…マニア?!⑩
私は、実はホラーなんかも好きです。映画もよく見ますね(笑)。
小学校1年生の娘に同じ傾向が見られるので(きゃ~。こわいっ!!と言いながら、見るのを止めません…)、血は争えないかな、と(笑)。
結構、印象に残っているのが、レ・ファニュの「吸血鬼カーミラ 」です。
この本の中には、表題作「吸血鬼カーミラ」以外にも、こわ~いお話がいくつか収められています。
でも、やっぱり一番強烈だったのが「吸血鬼カーミラ」。
吸血鬼、というのは、子供の頃から怖いもののひとつですね。
吸血鬼を扱った映画がたくさんあり、それを見たことで、恐怖が知らず知らずのうちに、頭の中に刷り込まれてしまったのでしょう。
いるはずのないものなんですけどね~。
後は「血を吸われる」というのは、人間の本能的恐怖なんでしょうね。
話を戻して(笑)、今回は女性の吸血鬼のお話ですが、なんとなく、妖しい(妖艶な)雰囲気が漂っています。
つまり、ターゲットとなった女性の全て手に入れるー。女性が女性に抱く、恋愛感情というものを感じるからなのです。
ひょんなことから吸血鬼カーミラの正体は暴かれてしまうのですが、最後は吸血鬼になってしまった、カーミラの悲しみを感じました。
古い肖像画、古い屋敷、墓地…。いろんな描写が、このお話の気味悪さにいっそう拍車をかけています。
怖がりの方にはお薦めできません(笑)。
*ランキングサイトに参加しています。いつもクリックありがとうございます。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
「カミラー」といえば本編もですが「ガラスの仮面」でマヤを
陥れ役をとった乙部の舞台に亜弓がわざと端役で出演し、主役を食ってしまうという挿話が印象に残っています。
本当はマヤが生まれながらの天才で、亜弓の方が努力家なのです。
「フランケンシュタイン」も「オペラ座の怪人」も怪人の方に感情移入をしました。
「怪物くん」のフラちゃん、絶対に服装のセンスが可笑しいと思います。
下に着ている赤と黄のシャツは囚人服なのだとしましょう。
水色の背広に紺のズボン、これも許しましょう。
しかし茶の靴だけは止めて下さい。
この場合は絶対に黒でしょう?
投稿: 鵺娘 | 2005年12月26日 (月) 09時46分