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2005年11月 1日 (火)

いつか子供に読ませたい!31

ラテン・アメリカ文学ー。私はあまり触れる機会がありませんでした。

出版されている本が少ないからなのかもしれませんが、私自身が無知で、ラテン・アメリカ文学、というものに目に留めなかったのでしょう。

とは言え、最近は少しずつ増えている様子。私も自分自身の未知の分野として、もっと読んでみたいと思います。

ラテン・アメリカ文学の中で有名な方、と言えば、ノーベル文学賞を受賞された、ガブリエル ガルシア・マルケス さんでしょう。

私もラテン・アメリカ文学の中で、この方の本だけは数冊読んだことがあります。

かなり独特の世界、ですね。他の地域や国の文学には見られない雰囲気です。

そして、忘れられないのがなんと言っても、「百年の孤独」です。

題名からは、この本の内容は全く想像がつきません。

でも、読み始めて数行で、この物語の独特の世界に引きずり込まれていきます。

なんというかー私自身のイメージなのですが…。常に砂を巻き上げる風が吹く、泥臭い所ですね、このマコンド村は。そして太陽がじりじりと照りつける。日本とは違う世界です。

この村の創始者のブエンディア一族。この一族がこの物語の主人公です。それはこの本の題名の通り、100年に渡ります。

この程度の説明では、淡々とした話だと思われるかもしれませんが、そうではありません。

はっきり言って悲惨ですし、悲しく苦しい物語です。残酷でもあります。

人間の生死、愛憎、ひとつの村の始まりから崩壊…。ブエンディア一族はどんな運命をたどるのかー。

最後の全てが消えていく場面の描写には圧倒され、幻を見ていたかのような錯覚に陥ります。

そして、この言葉が追い討ちを掛けますー「この一族の最初の者は樹につながれ、最後のものは蟻のむさぼるところとなる。」

今でも、この本の強烈な印象と虚脱感を忘れることはできません。

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