子供を本好きにするには大人が楽しむ!59
いろんな国の昔話に私は興味があります。
機会があれば、いろんな国の昔話を読みたいですね。
子供の頃からいろんな本を読んできましたが、この昔話というジャンルは、私にとっては、まだまだ未知の部分があります。
国によっては、日本にあまり出回っていないですしね。
最近は、インターネット上でいろんな本が検索できますし、もちろん注文だってできます。
子供が産まれてからは、大きな本屋さんや図書館で丸一日過ごす、という事ができなくなってしまいましたし…。本当に助かっています。
「子どもに語る アジアの昔話〈1〉」もインターネットで手に入れた本ですが、私の知らない昔話がたくさん出ていました。
この本には、バングラディシュ、ベトナム、スリランカ、インド、イランなんかの昔話が出ています。こういった国々の昔話を私はあまり読んだ事がありませんでした。
どこかで聞いたような(似ている)お話もあれば、個性的なお話も…(私が知らないだけかもしれませんが)。
素朴で、知らないはずの異国の昔話なのに、何となく懐かしくて、読むのを止められませんでした。私は、「かしこすぎた大臣」が、お気に入り。なかなか辛口で、ギョッとするような結末です。
「ゴキブリがなぜ黒いのか」という疑問に答える、子供好みのお話も良かったです(題名:ちっちゃなゴキブリのべっぴんさん)。こういうお話を作るのは、どんな人だったんでしょうね(笑)。
子供向けの本ではありますが、振り仮名を振っていない漢字もありますので、小学校中学年以上のお子さんでないと、自分では読めないと思います。
でも、こういう昔話って、親が読んであげると子供は喜びますよね♪
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コメント
小さい頃「ちびくろさんぼ」を読んでお母さんの焼くホットケーキがとても美味しそうに思えました。別に差別の意識はありませんでした。(こういう運動をしているのがどういう人かは自分のブログに書きます)確かにイランなどの昔話などにはその宗教観の違いから日本人に取っては差別と感じられる内容もありますが、それはかえって宗教や慣習の違いを学ぶきっかけとなるのではないでしょうか?
御伽噺は王子様とお姫様は「その後も仲良く暮らしましたとさ。めでたし、めでたし」で終わっていて生活の様子は描かれていません。結婚はゴールでなくスタートなんだという感覚は未だに持てずにいます。
投稿: 鵺娘 | 2006年1月19日 (木) 11時15分
>鵺娘さん
あ、私もそうでした!!「ちびくろさんぼ」を読むと
いつもホットケーキが食べたくなる!!
子供も「おいしそー。食べた~い!!」と言っておりま
した(笑)。
それから、鵺娘さんが仰るとおり、宗教の違いから
日本人が読むと「差別では」と思われる他国の昔話
はたくさんありますよね。
でも、そういったものを読んだりすることで、差別に対
する意識をきちんと持つべきだと思うのです。
直視しなければ、差別というのがどんなものか分からない
ですからね。
「見せない、読ませない」というのが一番良くないと思い
ます。
でないと、知らないで人を差別する、と言うことに繋が
りかねないですからー。
投稿: リーヴル | 2006年1月20日 (金) 09時19分