子供を本好きにするには大人が楽しむ!88
絵にもいろんな好みがあると思います。だから、絵本も当然、好みが出てきますよね。
「このお話は好きだけど、この絵はあまり好きじゃない…」なんて事もあるかもしれないですね。
子供が小さい頃は、絵本は「絵」を基準にして考えていました。子供が好む色使いか、人物や動物は子供が好む描き方をしているか…などなど。ま、この時期は、明らかに親の好みの比重が大きかったような気がしますが(笑)。
でも、最近は、子供の絵の好みも出てきたようで、観察していると、精密で色使いが柔らかいものを選ぶことが多いようです。
でも、まだ子供ですからね。一概には言えない部分も多々あります(爆)。
前置きが長くなりましたが、親子ともども、絵の精密さ、色使いの美しさに惹かれた「ドワーフじいさんのいえづくり」。
青山邦彦さんの作品ですが、この方は絵が本当に精密で美しいです。他にも何冊か書かれていますよ。
この絵本も家の立体感、動物、おじいさんの表情、森の様子など、どこを見ても楽しくなります。本当にキレイです。どのページも、じっくり見ることをお薦めします!!
お話自体も、なかなか良いですよ。きむずかしくて、一人でいることを好むドワーフじいさんが、動物たちに振り回されていく様子がかなり面白いです。
動物たちは、一見、自分勝手なようにも見えますが、実はそうではないのです。また、ドワーフじいさんは、こんな動物たちと関わることによって、変わっていくのです…。
いろんな意味で、見所満載!の絵本でした。
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コメント
同じ柄 スカート履きし 女の子
我と等しく 一人ゴム跳び
谷内六郎の「絵本歳時記」という本の中に皆の輪に加わらず、一人でゴム跳びをしている女の子の絵があります。絵の中の子は別に仲間外れにあっている訳ではない様なのですが、一瞬、「私の事を書いたのでは?」と目を疑いました。何故なら、私もまったく同じ柄のスカートを持っていたからです。絵の描かれたのは、私の生まれる前で髪の色も黒いのですが・・・
まど みちおの『ふしぎなポケット』♪ポケットの中にはビスケットがひとつ♪の絵本に描かれたビスケットの絵が美味そうで、美味そうで・・一日、見ていても飽きませんでした。『いやいやえん』にもビスケットの絵があったカナ?
投稿: 鵺娘 | 2006年4月18日 (火) 14時00分
>鵺娘さん
谷内六郎さんの本の話、不思議ですね~。
そんな事があるんですね…。
『ふしぎなポケット』は、私も大好き
でした。なので、ビスケットが今も
大好きです(笑)。
投稿: リーヴル | 2006年4月19日 (水) 09時12分