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2006年9月21日 (木)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!136

先日の、「怪奇もの」の続きというわけではありませんが(笑)。

題名に思わず惹かれてしまった、「かいぶつぞろぞろ―絵にみるたし算のいきもの」。

「かいぶつ」は元より、「たし算の生き物」??

読んでみて分かりました。

昔から伝えられている怪物の多くは、「何かと何かを足した生き物」という場合が非常に多いそうです。

頭が女の人で、体は鳥。美しい声で歌い、舟を沈めてしまうセイレーン。鹿の角、馬の頭、耳は牛でトラの手のひらを持ち、鷹の爪がついていて、体が魚の鱗に覆われ、蛇の尻尾を持つと言われる、龍など。

そうですよね、おなじみの怪物たちは、この本に書いてあるように、確かに「たし算」の生き物ですよね。

他にも、人の噂がたし算になって出来上がった怪物、おそろしさ、怖さがたし算となって出来た地獄の風景など。神話・伝説に登場する生き物についても触れられています。ちょっと気味が悪いけれど、好奇心の強い子供は、結構喜びます(笑)。

そして、私が驚いたのは、400年ほど前に作られたドイツの図鑑。当然、写真は無いから絵が掲載されているのですが、クジラがもの凄い事になっています!!どこから見ても「怪物」です(笑)。

「こんなクジラを見た!」という人の話を基にして描かれた絵らしいので、仕方が無いかもしれませんが…。このドイツの図鑑の一部がこの本に出ていますが、本当にびっくりです。

これが海の生き物の図鑑?今で言う、「未確認生物」の図鑑かと思いました(笑)。

でも、こうして考えると、人の噂話って、怖いですよね。怪物じゃないものが怪物になってしまっていて、いつのまにか存在していて、「人を襲った!!」なんて事になってしまうのですからー。ここまでくると、「話に尾ひれをつける」どころじゃないです。

子供向けの本ではありましたが、「噂話はしてはならない!」などと、自分を戒める本になりました…。こんなことを考えるのは、私だけでしょうか?(笑)

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コメント

私も猿+狸+虎+蛇の怪物ですから・・・
 そういえばゴーゴンという仇名もありました。

引き算の 怪物跋扈 怖ろしき
権利ばかりの 日本の国や

 人間の姿をしているのに、その心を持っていない!
 教師なのに、本来の役目を忘れている!
 女なのに・・・
 現在の日本には「引き算」の怪物があまりに多い気がします!

 足し算と言うとなぜかキテイちゃんを思い出してしまいました。

投稿: 鵺娘 | 2006年9月21日 (木) 14時17分

>私も猿+狸+虎+蛇の怪物ですから・・・
…そんなことないです。私の中では、とても優しい友達です。

>現在の日本には「引き算」の怪物があまりに多い気がします!
そうですよね。人間なのに、人間として持ち合わせていなければならないものが、無い!!
足し算の怪物より、はるかに怖いです(笑)。

投稿: リーヴル | 2006年9月27日 (水) 08時58分

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