子供を本好きにするには大人が楽しむ!41
子供の本には、「ペットを亡くした」というものが多いのですが、その逆のパターンの本もなかにはありますよね。
つまり、「大好きな飼い主が突然いなくなってしまった、ペットの気持ち」で書かれた本です。
こういうのも、結構せつないものです。飼い主がペットを愛するように、ペットも飼い主を愛しているはずですからー。
そんなペットの目線で書かれた「いつでも会える」。
文字が少なく、子供にも読みやすい本ですが(ほんの少し、漢字が使われています)、心に響く、やさしさに溢れる本です。
突然、大好きな飼い主のみきちゃんがいなくなってしまったシロ。
「どこ?どこにいったの?なぜ?ずっと一緒にいられると思ったのに…」
そんなシロの気持ちにが書かれた文章には、涙が出ます。
悲しみにくれるシロは、乗り越えられるのでしょうか?
みきちゃんに会いたいー。そんなシロでしたが、そんなある日、シロを呼ぶ声がー。
短いシンプルな文章と絵の中に、シロの気持ちがうまく書かれています。その分、子供に分かりやすく、胸に響くようです。
でも、読んであげる親の方が、泣いてしまうかも!?
*ランキングサイトに参加しています。いつもクリックありがとうございます。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
うちの上の娘が、文鳥を買いたいとパパにおねだりしていたそうな。
動物を飼うって、いろんなことを学べるけど
その時期に悩みますね~~。
投稿: ゆき | 2005年10月26日 (水) 03時09分
>ゆきさん
そうですよね。うちも悩んでいます。
とりあえず、うちは
「ジャンガリアン(ハムスター)」
が欲しい、と言ってるんですけどね。
時期的に…。う~ん、どうかな?
投稿: リーヴル | 2005年10月26日 (水) 09時34分
人形劇「タローとペンギン」は南極越冬隊に置き去りにされた犬タローの視点で描かれています。
「人間は優しい。必ず迎えに来る。」というタロー。
ペンギンのお母さんは自分も人間に飼われていたからその身勝手さを知っています。
次第に自分が「捨てられた」事に気がついて行くタロー。
人形でも表情に変化があるのです。
それでも人間が忘れていった手袋を戻って来た時に困るだろうと大切に持っているタロー。
ある日、手袋を落としてしまった事に気がついたタローはペンギンのお母さんが止めるのも聞かず・・
大人になってから見たので余計に切なさを感じました。
投稿: 鵺娘 | 2005年12月25日 (日) 16時12分