いつか子供に読ませたい!33
私が好きなのは、小説だけではありません。
詩集も好きです(読んでいる数は、小説には遠く及びませんが…)。
初めて読んだ詩集は「ハイネ詩集」。
ただ私の場合、詩集はなかなか読む気にならなかった、というのが事実です。
既に学校の授業で「詩」を習ってはいたのですが、あまり面白いと思わなかった為、「詩集」というものを特に読みたいとは思わなかったのです。
でも、ハイネの名前はたまたま知っていて、試しに読んでみることにしました。
小説ばかり読んでいる私には、新しい感動でした。
最初、言葉遣いが小説と違うため(簡潔だったりとか詩特有の音韻の繰り返しとか)、かすかな違和感を覚えていましたが、だんだんそれが新鮮だと感じるようになりました。
ハイネの場合、読者に語りかけてくるような、分かりやすい文章です。
親しみやすく、なじんでしまう。ハイネ自身の優しさ(特に女性に対して)も感じられます。
この本がきっかけで、いろんな作家の詩集に手を出すようになりました。もちろん、国籍は問わず!です(笑)。
どの国にも、優れた詩人はいますからね。
いつか私の子供も、お気に入りの「詩集」なるものを見つけて欲しいものです。
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