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2005年9月28日 (水)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!32

子供の頃に大好きだった本。

絶版になってしまったりして手に入らないものもありますが、逆に復刻版とかになって出てきているものもたくさんあります。

どんどん出てきて欲しいですね。

「あのお話、大好きだったのよね。でも、図書館で読んだから、持っていない…。子供に読ませてあげたいのに。」ということは結構多いですから。

先日読んだ、「泣いた赤おに」。これ、おぼえていらっしゃる方が多いんじゃないでしょうか。

再度読んで、このお話のラストの部分でまたまた泣きそうになってしまいました。

人間と仲良くなりたい赤鬼。でも、人間はやはり「鬼」というものを嫌い、信じていない。

そこで、友達の青鬼が、赤鬼を人間に信用させるために、自分から悪者になるわけです。

そして最後に青鬼は赤鬼に手紙を残して、去っていきます。この手紙が、当の赤鬼本人じゃなくても泣けてしまいます。

人間の信用を得ることはできるのですが、赤鬼はとてつもなく大きなものを失うことになるのです…。

「友達ってなに?」ということを子供に考えさせるのにとても良い本です。

子供に読み聞かせをしてあげるのにも、とても良いです。名作です。

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コメント

「りゅうの目のなみだ」というのもありませんでしたか?
自己犠牲を厭わない青鬼は「モノを考えない人間」
「戦争に行って人を殺せる人間」と主張する団体が禁書として上げているそうです。

投稿: 鵺娘 | 2005年12月24日 (土) 16時17分

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