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2006年2月 8日 (水)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!63

グリム童話は、初版の完訳も含め、いろんな種類を読んでいます。

グリムはお話の数自体も多いですよね。残酷だったりしますが、話は尽きません。

題名よりも、お話の内容を鮮明に覚えていて忘れられなかったのが、「おどる12人のおひめさま―グリム童話」。

12人のお姫様が、毎晩こっそり踊りに出かけます。どうして?どこへ?

現実離れした夢のあるお話で、子供はとても喜びました。

幻想的で不思議なお話ですが、意外に知らない人が多い、というのはちょっと驚きです。私にとってはとても面白くて、忘れがたいお話なのですが。

そして、なによりこの絵本の絵の美しさ!どの場面もとてもきれいで、大人も夢中になってしまいます。この美しいお話とよく合っていますね。

童話とは、やっぱりこうあるべき(絵もストーリーも)!なんて思ってしまいました(笑)。

一般的に知られているグリムのお話はみんな読んでしまった…なんて方(お子さんも)にも、結構新鮮ではないかと思います。

大好きだったお話しを久しぶりに楽しみました…。

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コメント

「グリム童話の悪い少女と勇敢な少年」ルース・ボテイックハイマー(紀伊国屋書店)という本を知っていますか?題名からして察しがつくと思いますが、グリム童話は男女差別の話だと主張しているのです。「グレーテルは・・・」「白雪姫は・・・」読まなくても内容は分かりますね?「本当は怖いグリム童話」という本もありましたが、「何を今さら?」という内容でした。私は別にそういう話をしたいのではなく「おいしいおかゆ」のおかゆが美味しそうだったとか、美味しそうなパンが出て来るとか言う話がしたいのです。「瓶の中の怪物」(家にある本では結末が変わっています)「死神の名付け親」(落語に似た話があります)「白鳥の王子」、「ある漁師の妻の物語」(あんまり欲張らない方がいいよ!)等が好きです。

投稿: 鵺娘 | 2006年2月 8日 (水) 11時57分

>鵺娘さん
「グリム童話の悪い少女と勇敢な少年」は読んだ事がないのですが、
そういう主張の本は、好きじゃないです(笑)。
「本当は怖いグリム童話」は私も読みましたが、う~ん、という感じですね。だって、グリムが好きな人なら、ある程度知ってますよね、そんな事(笑)。
「白鳥の王子」、「ある漁師の妻の物語」は、私も好きです。
特に「ある漁師の妻の物語」は、爆笑しました。痛快です。

投稿: リーヴル | 2006年2月 9日 (木) 09時45分

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