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2006年2月 6日 (月)

いつか子供に読ませたい!49

動物を主人公にした本は、子供だけでなく、私も好きですし、いろいろ読みました。

この中で、他の本とはちょっと違うーと感じたのが、ジャック・ロンドンが書いた「野生の呼び声」です。

カリフォルニアのお金持ちに飼われていたバックは、父がセントバーナード、母がシェパードで、恵まれた体格と素晴らしい頭脳を持ち合わせています。

人間の身勝手さによって盗まれ、売り飛ばされ、北の寒い地で、橇犬として酷使されるようになってしまいます。

飼い主がどんどん変わり、酷い扱いを受ける。橇犬として生きている犬たちの厳しい掟を知る…。

戸惑いながらも、環境の変化によってバックはどんどん変わり、「野生」に触れ、目覚めていきます。

バックが野生に目覚めていく過程も素晴らしいのですが、当時の生活習慣や、極寒の地、犬たちの描写も素晴らしいです。

犬が大好きな私にとって目を背けたくなるような場面もありますが、野生に帰っていくバックは、結果的として、これで良かったのかもしれません。

最後の飼い主となる男との交流も印象的です。バックの飼い主を思う気持ち、そして、野生にどうしようもなく惹かれていく気持ちが見事に表現されています。

簡潔で力強い文章。忘れられない本です。

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コメント

この本、昔に読んだのですがあまり記憶にありません。

きんたちゃんは谷底に落ちた子供を救った時に、本当の意味で家族に迎えられたと思ったのではないでしょうか?ところがそのパーテイの席に狐の襟巻きをして来た女性がいた。何でわざわざ、僕がいる所にその襟巻きをして来たの?その時、きんたちゃんは所詮は自分はペットに過ぎなかった事を再確認させられたのではないでしょうか?文中に何度か「母さんの臭い」という言葉が出て来ます。リーヴルさんにとってお母さんの臭いというと何ですか?きんたちゃんも自分なりのお母さんの臭いを想像していたと思うのです。でも初めてあったお母さんからしたのは樟脳の臭いだった(?)何故、僕の夢を壊したの?今まで人間と過ごした月日が楽しかったからこそ、裏切られた気持ちは一層と強かったのでしょう?「すべてを壊してしまいたい!」きんたちゃんは火を放つたのではないかと思います。もうひとつ、襟巻きが本当のお母さんだったかどうかは分かりません。母と同じ年頃の狐が襟巻きにされているのが許せなかったのではないでしょうか?

 原色の 父はあまりに みすぼらし
 セピアカラーの 写真を捨てる
幼い頃の記憶の中で父は私の髪の毛と同じ髯の色をしていました。私が1枚だけ持っていた写真は白黒だけど髯の色が赤みがかっているのは分かりました。それは私の励みだったのに!どうして髯が白くなってから会いに来たの?

投稿: 鵺娘 | 2006年2月 6日 (月) 18時18分

>鵺娘さん
「きんたちゃん」についてですが
なるほどね…。きんたちゃんの記憶の中の「お母さんのにおい」
というのは、どんなものだったんでしょうね。
ま、樟脳のにおいじゃないことだけは確かでしょうが(笑)。
後はなんでしょう。襟巻きになってしまったお母さん(?)を見分け
られたのは、どうしてでしょう?
「動物の本能」なのでしょうか?
きんたちゃんのお母さんの記憶や思い出は少ないかもしれません。
でも、どんな子供でも、自分の母親は見分けられると言います。
人間から見た狐の顔、というのは見分けがつかないかもしれませ
んが、狐から見た狐の顔、というのは見分けがつくものなのかな?
なんて、思いましたがどうでしょう?
それにしても、お父様の話はせつないです…。

投稿: リーヴル | 2006年2月 8日 (水) 09時42分

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