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2006年2月28日 (火)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!73

「ごめんね」。

この一言ってなかなか言えないことがあります。大人になった今でも、情けない事に、素直に言えない時があります(笑)。だめですね、これでは。

友達とけんかした子供も同じことがあるようでー。

ごめんねともだち」にでてくるおおかみの気持ちがよく分かるようです。私もそうです(笑)。

きつねと遊んでいたおおかみ。トランプをしても、けんだまをしても負けてしまいます。いらいらして、腹が立ってきたおおかみは、「いんちきだ!!」なんてきつねにきつい言葉を浴びせ、家から追い出してしまうのですー。

すぐに後悔したおおかみ。でも、なかなか仲直りできません。「ごめんね」という一言が言えないばっかりに、つらく寂しい思いをします。きつねも同じ。

私の場合、自分が子供に謝りたいときに素直に謝っていないことがあり、この本を読んで、なんとなくバツが悪くなってしまいました…。

子供の方が素直かも?この本で、私は少し反省してしまいました。

単純なお話ではありますが、妙に心に残る本となりました…。私の子供にとってはどうなのかな?

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2006年2月24日 (金)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!72

日本の昔話に関しては、同じお話でも(題名が違う場合もありますよね)、できるだけいろんな種類を読むようにしています。細部が微妙に違ったりして、それを探すのも楽しいものです。それぞれの地域によって、特色がありますから。

例えば、「たにし長者」。題名が「つぶの長者」になっていることもあります。これとよく似たお話で、「かえる」とか「かたつむり」が主人公になっているものもあるようです。

「一寸法師」もある意味、似ていますよね。生まれたときは、小さかったり、人間じゃなかったりしても、最後には奇跡が(昔話では奇跡ではないようですが 笑)起こり、めでたしめでたし。

「グリム童話」にも似たお話がありますので、そういったいろんな国の昔話と比較するのも私の楽しみのひとつです。

こういったお話の共通点としては、「相手の姿かたちではなく、相手の心を愛する」人が出てくるという事です。

この手のお話を読んでいる人は多いはずですが、現実は違うようですね(笑)。なぜなんでしょう?

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2006年2月23日 (木)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!71

「日本の神話」と言われるものも、できるだけ子供に読んであげたい(読ませたい)と思っています。

最近子供に読んであげた本で、特に喜んでくれたのが「海幸彦 山幸彦」。

実は、私も結構好きでした。展開が子供が喜ぶ「浦島太郎」に少し似ているから?

いつも海へ釣りに出かける兄の「海幸彦」、そして、山に狩に出かける弟の「山幸彦」。

ある日、仕事を交換しよう、という事になり、海幸彦は山へ山幸彦は海へと出かけていきます。でも、お互い初めての経験で当然うまくいきません。そして、山幸彦は大切な釣り針を失くしてしまうのです…。

兄に叱られ、途方にくれながら釣り針を探しに海へ再び来た山幸彦。でも、海の神様の国へ導かれ、3年の間、幸せに暮らすこととなります。さて、3年後、故郷に戻った山幸彦がおみやげに貰ったものとは?

浦島太郎と違い、故郷に戻ってからのお話が面白いです。

一方が悪者(兄のほうです。でも、悪者、と言い切ってしまうのは可愛そうな気がします)で、一方が正直者で善良。昔話によくあるパターンです。

でも、登場人物が神様ばかりなので、スケールの大きいことが起こります。その辺りが、子供には面白かったのかも。

ただ、私は日本の神話に出てくる神様の名前を、なぜかいつもうまく読めません。読み直してばかりです(泣)。なぜなんでしょうね~。口は達者なんですが。なので、読み聞かせはちょっときついです(笑)。

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2006年2月22日 (水)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!70

あさりやしじみをトラックに積んで、売りに来るおじさんを見かけたことはありますか?

最近は、すっかり少なくなってしまったようですね。私の実家のほうも、そんな光景があまり見られなくなってしまったようです…。

子ぎつねのおくりもの」には、そんなあさり売りのぜんさんというおじさんが出てきます。

毎日新鮮なあさりをトラックに積んで、みどりの山に囲まれた小さな村に売りに行きます。いろんなお客さんに喜んでもらって、とっても楽しそうなぜんさん。

その中に、小さな姉弟がいます。いつも人がいなくなってから現れるこの姉弟。帰っていく後ろ姿を見ると、なんと!ふさふさしたしっぽが生えているのです!!(そうです。きつねです 笑)

そんな姉弟の正体に気がついているぜんさん。気づかぬふりをして、優しく接します。ある日、「あさりが生えてきますように!」と、あさりを土に埋めようとするこのきつね姉弟の出くわすのですー。

そんなこと、あるわけ無いですよね(笑)。でも、一生懸命なきつねの子たちに本当のことを言えないぜんさんは、喜ばせようと頭を捻ります。

でも、きつねの子たちは、ちゃんとぜんさんを見ていましたー。

相手を思いやり、どうすれば相手が喜ぶかを考えるー。これって、なかなか出来ないことですよね。

そのためには、「相手をよく見ること」が大切ーこのほのぼのした本にはそういうメッセージが込められているような気がします。

絵もかわいくて、親しみやすいです。ぜんさんやきつねの子たちの表情が、文章に合わせて描かれているのが印象的でした。

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2006年2月21日 (火)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!69

仕事をする、ということは、厳しく大変な事です。もちろん、その中に楽しさだってたくさんあります。

子供にも、早い時期から教えておきたいことです。大切ですからね。

仕事に厳しさと子供を思う親の気持ちがうまく書かれている、なんて思ったのが、「かえってきたゆうれいコックさん」です。

ゆうれいが出てくるのですが、単なるゆうれいのお話ではありません。

レストランのコックさんをしているきつねさん。お客が来なくてやる気をなくしています。

そこへ、現れたきつねさんのお父さん!実は息子が心配で出てきたゆうれいなのです(笑)。親はいくつになっても、子供が心配だと言いますが…。

やる気をなくして、いい加減に仕事をこなしていた息子を叱り、厳しく鍛えなおします。さて、レストランの運命は?

姿が息子に見えないからーと息子のエプロンと帽子を身に着けるゆうれいのお父さん。その姿で歩き回るお父さんに思わず笑ってしまいました。

お客さんの前では、このエプロンと帽子を外して、しゃもじを持って息子の後ろについて歩き、声が小さかったりすると、「バシッ!」としゃもじで叩くー。

厳しさの中にも、親の愛情が感じられます。同時に仕事の厳しさと楽しさが味わえる本です。

最後の場面は、感動します。暖かいですね。

子供が手に取った本ですが、私も大いに楽しみました。

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2006年2月20日 (月)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!68

いろんな国の昔話を読んでいますが、意外に読んでいないのが、同じアジア圏の昔話。

お隣の中国や韓国のお話もそうですね。子供の頃に読んだものを探してみても、なかなか見つからない…。発行されている種類が少ないような気がします。

こういった国々の本を、もっと出して欲しいものですね。ヨーロッパや日本の昔話はかなりの数が出版されているのですから…。

だから、偶然、「花仙人―中国の昔話」を見つけたときは、嬉しかったです!

子供の頃に絵本で読んだわけではなく、「中国・インドの昔話」という本で読んだお話のひとつです(この本自体は、もう発行されていないようです)。

花が大好きな秋先というおじいさん。そんなおじいさんの庭には一年中美しい花が咲き乱れています。花のように心が美しいおじいさんです。

そんなおじいさんの庭に目をつけた悪者が、花を折り、庭を荒らします。嘆き悲しんでいるおじいさんの目の前に、美しい娘が現れてー。

他人が持っている、清らかなもの、美しいもの、正しいものを妬み、傷つけたがる、心の拗けた人間。

今も昔も、そして、どの国にもあることです。

でも、最後には「正しいものが勝つ。」

私はそう信じたいですし、子供にもそう教えています。

人間の優しさ、そして、逆に妬みという最も醜い部分も書かれている本です。

それにしても、絵が美しい!!こんな庭、私も欲しいです(笑)。

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2006年2月17日 (金)

いつか子供に読ませたい!51

本はかなり好きなのですが、一度読んだだけではあまり理解できなかった本(例えば、主人公の心理とか)というのも、存在します。

実はーカミュの「異邦人」もその中の一冊です。

名作、と言われていますが、一度目は「???」状態でした(笑)。

う~ん、他の人から見れば、情けないですよね。笑ってやってください(笑)。

でも、ジリジリと太陽が照りつけるアルジェの鮮やかな風景が想像できるこの小説には、なぜか惹かれてー。何度も読みました。

ムルソーは、いろんな事に対して、無関心に見えます。母親が死んだとき、女性から「結婚したい」と言われたとき、上司に「パリに行ってみないか?」と言われたときー。

人によっては、こういう態度をとられると、腹立たしく感じるかもしれません。

でも、物事に無関心なはずのムルソーが、人を殺してしまいます。

小説の後半(二部)部分で、ムルソーの心の中が少しずつ見えてきます。この部分こそ、「異邦人」の本体です。

題名の「異邦人」はこのムルソー自身を指しているのだと思われますが、本当に彼は「異邦人」なのでしょうか?

人間の様々な欲望や建前を濾過していくと、ムルソーのようになってしまうのではないでしょうか?ムルソーは、ある意味、社会のいろんな物事に汚染されていない人なのではないのでしょうか?

ムルソーの犯罪は、許されるものではありません。ただ、彼の人格については、否定すべきでは無いのでは?というのが、現在の私の感想です。

短い小説ですが、言い尽くせないくらい、いろんな思いが溢れてくる本です。

とても、ここでは、書ききれません。

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2006年2月16日 (木)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!67

「子供の視点で書かれた本」で忘れがたいのが、「おしいれのぼうけん」。

これを初めて読んだのはいつの事だったかー。

モノクロの絵が、小さかった私に「こわ~い」というイメージを植えつけました。なぜなんでしょう?私は、本当は怖がりじゃないんですが(笑)。

昔は、確かに「悪いことをするとおしいれにいれちゃうよ!」なんて、おしおき(う~ん、よくない表現ですかね。じゃ、しつけで。)をされた子が多かったようです。

今ならさしずめ、「幼児虐待!!」なんていわれ方をされるかもしれませんね。

ここでのおしいれは保育園のものなのですが、先生のいう事を聞けなかった男の子二人がここにいれられてしまいます。

で、この二人が、そのおしいれの中の壁から、不思議な世界を見ることになるのです。正に、子供ならではの空想の世界。

私も、こういった木の模様から、いろんな事を想像したものです。

「何が起こるの?何がいるの?」なんてドキドキしながら読んだ子供の頃。

大人になって読んでみると、先生たちの心情なんかもよく見えてきます。単に「子供の目線で書かれた本」ではありませんでした。

「愛情のあるしつけ」だったんだな、と。楽しい本でもあり、何となくジ~ンとくる本でもあります。

それにしてもーおしいれの戸にあいている穴を使った子供たちと先生の攻防は、大人になっても笑ってしまいました。なんで、このシーンは笑ってしまうんでしょう(笑)。

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2006年2月15日 (水)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!66

子供の視点で書かれている本って、やっぱり、子供に好まれるようです。

子供の心を忘れてしまった私にとって、理解できない(というより、大人なりの余計な屁理屈を考えてしまうのです)ものも、正直に言って、あります。

私の子供は、「1ねん1くみ1ばんやさしーい」(このシリーズ、何冊かあります)が好きなようなのですが、初めて読んだ私は「???いいの?これで?」というのが、素直な感想でした。

急にテストをすることになった、1ねん1くみ。みんな嫌がって、大騒ぎになります。

結局、テストは行われるのですが、採点後も大騒ぎ。

点数は様々で、先生も分からなかった問題について、いろいろ説明をします。

でも、良い点数の子が、なぜか泣き出してしまうのですー。

学校の中での事だけを書いているわけではなく、子供と親とのコミュニケーションについてもさりげなく書かれています。

う~ん。再度読んでみると、親へのメッセージも込められていることに気がつきました。ちょっと、私は浅はかでした…。

「子供の目線で書かれている本」にこそ、子供が親に言いたいことが隠されているんですよね。

「子供の心を忘れている」は、単に言い訳に過ぎませんでした。反省してしまいました。

ま、この「1ねん1くみ」のその後のテストの方法については、賛否両論があると思いますが…。

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2006年2月14日 (火)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!65

子供に「これ、面白いよ!」なんて言われて読む本(絵本が多いのですが)が、少しずつ増えてきました。これだけで楽しいことです(笑)。知らない絵本、まだまだたくさんありますからね。

子供が産まれてからは絵本を改めていろいろ読むようになったのですが、独身の20代の頃は仕事が忙しかったので、この時期に出てきた絵本はあまり読んでいません。

そんな本のひとつが「あらしのよるに ちいさな絵童話 りとる」です。

映画なんかもあって、評判になっていますよね。

結末まで書かれた長編小説もありますが、私は絵本の方が好きです。

このお話に、この絵!という、典型的なタイプだと思っていますから。

シンプルで、ドキドキするストーリー。

いろんな童話で、「食うもの、食われるもの」として書かれる事が多い、オオカミとヤギのお話ですが、よくある童話や一般的にはありえない(笑)この2匹の心の交流が書かれています。

暗闇の中で交わされる会話を更に効果的に演出しているのが、描かれている絵だと思っています。

この絵本には続きがあるのですが、私はシリーズの中でこの本が一番好きです。

とはいえ、続きが気になってしまいー(笑)。

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2006年2月13日 (月)

いつか子供に読ませたい!50

苦しく、つらい境遇に生まれ、それに負けずに強く生きていくーそんな本はたくさんありますよね。

比較的恵まれた時代に生まれたからこそ、こういった本は読んでおきたいと思っています。

山本有三さんの「路傍の石」も、そんな小説のひとつですが、この本を初めて読んだ時の私は、「自分がいかに恵まれた環境・時代で生きているか」ということを改めて思い知らされました。

子供の頃というのは、自分の置かれている環境を「当たり前」だと思い、感謝することはなかなか無いのではないかと思います。

私もそんな子供のひとりでした。

この本の主人公の吾一は、本当につらく、悲しい状況に置かれていた少年です。

裁判でお金が必要だからと、子供の貯金を平気で持ち出す父親、内職で何とか家計を賄おうとする母親ー。

吾一は勉強が好きで、本が好きで、上級の学校に進みたいと望んでいるのですが、それが叶わず、奉公に出され、更に苦しむようになります。

自分の同級生やその妹にまで頭を下げなければならないー自分が貧しくて、相手がお金持ちというだけで!!吾一の気持ちを考えると、読んでいるほうもつらくなります。

母親の死をきっかけに、吾一はそんな自分の状況を変えようと行動を起こしますが、これも「前途多難」といった感じです。私としては、吾一には幸せになって欲しいのですが…。

こんな悲惨な時代(人々)があった、という事は、やはり知っておくべきでしょう。自分の状況がよく見えてきますし。

「自分に恵まれた環境を与えてくれた両親や周囲に感謝する。」という気持ちはいつまでも持ち続けたいものですし、「耐え難いほどつらい事があっても負けないで頑張りぬく」というのは大切だと思います。

私は、まだまだ修行が足りません。

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2006年2月 9日 (木)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!64

私が好きなグリムのお話しからもうひとつー。

ルンペルシュティルツヘン」です。

舌をかみそうな題名ですが、これがお話の中で重要な鍵を握ります。

貧しい粉屋が王様に「自分の娘は、わらを紡いで金にすることができる。」なんて、とんでもない嘘をつきます。

で、やってみせなければならなくなった娘は途方にくれますが、そこに悪魔がでてきて、ある取引を申し出るのです。さて、娘の運命は?

悪魔と人間の知恵比べ。よくあるパターンですが、結末は少々意外です(そう思っているのは、私だけ?)。それにしても、この娘も粉屋の父親も結構悪人ですね(笑)。

悪魔はこの娘を利用してやろうと考えて近づいたのでしょうが、相手が悪かったですね(笑)。娘だって、悪魔を利用して助かろうと思ったのですから。

結末は書けませんが(笑)、私は思わず笑ってしまいました。

いろんな教訓が詰まっているお話だと思います。子供向けのお話なのかもしれませんが、ちょっと辛口のお話なので、大人が読んでも楽しいです。

う~ん、悪魔の方が、かわいそうかな?なんて思いますが、ま、欲を出したのは事実ですから…。

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2006年2月 8日 (水)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!63

グリム童話は、初版の完訳も含め、いろんな種類を読んでいます。

グリムはお話の数自体も多いですよね。残酷だったりしますが、話は尽きません。

題名よりも、お話の内容を鮮明に覚えていて忘れられなかったのが、「おどる12人のおひめさま―グリム童話」。

12人のお姫様が、毎晩こっそり踊りに出かけます。どうして?どこへ?

現実離れした夢のあるお話で、子供はとても喜びました。

幻想的で不思議なお話ですが、意外に知らない人が多い、というのはちょっと驚きです。私にとってはとても面白くて、忘れがたいお話なのですが。

そして、なによりこの絵本の絵の美しさ!どの場面もとてもきれいで、大人も夢中になってしまいます。この美しいお話とよく合っていますね。

童話とは、やっぱりこうあるべき(絵もストーリーも)!なんて思ってしまいました(笑)。

一般的に知られているグリムのお話はみんな読んでしまった…なんて方(お子さんも)にも、結構新鮮ではないかと思います。

大好きだったお話しを久しぶりに楽しみました…。

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2006年2月 6日 (月)

いつか子供に読ませたい!49

動物を主人公にした本は、子供だけでなく、私も好きですし、いろいろ読みました。

この中で、他の本とはちょっと違うーと感じたのが、ジャック・ロンドンが書いた「野生の呼び声」です。

カリフォルニアのお金持ちに飼われていたバックは、父がセントバーナード、母がシェパードで、恵まれた体格と素晴らしい頭脳を持ち合わせています。

人間の身勝手さによって盗まれ、売り飛ばされ、北の寒い地で、橇犬として酷使されるようになってしまいます。

飼い主がどんどん変わり、酷い扱いを受ける。橇犬として生きている犬たちの厳しい掟を知る…。

戸惑いながらも、環境の変化によってバックはどんどん変わり、「野生」に触れ、目覚めていきます。

バックが野生に目覚めていく過程も素晴らしいのですが、当時の生活習慣や、極寒の地、犬たちの描写も素晴らしいです。

犬が大好きな私にとって目を背けたくなるような場面もありますが、野生に帰っていくバックは、結果的として、これで良かったのかもしれません。

最後の飼い主となる男との交流も印象的です。バックの飼い主を思う気持ち、そして、野生にどうしようもなく惹かれていく気持ちが見事に表現されています。

簡潔で力強い文章。忘れられない本です。

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2006年2月 3日 (金)

いつか子供に読ませたい!48

私は星がよく見える、空気がきれいな田舎で育ちました。都会育ちの主人は感動したようで、私の実家に行った時、しばらく星を眺めていました(寒かったんですけどね~)。

そのせいでしょうか。私は小さい頃から星や宇宙に関する本が大好きで、実家にあった天体関係の百科事典を繰り返し読んだものです。

大人になり、宇宙に関する本からしばらく離れていたのですが、子供が最近興味を持ち始めたため、私自身も再び宇宙というものに興味が湧いてきました。

最近の宇宙に関する理論がどうなっているのかー知りたくなってきて、とりあえず、私の頭で理解できそうな本を探して、読んでみることにしました。

で、目に付いて購入したのが、「宇宙はわれわれの宇宙だけではなかった」。

まず、題名に惹かれたのです。「他にも宇宙があるってこと??」

私は、こういう理論があるのを全く知りませんでした(情けない…)。

著者の佐藤勝彦さんは、一見難しそうな理論を、私のような一般人の頭でも理解できるように、比較的分かりやすい例えを使い、説明してくれています。ま、でも「物理」から遠ざかっていた私は、この本を読破するのは少々時間が掛かりましたが(笑)。

この佐藤勝彦さんは、宇宙についての理論や研究を分かりやすく書かれる方で、人気があるようです。私も、佐藤勝彦さんの他の著書も読んでみたくなりました。

自分にはあまり関係のないものだと思っていた「量子論」というのは、実は自分の身近なものに使われているものだと言うこと、そして、この「量子論」とよく知られている「相対論」を使って、宇宙の謎が解き明かされつつある、という事ー。

他にも存在している宇宙、そして宇宙はどうやって生まれたのか、などなど。

完全に理解できたか?と言われるとそうではないのですが、「なるほどね~。そういう事なんだ。ここまで研究や観測が進んでいるんだ~。」と、何となく理解できました。

宇宙の事を改めて知る良い機会となったのは確かです。

私の場合、とりあえず、「量子論」に関する本を探して読む必要がありそうです。

そのうち、「宇宙」に興味を持ち始めた子供に、「宇宙は、こういった事が分かっているんだよ。」なんて説明してあげるつもりです。

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2006年2月 2日 (木)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!62

私の子供も、今は本がかなり好きなようです。

「本が好きになって欲しいな…」なんて思って読み聞かせをしたり、自分が面白かった!と思う本を与えてみたり、子供が読みたい!と言う本を買ってあげたり…。

元々、子供に本を好きになる要素があったのかも知れませんが(笑)。

そんな私の子供は、最近、自分の好みと思われる本を図書館で借りてくることが多くなりました。

そういった本の中に、「あ!良いね、この本!!」なんていうのが結構多いです。

私と好みが似ているだけ!?

バムとケロのにちようび」も私の目を引いた一冊です。

島田ゆかさんという、日本の作家が書いたものですが、絵が日本人らしくありません(笑)。色使いといい、画風といい…。鮮やかで、細部まで丁寧に描かれていて、絵を見るだけで楽しくなります。いろんなものがどの絵にも隠されているので、何度でも楽しめます。

バムという犬とケロというカエルが一緒に暮らしています。

ある雨降りの日曜日、外で遊べないバムは、本でも読もうとケロちゃんが散らかした家の中の片づけを始めますがー。

一生懸命掃除をしたりおやつを作ったりするバム、悪気は無いのに邪魔をするケロちゃん。何だか「親子」を見ているようです。子供の小さい頃を思い出してしまいました(笑)。

掃除をしている様子、おやつを作る場面、本が隠されている屋根裏部屋ー。特にこの屋根裏部屋に、思わぬものが潜んでいて、大笑いしてしまいました。

それにしても、屋根裏部屋におじいちゃんの残した本があるーというのは素敵ですね。私も祖父が残してくれた本はありますが、屋根裏部屋は無い…。

この本のシリーズは何冊かあるようなので、探して読んでみたいな、と思っています。

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