もうクリスマス?!その3
クリスマスに関する本は、大人向けのものもあります。
そうですね~私が一番好きなのは、「クリスマス・カロル」。
あの、「二都物語」や「デイヴィット・コッパーフィールド」で有名なディケンズの作品です。
強欲で非道な商人、スクルージ(おじいさんです)が主人公です。
ま~こんなに性格の悪い主人公なんてそうそういないと思います(笑)。
で、このおじいさん、クリスマスが馬鹿馬鹿しいと思っているのです。「クリスマスおめでとう!」なんて人が言おうものなら、徹底的にこきおろします。
でも、死んでしまった相棒の幽霊や精霊が現れるのです!!
この幽霊や精霊たちがこの偏屈なおじいさんを変えてしまうのですが、その過程がとても優しく、温かいものを感じます。
読んでいるうちに、自分自身も優しい気持ちになれます。
いつまでも忘れがたい本ですね。
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コメント
「レミゼラブル」で神父さんが出してくれる料理が文学史上
もっとも美味しそうなお料理描写のひとつなら不味そうな料理の最右翼に挙げられるのがスクールジの一人で取る食事の様子ではないでしょうか?
スクールジーを愛してくれた女性も過去にはいたのでしたよね?
その人が一生独身でいてくれたらと小学生の時、思いました。
もうひとつずっと引っ掛かっている事はスクールジは
「天国に行ける」けど友人の方は永遠に鎖を引きずり闇を流離うのか?という事です。
投稿: 鵺娘 | 2005年11月28日 (月) 12時00分
>鵺娘さん
コメントをたくさんありがとうございます。
結構、するどいご意見が多いですよね。
考えさせられました。
おかげで、また同じ本を読んでしまいそうです(笑)。
投稿: | 2005年11月29日 (火) 08時47分