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2006年6月 7日 (水)

…マニア?22

ついでなので(笑)、松本清張さんの本の話をもう一つ…。

松本清張さんは、推理小説も面白いのですが、いわゆる「社会派」の小説も面白いと思います。

先日の「黒い画集」ですっかり味をしめた私は、松本清張さんの本をいろいろ読んでみました(母の本棚にある本も、です)。

黒革の手帖」も読みましたよ。これは、自分で買いましたけれど(笑)。

これは、ドラマ化もされているので、「どんなお話か」をここでいちいち書く必要は無いと思いますが、原作も面白いですよ♪

ドラマと違うところは、主人公の「元子」は、ドラマほど美人ではない、という事です(笑)。どちらかと言えば、女性としての魅力に乏しく、男性もあまり興味を持たないタイプでしょうね。

ま、でも、クラブのママに納まるあたりから、少しずつ、変貌していきますが…。

それにしても、ここまで欲をむき出しにして生きていけるのは、ある意味、凄いことなのかもしれないですね。その分、働いた悪事も凄い(笑)。

何をするか分からない、「闇の部分」を持つ男たちに、女が一人でここまで戦いを挑めるとは…。命の危険は感じないんですかね(笑)。元子の悪事を肯定するわけでは無いのですが、元子の強さは正直、凄いと思います。

でも、ここに出てくる人たちは、みんな「同じ穴のムジナ」だと思いますね。騙されても仕方が無い、と言うか、騙す、騙される、が勝ち負けの問題になってしまっている…。

普通なら、悪人VS騙されて泣き寝入りする人(警察に駆け込む人、とか後の人生を狂わされる人、とか。要は弱者や善人ですね)という構図が多いと思うのですが。

悪人VS悪人というのは、話に凄みが出ますし、小説として、かなり楽しめると思います。誰が味方か分からない、でも、みんな敵かもしれない…。

それにしても、本当にありそうな話なのが、怖いです…。

ちなみに、TVドラマとは結末は違いますよ。

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コメント

 寒雀 会社の中に 友持たず

 私も会社の人達と話が、合わず、公園のベンチで雀に餌をやりながら、一人で、昼食を取っていた事もあります。寒い冬でもそうでした。(旧作ですみません)

 検索して見たらこのドラマ、三回映像化されています。山本陽子、大谷直子。
 米倉版より、山本版の方が、原作に近かったと思いますが、後味が、あまりに、悪くて・・・(大谷版は未見)

 小学校の時に、「最近、見たテレビで感動した番組を揚げ、何処に感動したかを書きなさい!」という問題が、出ました。先生が、大河ドラマやNHKのドキュメントという答えを望んでいるのは、分かっていましたが、なんせ、あの方なので、病院を舞台にしたドラマを、取り上げました。
 死期の迫った老人が、「ずっと一人で、生きて来たから、女の人の肌に、触れた事がない!」と告白します。看護婦は一瞬迷いますが、自分の胸元に老人の手を入れてあげます。「あんまり若くなくてご免ね?」「有り難うございます!」老人は、満足して、息を引き取ります。「ずっと仕事一筋に生きて来たから、看護婦さんも男の人に肌を触れさせた事が、なかったんだ!」と書いたら、激怒されました。看護婦役は山本だったカナ?

投稿: 鵺娘 | 2006年6月 7日 (水) 10時24分

>鵺娘さん
大谷版は見ました。確か、昼ドラですね。中学生か高校生の頃、少しだけですが、覚えがあります。でも、学生なので、最後まで見ていません(笑)。山本版は見ていませんね。

>ずっと仕事一筋に生きて来たから、看護婦さんも男の人に肌を触れさせた事が、なかったんだ!
う~ん。相変わらず、小学生とは思えない、鋭い感想ですね。この感想で、看護婦さんの人生の裏が見えてしまった気がします。

投稿: リーヴル | 2006年6月 9日 (金) 08時56分

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