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2005年12月20日 (火)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!56

動物が出てくる本が大好きな、私の子供。

特に犬が出てくる本がお気に入りです。

犬が出てくる本は多いですよね。名作も多いです。そんな本から「生き物を愛する気持ち」や「命の大切さ」を読み取ってくれるとうれしいな~、なんて思っています。

ずーっと ずっと だいすきだよ」は、「動物を愛する気持ち」が前面に出ている本だと思います。

「ぼく」と一緒に大きくなった、犬のエルフィー。

エルフィーのことが大好きだった「ぼく」ですが、エルフィーに少しずつ変化が出てきます。

「ぼく」は背が伸びて大きくなっていくのに、エルフィーは太って動作が鈍くなって…。

「ぼく」はそんなエルフィーに、「ず~っとだいすきだよ」と言葉をかけ続けるのです。

私の子供は、初め、犬の寿命が人間よりはるかに短いことを理解できていなかったようです。

「どうしてエルフィーは、そんなに早く年をとるの?」

本を読んであげるだけでなく、犬についても丁寧に説明してあげました。

私も子供の頃、犬を飼っていて、犬が死んでしまったときは悲しくて泣いてしまいました…。

そんな私に子供は、「ず~っと大好きだよ。って言ってあげた?」。

…言ってなかったです。

この本を読んで、そして子供に言われて、私は少し後悔しました。

そんな言葉、言ってあげたこと、無いですからね…。

あまり感情を表に出さない(言葉にも出さない)私ですが、この本を読んだ子供のお陰で、少し考え直すようになりました…。

こういう言葉、動物だけでなく、子供にも言ってあげるべきですね。

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コメント

似た様な内容の「バニー、いつまでもいっしょだよ」
レイチエル・パンクは読みましたか?
「ぶたばちゃん」マーガレット・ワイルドは祖母の死を、
「わすれないよ、おじいちゃん」ドナ・ガスリは祖父の痴呆をそれぞれ孫から描いたものです。多分、泣くと思いますよ。
本は繰り返し、読んでこそ価値があるから私は図書館ではなく
お金を出して買う事にしています。
動物が喋るなんて非科学的な本は発行するな?
キテイちゃんに口がないのは女は何も言うなという意味で差別だとか主張している人達がいます。
「ずーつと ずっと」に関してもドッグ・フードを食べたり、花壇を荒らしたりする絵があるのが教育上いけないと言っています。
「一生、お友達にはなれそうもないね?」とだけ言っておきます。
子供の頃に私が「ずーつと ずつと」を読んでいたら多分、言っていたでしょう。
「ぼく」がエルフイーに「ずーつと ずつとだいすきだよ」
と言ってあげるというのは「ぼくの事もずーつと ずつとだいすきと言って!」という意味だと!
愛情に飢えた、捻くれた子供でしたから。

投稿: 鵺娘 | 2005年12月20日 (火) 11時31分

>鵺娘さん
>動物が喋るなんて非科学的な本は発行するな?
キテイちゃんに口がないのは女は何も言うなという意味で差別だとか主張している人達がいます。
「ずーつと ずっと」に関してもドッグ・フードを食べたり、花壇を荒らしたりする絵があるのが教育上いけないと言っています。

私は、こういう方たちとはお友達になれませんし、議論を戦わすことすら、できません。
ま、いろんな人がいますからね(笑)。

投稿: リーヴル | 2005年12月22日 (木) 09時22分

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