子供を本好きにするには大人が楽しむ!66
子供の視点で書かれている本って、やっぱり、子供に好まれるようです。
子供の心を忘れてしまった私にとって、理解できない(というより、大人なりの余計な屁理屈を考えてしまうのです)ものも、正直に言って、あります。
私の子供は、「1ねん1くみ1ばんやさしーい」(このシリーズ、何冊かあります)が好きなようなのですが、初めて読んだ私は「???いいの?これで?」というのが、素直な感想でした。
急にテストをすることになった、1ねん1くみ。みんな嫌がって、大騒ぎになります。
結局、テストは行われるのですが、採点後も大騒ぎ。
点数は様々で、先生も分からなかった問題について、いろいろ説明をします。
でも、良い点数の子が、なぜか泣き出してしまうのですー。
学校の中での事だけを書いているわけではなく、子供と親とのコミュニケーションについてもさりげなく書かれています。
う~ん。再度読んでみると、親へのメッセージも込められていることに気がつきました。ちょっと、私は浅はかでした…。
「子供の目線で書かれている本」にこそ、子供が親に言いたいことが隠されているんですよね。
「子供の心を忘れている」は、単に言い訳に過ぎませんでした。反省してしまいました。
ま、この「1ねん1くみ」のその後のテストの方法については、賛否両論があると思いますが…。
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コメント
昔、新聞で読んだ投書を思い出しました。その子のお母さんはとても優しくて子供思いで、教科書にもすべて、手作りのカバーをしてくれたそうです。初めての授業で担任の先生が言いました。「はい、ヒヨコの絵が描いてあるご本を出しましょうね?」その子はどれが、その本か分からず、お母さんの掛けてくれたカバーを次々と破って行ってやっとヒヨコの絵の描かれた本を見つけ安心したそうです。なんだか切なくなりました。小学校1年の時の担任はすごく優しい人で私の作文も誉めてくれました。その頃から5~6年生に苛められる事はあったけど、「高学年の子が低学年の子を苛めて恥かしくないの?」と言ってくれました。学校は先生次第で変わるのですね?
先程、私のブログの調子が悪くなってしまいました。今は直った様です。
投稿: 鵺娘 | 2006年2月15日 (水) 10時10分
>鵺娘さん
1年生の担任だった先生は、優しい方だったんですね。
こんな先生ばかりなら、子供たちは幸せでしょうし、
下級生を苛める、捻くれた子供たちも減るかもしれないですね。
この「ヒヨコの本」の話、私も何だか切なくなりました。
投稿: リーヴル | 2006年2月16日 (木) 09時05分