子供に大切な、基本的な「相手を思いやる心」は書かれています。サラッとですけどね。

押し付けがましくなく、嫌味がないので、これはこれで良いのではないでしょうか。

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2007年3月 8日 (木)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!180

久しぶりに、童話関係を…。

えんどうまめの上のおひめさま」(「えんどうまめのうえにねたおひめさま」という題名でご存知の方も多いと思います)を久しぶりに読みました。

子供の頃に何度も読んだお話なのですが、これはいろんな意味で興味深く、また不思議な(!?)お話でした。

王子様が、お姫様を探す。これは、童話ではよくあるパターンですよね。そして、なかなか見つからない。これも然り。

こうなってくると、相手の方から、「みすぼらしい姿」で現れるー。これをどうやって見分けるか?という展開になってくると思います。

私が、なぜ、このお話が印象に残っているのかと言うと…小さなえんどう豆をその見分ける道具に使った!という事。

そして、その上に布団を何枚も何枚も…。

子供心に不思議でした。で、自分で、似たようなことを試してみたりしました(私だけ? 笑)。結果、このお話とは違いましたね~。このお姫様のようにはなりません(爆)。

子供の頃は、やっぱり、実際にはありえない事が結構分からないものなのですよね。他にも童話や本を読んで試したことがいくつかあります。ま、それで、親から叱られたこともあります(笑)。

今にして思うと笑ってしまうのですが、でも、「??」と感じたことは試してみてもいいかもしれませんね。

とは言え、「試しては困る!!」ような事もあるでしょうが…。

でも、空想や夢は大切にしたいものです。

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2007年3月 7日 (水)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!179

実は…。

今からご紹介する本についてのカテゴリー(子供の本なのか、大人の本なのか等)について、悩みました。

「こどもの本」に分類はしましたが、適切ではなかったのかもしれません。

あまりにも考える部分が多く、かなり奥行きが深く…。もちろん、子供の心にも強い印象を残す絵本なのですが、これは絵本をあまり読まない大人の心に「深く沁みつく」ーそんな本だったからです。

岸辺のふたり―Father and Daughter」という題名から想像できるように、これは、娘と父親のお話。これは、2001年のアメリカアカデミー賞短編アニメーション賞を受賞したオランダの作品を、監督自身が絵本化したものだそうです。

自転車に乗って、干潟にやってきた父と娘。短い言葉だけ交わして、父はボートを漕いで去っていきます。

それきり、父は帰ってきません。娘は父を待ち続けます。少女から大人になっても、母親になっても、年老いても…。

このお話の文章は、「これ以上無い」というほど、簡潔でシンプル。哀愁漂う色使いと、光と影がとてもきれいな絵…。

父が帰ってこない理由も、娘の子供の頃の環境についても何一つ書かれていません。

でも、それだけにいろんな事を考え、心が締め付けられます。どうしても忘れられない本になってしまったようです。

それは、この絵本を読んだ私の娘も同じようでした。この本を読んだ日は、一日中、思い出したように、絵本には書かれていなかったことを自分なりに考えて、一生懸命話していました…。

きっと、心から離れなかったのでしょう!

小さな子供ですらこうですから、いろんな思いを抱える大人はもっと…。

最後の場面が、更に、心に沁みます…。

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2007年3月 6日 (火)

ちょこっと脱線!

いつも本や図鑑の紹介をしていますが、今日は、ちょっと目先を変えて違うものを…。

「カルタ」というのは、季節を問わず、親子で楽しめるものだと思います。今の時代、ゲームに夢中になるお子さんは多いでしょう。家もゲームは親子で好きですが(笑)。

でも、まだ小さなお子さんは、「親と一緒に遊びたい!」そう思っている場合が多いのでは?

その中でも、「カルタ」は結構子供が喜びました。

特に虫が大好きな私の娘は、「昆虫カード―あそびながらたちまちきみは昆虫博士!」が大のお気に入り!

特に購入したての頃は毎日のように、「昆虫カードで遊びたい!!」なんておねだりをしておりました(笑)。

このカードの昆虫の絵は、とてもきれい。細かく、丁寧に書かれていますので、大人も楽しいです。カルタ遊びをしなくても、見ているだけでも良いですね~。解説もついていて、昆虫に詳しくなれます。

カルタの文章も、小さなお子さんに理解しやすい楽しいものです♪

普通のカルタとり以外の遊び方もいろいろありますよ~。娘は、「仲間あわせゲーム」(だいたい、想像がつくと思います)がお気に入りでした!

こういうカルタをいろいろ揃えてみるのも楽しいですね。家は他の種類のカルタもあります(笑)。もちろん、娘の好みです(爆)。

子供の進歩は早いもの。あっと言う間に覚えて、平気で大人を負かします(笑)。これはトランプなんかでも言えますよね。

でも、子供と遊ぶのは、なかなか楽しいです♪

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2007年3月 5日 (月)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!178

「子供同士の友情(?)」と言うものは、正直、大人には理解できない部分が多いかもしれません。自分にも子供の時代があったはずなのに、「どうして、この子とこんなに気が合うの?」(その子を否定的に考えているわけではありません、もちろん)なんて、思ってしまう事が時々あります。

でも、子供同士(同じくらいの年齢)、何となく惹かれあうものがあって、仲良くなってしまうものなのでしょう。私は、それがかわいくもあり、そんな友達をたくさん作って欲しいと願っています。友達は、本当に大切ですからね!!

ふたりはともだち―リリーとローナ」は、そんな子供同士の友情のお話です。

偶然に知り合った、リリーとローナ。リリーは7歳の魚屋の娘で、お母さんは既に亡くなり、17歳のお姉さんと、9歳のお兄さん、そしてお父さんと暮らしています。あまり裕福ではなく、一家総出で働くことも。

ローナは、お金持ちのお嬢様。大きなお屋敷に住み、使用人がいて、リリーたちのように学校に通うことは無く、馬車を乗り回しています。

こんな環境の全く違う二人は偶然に出会い(むしり、初めはローナがリリーに興味を持ち、積極的です 笑)、何となく惹かれあい、仲良くなります。

ローナは文章や文字を書くのが苦手なようですが(かわいいです♪)、リリーに会いたくて、一生懸命手紙を寄越します。

リリーもローナに会いたくて、ローナ専属のナース(ここでは子供の日常の世話からしつけ、教育まで担当する人の事です)に見つからないように、一生懸命。

この二人を思わず応援したくなります。

ローナは確かにお嬢様ですが、その自覚がほとんど無いようです(笑)。全くの世間知らず。多少、人を振り回しているように見えますが、これもリリーが大好きだからなのでしょう。私は許します(笑)。

結末は少々切ないのですが、「いつまでも忘れられない友達」が出来た、リリーとローナは羨ましくもあります。

リリーと年齢が近い女の子は、特に共感できるのではないでしょうか?

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