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2006年5月22日 (月)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!104

絵本の伝記、というのも、最近は増えているようです。

こういう絵本から、伝記に親しむほうが良いのかもしれませんね。ちなみに、私は、子供の頃は、こういう絵本の伝記をあまり読んでいません…。

海時計職人ジョン・ハリソン―船旅を変えたひとりの男の物語」を最近読みました。

私は、この絵本で「ジョン・ハリソン」という人を初めて知りました。

題名から想像がつくように、「航海に必要な時計」を作ったジョンのお話です。

古くから、緯度については、太陽の位置や星の位置で判断することが可能だったようですが、経度については、全く分からずに航海していたそうです。

それも比較的最近まで、18世紀にジョン・ハリソンが作り上げた時計が出現するまで、そんな危険な航海をしていたと言うのです。

子供の頃から、「この機械はどんな仕組みで動くのか。これを動かすにはどうすれば良いのか。」ジョンは、いつも機械の事ばかり考えていたようです。

そんなジョンが、様々な苦労と年月を重ね、誤差の少ない、経度を正確に知ることが出来る時計を作ったのですが、私が感嘆したのは、この時計の発明と、彼のゆるぎない信念です。

何年、何十年掛かろうと、決してあきらめない。新しい時計が出来上がっても、その段階から、既に、「もっと改良された良いものを」と考え、思考を停止させることが無いー。

古い固定観念を持つ人々に邪魔をされたり、理解してもらえなかったりしますが、最後には、ジョンの時計と生き様が理解されるのです。

当時の固定観念を打ち破る、素晴らしい時計を発明したのも驚くべきことですが、何より、ジョンの考え方、生き方に強い共感を覚えました。

子供が親しめる絵本ではありますが、大人が読んでも十分楽しめます。とても分かりやすいですね。

西洋の童話を思わせるような絵も素敵です。この本の巻末に、ジョンが作り上げた時計のその後についても記されています。

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コメント

 私の時代では、まだ伝記に取り上げられる女性と言うと、ヘレン・ケラー、ナイチンゲール、キューリー夫人くらいでした。
 ヘレン・ケラーは、三重苦と言われたけれど、「water」という言葉を、発する事が、出来たという事は、口は、不自由だった訳では、ないのですよね?本によっては、サリバン先生自身が、障害者であった事が、まったく書かれていないモノも、あります。私は「先生自身に障害が、あったから世の中は、障害者には、優しくない事を、ケラーに、教え様とした。サリバン先生は、努力家で自分に厳しい人だから、人にも同じ事を要求したけれど、うちのクラスの先生は、自分にばかり、甘く・・・」と感想を書きました。

 最近は、女性の伝記も、増えていて、ダイアナ元英吉利王妃などまで、あります。地雷の撤去は、したかもしれないけれども、母としては・・・あまり子供に読ませるには、相応しくないと思うのです。

投稿: 鵺娘 | 2006年5月22日 (月) 10時56分

>鵺娘さん
子供向けの「ヘレン・ケラー」の伝記には、サリバン先生の障害について書いていない本が多いようです。
それにしても、この感想、例の先生に出したのですか?(笑)
「キュリー夫人」の伝記は、何冊も読みましたが、キュリー夫人の娘が書いたものも読みました。結構、ボリュームのある、細かい字でした(当時、小学生だからそう思っただけかも 笑)。
ダイアナ元妃の伝記は読んでいません。あまり、興味がないというか…。

投稿: リーヴル | 2006年5月23日 (火) 10時36分

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