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2006年7月 6日 (木)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!119

娘が選んでくる本も、最近は、なかなか捨てたものではありません。面白い本、涙が出そうになる本…。もう小学生なので、基本的には自分で選ばせることが多くなってきました。

こうやって、本を読むことを楽しんで欲しいものです。私も楽しめますし(笑)。

きつねの でんわボックス」も娘が選んできた本です。

仲の良いきつねの親子。父親は病気で死んでしまいますが、きつねのおかあさんは、「この子がいるから、寂しくない!この子が楽しいと、私も楽しい!!」いつもそう思っています。

でも、このきつねの子が、死んでしまうのです…。

嘆き悲しむ母ぎつね。そんなある日、山のふもとに、ポツンと立った小さな明かりのついた電話ボックスを見つけるのです。

そこに、毎晩小さな男の子が現れ、電話をかけます。電話の相手は、その子のお母さんのようです。でも、なぜ?

その男の子に、自分の死んでしまった子ぎつねの姿を重ね合わせた母ぎつねは、毎晩、この電話ボックスに来る、男の子を見に行くようになります。

でも、ある日、電話ボックスに白い張り紙がされ、小さな明かりも消え…。

子供を亡くした母ぎつね。なぜかお母さんと離れて暮らしている男の子(読み進むにつれ、理由は分かります)は、少々、複雑な家庭環境のようです。

男の子はきつねの存在に気づいていませんが、母ぎつねはこの男の子を優しく見守り、自分の子供と一緒にいるような錯覚に陥っています。でも、最後に、母ぎつねはこの男の子のために、ある行動を起こします。

淡々と静かに書かれた文章ですが、その分、全体から言いようの無い悲しさや寂しさ、そして、子を思う母ぎつねの優しさを感じます。

今は携帯電話を持っている人も多いので、「電話ボックス」というものが少々古めかしく感じられるかもしれませんが、その分、懐かしさを感じるかも?!

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コメント

失くしたる 子の面影の 甦る
山のほとりの 電話ボックス

 本屋で、この本を探したけれど、見つかりませんでした。そこで始めに、此処を読んだ時に浮かんだイメージを歌にして見ました。

今はもう 二人ぼっちの 家族ゆえ
子の喜びを 我が物とする

 ちょっと具合が、悪いので、この辺で・・

投稿: 鵺娘 | 2006年7月 6日 (木) 15時18分

>鵺娘さん
流石です!

この短歌で、電話ボックスのイメージが頭の中に浮かびましたよ!!

それより、お体は大丈夫なのでしょうか?
無理はしないで下さいね。

投稿: リーヴル | 2006年7月 7日 (金) 09時17分

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