子供を本好きにするには大人が楽しむ!131
夏休みも今日までですね。子供にとっては、名残惜しいことでしょう。親にとっては、肩の荷が下りた、というか、ホッとするというか(笑)。
夏休みも終わりだというのに、「海辺のずかん」の事をふと思い出し、手に取りました(笑)。「遅い!!」という声が聞こえそうですが、これがなかなか良い図鑑なのです。
題名の通り、浜辺や海中にいる植物や生き物の図鑑です。写真ではなく、全てイラストを使用。特徴をうまく表現した、丁寧に書かれたイラストで、写真に引けを取りません。
この図鑑、植物、生物の名前を紹介するだけではありません。触ると危険な生物はどの部分が危険なのか、また、浜辺の生物が砂の中にどのような姿で隠れているのかなど、をイラストで示してくれています。
また、楽しいのは、全てのページの上部に描かれた親子の浜辺のキャンプ風景の漫画。
舟で島(?)に向かう場面から始まり、浜辺での貝殻拾いや、テントを張る様子、釣り、夕食の準備風景、それから、海で気をつけなければならないことなどなど…。この部分を続けて読む、という楽しみもあります。
最近の統計で、海に一度も行ったことがない、若しくは、ほとんど行ったことがない、という小学生の子が、合わせて6割ほどいるとか…。何だか寂しいですね。もちろん、住んでいる場所にもよるのでしょうし、「海よりプールのほうがいい!!」という考え方の親もいるでしょうし…。
私は基本的には、毎年海に行くのですが、事情で行けない年ももちろんあります。そういう時は、何かで憂さ晴らしをします。例えば図鑑やテレビを見て笑)。
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コメント
ゴミやクラゲの浮ぶ港なら知っていたけれども、私も子供の頃には、浜辺に連れて行って貰えませんでした。
本の中に昔のお芝居では、箱の中の小豆を傾けて波の音を出したと書いてあるのを読んで実行して見ました。
目を閉じて 小豆の音に 耳すます
まだ見ぬ海の 香りするかな
それは前世の記憶だったのかもしれません!
平成の日本でまだ海を知らない子供がいる!この国は本当に豊かになったのですか?
ますます二極分化が進んだとしか思えません!
投稿: 鵺娘 | 2006年8月31日 (木) 10時08分
>箱の中の小豆を傾けて波の音を出したと書いてあるのを読んで実行して見ました。
なんだか良いですね♪一度試してみようと思いつつ、試したことはありません。
私の場合、育った場所が、海に比較的近かったのです。車で15分ほどで行けました。ちなみに高校は、その海にもっと近くて、自転車で15分ほどの場所。学校の帰りに自転車で海に行った事もあります。
>平成の日本でまだ海を知らない子供がいる!この国は本当に豊かになったのですか?
私も鵺娘さんと同意見です。昔より、この国は、いろんな意味で貧しくなってしまったような気がします!!
投稿: リーヴル | 2006年9月 4日 (月) 08時43分