子供を本好きにするには大人が楽しむ!159
以前もこのブログで書いた「マドレーヌ」シリーズ。娘のお気に入りのこのシリーズの中の、「マドレーヌといぬ」もとても素敵なお話です。
マドレーヌの勇敢で子供らしくて、かわいらしいのも見どころですが、今回は、このマドレーヌたちが暮らす、寄宿舎のクラベル先生の優しさと頼もしさが目に付きます。
寄宿舎の子供たちの習慣である散歩の最中に、マドレーヌは川に落ちてしまいます。溺れそうなマドレーヌを、一匹の犬が川に飛び込んで助け出します。
みんなは、その勇敢な犬を連れて帰り、寄宿舎で飼うようになるのですが…。
ただでさえ、にぎやかでいろんな事が起こる、マドレーヌたちの寄宿舎。そこに、犬が1匹加わったことで、毎日大騒ぎに(笑)。その様子がかわいらしくて可笑しいです(笑)。
でも、そんな楽しい寄宿舎に、学校検査で評議員達が訪れ、「犬は飼ってはならない!こんな雑種の犬を可愛がると、よい娘さんたちのおひんが下がる!」などと、信じられないような言葉を発し、犬を追い出してしまうのですー。
犬はどうなってしまう?そして、みんなは、クラベル先生は、どんな行動を取るのでしょう?
評議員達のような発言をする人は、いつの時代も存在するものです。でも、子供たちの気持ちを一番に考えて自分から行動する(よく考えて行動している!と感じました)クラベル先生は本当に素敵ですし、羨ましくなります。かと言って、子供たちと「馴れ合い」の関係ではなく、けじめをつける部分は、きちんとしている。
こんな先生がたくさんいると、子供たちは幸せでしょうね。
そして、強く優しい子供たち!純粋で、本当の「優しさ」や「責任感」みたいなものすら感じました。クラベル先生のような良い先生の影響なのでしょうか?
このシリーズは、「暖かさ」や「優しさ」を感じるものが多いのですが、この本は特に印象に残る、素敵なお話でした。
丁寧に描かれた、パリの様子も素敵です♪
*ランキングサイトに参加しています。いつもクリックありがとうございます。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
子供の頃に血統書を決闘書だと思っていました!
喧嘩の強い犬?
それと扶養家族を不要(不用)な家族だと思いませんでしたか?
私も見かけが、外人なのでよく雑種と言われたけれど、「いくらの犬なのか?」と言う事にしか価値を見出せない人もいる様です!
そういう人は犬が、死んでもお墓も作ってやらず生ゴミとして出す様です!
餌をやっていた猫が、死んだ時に「私は、掃除する係ではない!」
と言った人を思い出しました!
愛着が、あるから餌をやっていたのではないの?
投稿: 鵺娘 | 2006年12月19日 (火) 17時07分
こんばんは。お疲れ様です。
マドレーヌって、以前にも出てきましたよね・・?
記憶力があいまいなもので^^;
すごく気に入っておられるのですね。
今年中には無理かもしれませんが、来年早々にまとめて買ってみたいと思います。
さて、今日は動物のお話ということで、お待ちかね(?)のフラッシュですw
http://www.9033700kg.com/flash/flash.html
4年前、実家で飼っていた三毛猫が20歳で逝きました。
知らせを聞いたとき、「意外と平気なもんだな」と思って仕事を続けようとしたら、色んな思い出が甦り、涙が止まらなくなりました。20分ほどして仕事が終わり、小屋に行って猫の手を握ったらピクッと動いて、息を一つ吐き出し・・・動かなくなりました。「待っててくれたのか」そう思うとまた泣けてきました。若い頃はおてんばだったけど、年をとってからは甘えん坊になって、可愛かったんですよ。もう一度会いたいな~・・・。
さて、こちらは絵本にもなっているようなので有名なのでしょう・・たぶん。
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/1387/walkingtour.html
絵も可愛いですよ。
これはフラッシュではないのですが、切ないです。
http://pya.cc/pyaimg/pimg.php?imgid=6258
リーヴルさんのおばあちゃん、なんとか良くなって欲しいですね。
今日読み進めた所に書いてあったのですが、長寿村(名前は忘れました)では塩分をしっかりとっていたそうです。100歳近くになっても痴呆も寝たきりも無く元気いっぱいな人がたくさんおられたそうです。
ところが嫁不足で過疎化が進み、伝統食を捨てる以外になくなってしまい、成人病が蔓延しだし・・・結果、親が子の葬式を出さなくてはならなくなったとか・・。
塩だけでなく、砂糖も悪いらしいですよ?精製して純度を高めた物というのは、生物にとって毒でしかない・・と。
あの本を読む限り、世間に溢れている加工食品のほとんどは「毒」といわざるをえないですね。お菓子、ジュースもしかり。
白砂糖、食塩を断ち、玄米を食べるだけでも体調は良くなるらしいのですが・・・一人暮らしの俺にどうしろと?w
そういえば、グロリア・スワンソンという女優をご存知ですか?
もしかしたら鵺娘さんは知っておられるかもしれませんねw
彼女の旦那、ダフティーは、桜沢如一氏の本で正食に目覚めたそうです。
一倉定氏も同じく桜沢氏の本を読まれたそうです。
こちらももしお時間があれば探してみられてはいかがでしょうか?
もう一息で年末ですね。
年末年始は、きっと読書三昧なのでしょうw
俺は気分転換にと思って、久しぶりに信長を中古で買ってみました。
何年ぶりだろな~・・?
そういえば、三○志オンラインが始まるようです!
早く仕事が落ち着くといいですね^^
投稿: はなび | 2006年12月19日 (火) 20時49分
>鵺娘さん
>子供の頃に血統書を決闘書だと思っていました!
私も親に教わるまでは、そう思っていました(笑)。
犬は値段や血統じゃないですよね。
私の家で飼っていた犬も決めては「顔と人懐っこさ」。
ペットショップで、あまりにもかわいらしい顔が目についたのと、
尻尾を振って、近寄ってきたことで、
家族の意見が一致(笑)。その場でつれて帰りました。
かわいかった~。今もその犬の写真は大切に持っていますし、
時々思い出します。
>犬が、死んでもお墓も作ってやらず生ゴミとして出す様です!
こういう類の鬼畜たちは、絶対許せません!!
投稿: リーヴル | 2006年12月20日 (水) 09時28分
>はなびさん
>マドレーヌって、以前にも出てきましたよね・・?
仰るとおりです。なかなかかわいい絵本なので、ついつい書いてしまった(笑)
>色んな思い出が甦り、涙が止まらなくなりました。
気持ちは分かります。私も実家の犬が死んでしまったとき、なかなか眠れず
泣いていました…。
動物は、家を離れている家族がいると待っているようですね。
私の犬も病気で末期症状だったのですが、単身赴任の父を待っていたようです。
父が帰宅した時の犬の嬉しそうな様子は忘れられません…。
後日、父が赴任先へまた戻ってしまった日の夕方に
息を引き取りました(泣)。
コメントで紹介して頂いたページ、全部見ました。かわいいですね~。
はなびさんは、いろんなページをご存知なんですね。
また何かあったら紹介してくださいませ♪
やっぱり、塩は大切なのですね。長寿村にはやはり、そんな秘密が
あったのですね~。そう考えると、やはりTVの流行の情報というもの
を鵜呑みにしてはならないですね。
>グロリア・スワンソン
う~ん、知らなかったです。名前は聞いたことがある気がするのですが、
顔を見ても、ピンときませんでした…。
>桜沢如一氏
ですね。こちらも探してみますね。ああ~また読みたい本が増える!?(笑)
ゲーム、いいですね~。私もやりたくなってきました…。
来年こそは、1日1時間はゲームをする時間を確保したいです!
↑
来年の目標?(爆)
投稿: リーヴル | 2006年12月20日 (水) 09時41分