子供を本好きにするには大人が楽しむ!87
インターネットで見つけた本。
子供に見せたところ、「読みた~い!!」と言われて購入することが、増えてきました。
ま、いつもいつも、その願いをかなえてあげているわけではありませんが(笑)。
で、今回は、以前から狙っていた(どっちが狙っていたんだか 笑)「魔女の本」を購入しました。
この本、80年TBSブリタニカ刊「世界の民話館 4 魔女の本」の再刊だそうです。私は残念ながら、この本を読んだ記憶はありません。ま、そろそろ、ませた中学生、であったせいもあるのでしょう(笑)。
この本が初めて出た頃は、大人向けの本に興味が移っている時期でした…。
題名の通り、「魔女のお話」ばかり集められた本です。
計略をめぐらせ、人を陥れようとする魔女。そんな魔女と知恵を絞った人間が戦います。
著者によると、良い魔女より悪い魔女の方が多く、良い魔女のお話で面白いものは少ないそうです。なるほどね。
でも、悪い魔女は、必ず敗北する、というのです。
「悪いことをすると、必ず、罰を与えられる」という教訓が、書かれている、ということになりますよね。
「ヘンゼルとグレーテル」や「ラプンゼル(ラプンツェル)」と言った、よく知られているお話の他に、デンマークやロシア、イタリアのお話も納められています。
挿絵も良いですね~。とてもきれいな本です。いつまでも、大切にしたい!そう思ってしまう本です。
振り仮名をふっていない漢字もありますので、小学校低学年以下のお子さんには、読んであげる方が良いと思います。読んでいるほうも、なかなか楽しいです♪
このシリーズ、全部で10巻あるようなので、また購入したいと思っています。
「読みた~い!!」と言っていた、娘もかなり気に入ってくれたようです。
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コメント
己が持つ 醜き心 隠す為
今日も何処かで 魔女が狩らるや
短歌の意味、分かりますよね?予め、抹殺したい相手を決めておいて魔女に仕立てて行く。そういう事は古今東西を問わず、行われているのではないでしょうか?
魔女と呼ばれたジャンヌですが、「ジャンヌ・ダルク裁判」という映画があります。街中で「あなたの幸せの為に祈らせて下さい」という手翳しの子達を知っていますか?地味で真面目そうで、思いやりも深そうだけど、何故か、幸せには縁の薄そうな、あの子達の様なタイプの子にジャンヌを演じさせています。ジャンヌを利用した仏蘭西側より英吉利の裁判官の方が、ジャンヌの気持ちを、理解しているのですが、手翳しの子の話を聞いている時の様に「大変、気持ちはよく分かるのですが・・・」途中から齟齬と言い知れぬもどかしさを感じて行く。そういう映画だと私は思って見ました。
ちなみに私は性格診断テストに寄ると歴史上の人物では、ジャンヌに一番、近いそうです。
投稿: 鵺娘 | 2006年4月17日 (月) 11時09分
>鵺娘さん
「魔女裁判」に関する本(小説より、事実についての考察や検証が書かれた本のほうがたくさん読んでいます)はいくつか読んだことがありますが、ほとんどが、何とも言えず、いや~な気分になった記憶があります。
自分の醜さ、罪を隠すために行った、無実の人を虐待した、残酷極まりない行為ですからね…。
だから、「魔女」は、できれば、童話の中の魔女の事だけを連想したいものです…。
投稿: リーヴル | 2006年4月18日 (火) 08時58分