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2005年9月30日 (金)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!34

「御伽草子」という名前。お聞きになったことがあると思います。

本当にたくさんのお話がありますよね。

その中に「鉢かづき」というお話があります。

幼い頃に、頭に鉢をかぶせられた女の子。その姿のせいで周囲からいじめられ、父親にも捨てられてしまいます。中将に拾われてお手伝いとして働くのですが、その後、大きな幸せに恵まれます。災いの元としか思えない鉢が、実は大きな幸せをもたらしてくれるものだったのです…。

日本の昔話というのは良いですよね。着物を着ている登場人物を見ては、子供はとても喜びます。「きれ~だよねえ。昔の人はこんなにきれいな服を着ていたの?」といつも言います。

西洋の昔話に出てくる、お姫様のドレスもきれいだと思っているようですが、日本の着物にも、ものすごくあこがれがあるようです。

こういった日本の昔話は読んであげるだけでなく、絵を見せて日本の文化(ちょっと堅苦しいですね)を教えてあげられるところが良いですよね。

このお話は、主人公がかわいそうになってくる場面がいくつかありますが、最後にはハッピーエンド。親子で絵を見ながら読んであげると、とても喜びました。

日本の昔話はたくさん読まなければ…。

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2005年9月29日 (木)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!33

今でも大好きな本の中に「手ぶくろを買いに」があります。

本当にやさしい、おだやかにお話で、子供もすぐにとりこになってしまいました。

描写の美しさもなんとも言えません。

子ぎつねを思いやる、母ぎつね。初めておつかいにいく子ぎつね。母ぎつねは子ぎつねに注意を与えて送り出します。

子ぎつねは、手袋を買いに初めて町へ行くのです。

お店に無事に着き、手袋を買うために戸のすきまから子ぎつねは手を差し出します。その手を見たお店の人は…。

母ぎつねの暖かさだけでなく、このお店の人の暖かさにも感激します。

絵もやさしくて、暖かくて、とても素敵。このお話とよく合っています。

子供の心に「やさしさ」を教えるためには欠かせない本です。

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2005年9月28日 (水)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!32

子供の頃に大好きだった本。

絶版になってしまったりして手に入らないものもありますが、逆に復刻版とかになって出てきているものもたくさんあります。

どんどん出てきて欲しいですね。

「あのお話、大好きだったのよね。でも、図書館で読んだから、持っていない…。子供に読ませてあげたいのに。」ということは結構多いですから。

先日読んだ、「泣いた赤おに」。これ、おぼえていらっしゃる方が多いんじゃないでしょうか。

再度読んで、このお話のラストの部分でまたまた泣きそうになってしまいました。

人間と仲良くなりたい赤鬼。でも、人間はやはり「鬼」というものを嫌い、信じていない。

そこで、友達の青鬼が、赤鬼を人間に信用させるために、自分から悪者になるわけです。

そして最後に青鬼は赤鬼に手紙を残して、去っていきます。この手紙が、当の赤鬼本人じゃなくても泣けてしまいます。

人間の信用を得ることはできるのですが、赤鬼はとてつもなく大きなものを失うことになるのです…。

「友達ってなに?」ということを子供に考えさせるのにとても良い本です。

子供に読み聞かせをしてあげるのにも、とても良いです。名作です。

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2005年9月27日 (火)

いつか子供に読ませたい!⑳

「読書の秋」になって参りました(古い、ですね。笑)。

私だけかもしれませんが、こういう季節は少々重い(!?)本を読みたくなってきます。

秋に読んだ本で思い出深いのが、ヘルマン・ヘッセの「車輪の下」なのです。

「ヘルマン・ヘッセ?『車輪の下』?なんか重たそう、難しそう…」なんて方がいらっしゃるかもしれません。

でも、子供を持つ親こそ、本当に読むべき本だと思います。

親の期待、周囲の期待を一身に受け、難関校に合格したハンス。

周囲の期待がやがてものすごい重さの車輪となり、この少年を押しつぶしていくのです…。

これって、現代社会での大きな問題でもありますよね?

子供に期待するのは、親としては当然です。でも、それがやがて子供への重圧になってしまったとしたら?そして、子供がその重圧で、自分を見失ってしまったとしたら?

この本をもう一度読み直して、改めてこの問題を考えさせられました。

はっきり言って、私自身も結論が出せません。でも、もう一度子供の今後のことを考える上で、第三者的な目ができたと思っています。

私の子供の場合、まだ先の話になってくるのでしょうが、私自身も自分を見失ってしまったとき、この本を再度読むことが必要になってくると思います…。

*少々、重い話になってしまいましたね(笑)。

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2005年9月25日 (日)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!31

「アラビアン・ナイト」。私は大好きです。子供向けのものも夢中で読みましたし、大人になってからも、全巻揃えたりしました。

子供もやはり同じでしたね。特に絵に興味がそそられるようです。

登場人物の着ている服や建物、家具などが見たことの無いものばかりだからなんでしょうね。

アラジンと魔法のランプ」は特にお気に入りのようです。

オリエンタルで、他の国の絵本には無い、イスラム世界の美しさ…。親も思わず見入ってしまいます。

そしてストーリーの奇抜さ、スケールの大きさ…。

絵とストーリーが絶妙に絡まって、最後までアラジンの運命にどきどきします。

ディズニーからもいろいろ出ているようですね。こちらも子供が3歳くらいの頃に読んであげました。今でも覚えているようです。

「アラビアン・ナイト」=「千一夜物語」は本来は子供向けのものではないのですが、こういう夢のある話は、子供向けの絵本としても十分楽しめますよね♪

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2005年9月22日 (木)

…マニア?!⑦

「ホームズ」、「ルパン」といった系統は大好きです。わくわくしますし、止められませんよね。

日本の場合はどうでしょう?

もちろん、大好きな作家、いますよ。

賛否両論あるとは思いますが、まず、ドロドロした、他の人には決して真似ができない作品ばかりの「横溝正史」をあげます。

実は私、この人の有名な作品、「犬神家の一族」を12歳の頃に初めて読み(…ませた子供ですね 笑)、それ以来、この横溝正史の作品が好きになってしまったのです。

ドロドロした人間関係、予想もつかない展開、出てくる人物の異様さ…。最後まで何とも言えない、独特の雰囲気が漂っていて、読むのが止められなくなります。

読みながら犯人を予測するのが好きな私でしたが、最後まで犯人が分かりませんでした。

古い日本の家と事件に発展してしまいそうな家系図。こういった内容が横溝正史の作品には多いと思いますが、事件の結末は読めないものが多いような気がします。

友人の中には、横溝正史の作品を敬遠する人が多いのですが、私は「一度は読んでみたほうが良いよ!」と薦めております。

もちろん個人差はあるので、「やっぱり好きじゃない!!」という人もいれば、逆に横溝正史の魅力にはまってしまって、手当たり次第に読み漁っている人もいます。

そうですね。横溝正史の作品を初めて読む方には、やっぱりこの「犬神家の一族」を最初に読むことをお薦めします。

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2005年9月21日 (水)

いつか子供に読ませたい!⑲

私の子供は、実家においてある子供向けの古い文学全集(古い言い方、ですね)がお気に入りです。

実家に滞在中は、暇さえあれば、引っ張り出して読んでいました。

子供のお気に入りのお話の中に「ははをたずねて」があります。

昔、アニメにもなりましたよね。

これは、いわずと知れた、「クォーレ」の中のお話(「母をたずねて三千里」でご存知の方が多いはずです)です。

子供はとても感動したらしく、「おばあちゃんの家(私の実家をこう呼びます)へ行ったら、またあの『ははをたずねて』を読みたい!」なんて言っております。

この「ははをたずねて」を「クオーレ」という形で読んだのは、小学校6年生くらいのとき。「ちょっと難しいかな?」と思ったのですが、よく考えてみると、この本はエンリーコという少年が書いた日記。以外に読みやすかったです。

この日記の中に「母をたずねて三千里」等が、「毎月のお話」という形で収められています。この「毎月のお話」は、思い出しても涙がこぼれそうになるくらい、感動的なものばかりです。どれも大好きなのですが、中でも「難破船」には感動しました。

そして、エンリーコの日記の中にも、いつまでも忘れられないようなお話がたくさんあります。この中で一番忘れられないのが、「煙突掃除人」のお話。

煙突を一日中掃除していた少年が、その日稼いだお金をみんな落として泣いているところに、女の子の生徒たちがやってきます。そして事情を聞き、みんなが手持ちのお金を出し合って、その子を助けようとするのです。

そのうえ、お金を持っていない小さな女の子までもが「何かしてあげたい。」と、花束を差し出します。

このお話の最後の部分もすてきです。お金をいっぱい持って、服や帽子に花束をたくさんさした少年がうれしそうに涙を拭いているのです。

こういった、現代では見ることができなくなってしまった道徳心ややさしさ、人を思いやる気持ちというものがたくさん詰まっている本です。大人ももう一度読むべきかもしれないですね。

子供にも、ぜひ読ませたいものです。

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2005年9月20日 (火)

いつか子供に読ませたい!⑱

昨日、本棚を何となく見ていたら、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の「怪談・奇談」が目に留まりました。

ざっと読み返したですがー。やはり、怖さ、という点では、一、二位を争いますね。ぞっとします。

「耳なし芳一」や、「雪女」などは、誰でも一度は読まれていると思います。私が子供の頃に最初に読んだ八雲は、この二つでした。

で、この八雲の他の話で、何が一番怖かったかーとなると、私は「幽霊滝の伝説」ですね。

背中に子供をおぶった女の人が、肝試しに幽霊が出ると言われている滝に賽銭箱を取りに行くのですが、そこの滝で得体の知れない大きな声で呼び止められます。

恐ろしくなった女の人は、賽銭箱をつかみ、走って帰るのですが…。この先は怖くて書けません…。

でも、この八雲の本、怖いだけじゃないんですよね。

描写の美しさ、霊的なもの、忌み嫌われるものになってしまった人(?人じゃないですかね)の悲しさ、哀れさ…。いろんな感情の残る本ですね。

その他、私の好きな話は、「食人鬼」、「青柳の話」、「お貞の話」、「轆轤首(ろくろ首)」といったところでしょうか。

じゃ、他はつまらないかと言うと、そんな事はありません。どれも甲乙つけがたいです。

寝不足のはずなのに、最後まで読んでしまいましたから(笑)。

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2005年9月17日 (土)

いつか子供に読ませたい!⑯

最近、「ロビンソン・クルーソーの家を発見!?」、なんてニュースがありましたね。

正確には「ロビンソン・クルーソー」のモデルとなった人の家の跡、だそうです。でも、その人の家の跡の可能性は極めて高いそうです。なんかわくわくしますよね♪

小学生の頃子供の向けを読む→大人向けの「ロビンソン・クルーソー」を購入して読む、で改めて「おもしろかったあ」なんて思っていた私は、そのニュースに興味深々でした。

無人島に28年も暮らすなんてー。子供の時の私には、想像も出来ないことでした。

そして何よりも恐ろしいと思ったのは、人食い人種!私は多分この本で、人食い人種が存在しているということを知ったのだと思います。

でも、それと同時に「自分で知恵を絞って生活をしていく。」とか「実際に持っていないものは、自分で代用品を作る。」なんていうロビンソンの暮らしぶりにはとても感心したものでした。

一人っきりになってしまったロビンソンにわくわくどきどきしながら読んだのを今でも覚えています。…懐かしいです。

実は、この「ロビンソン・クルーソーの家を発見!?」というニュースで、改めて「ロビンソン。クルーソー」を読んでしまいました…(笑)。

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2005年9月16日 (金)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!30

子供を本好きにする方法として、「一緒に図書館へ通う」という手があります。

私は(主人もですが)、子供が4~5才の頃から、一緒に図書館へ通っています。

子供と「どれがいいかなー。」なんて言いながら、本を選ぶのですが、結構楽しいものです。

最近は子供向けのCDなんかも置いてありますので、一緒に借りることもあります。

それに自分の読みたい本も選べますしね(笑)。

子供にしてみれば、「どこかへ遊びに行く。」、「買い物に行く。」というのと同じ感覚だったらしく、大喜びでついて来ます。

いろんな意味で「お得なお出かけ」なのです(笑)。

それに、「この本、おもしろかったー。」なんて懐かしい本を見つけることもよくあります。

そして、「がんばれヘンリーくん」を見つけました!!

この本は、小学校1年生の私の子供が一人で読むには少々難がありますので、私が読んであげたのですが、大喜びでした。

絵も日本ではあまり見かけない画風で、新鮮だったようです。

ヘンリー君が拾ったやせ犬「アバラー」が入った箱とか、お店の絵とか…。子供も、まず表紙の絵に惹きつけられたようです(実は私もそうでした)。

お話の内容も、いかにもアメリカらしい雰囲気が漂っています。

ヘンリー君が「アバラー」を拾って、家に連れてかえるシーン、特売で買ったグッピーが増えすぎて困るシーン…。そしてヘンリー君の仲間たち。最後まで飽きることなく読めます。

今読んでもおもしろいですね。「ああ、この部分はこうだったんだ。」なんて、懐かしく思い出しました。

さすがに細かい部分は忘れていたりしたのですが、改めてはじめて読んだときのような新鮮さを感じました。

この「ヘンリー君」のシリーズは他にも何冊かあるので、そちらは購入して、子供に自分で読ませようかな、なんて思っています。

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2005年9月15日 (木)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!29

子供の頃から絵本好き・本好きだった人は、大人になってからもやはり変わらないようです。

私もやはりそうですね。母には、「小さい頃から、おとなしいな、と思うとかならず本を読んでいたわよ。」なんて言われています。ちなみに、私の子供もそうなりつつあります(笑)。

この間は「ふらいぱんじいさん」を夢中になって読んでいました。

「この本、子供の頃に読んだ!!大好き!!」なんて方が多いようですね。

絵がかわいくて、忘れられない本です。

それに、テーマが何だか現代に通じる気がします。

え?

つまり、目玉焼きを焼くのが大好きだった「ふらいぱんじいさん」が、新しい目玉焼きなべの登場で居場所を失ってしまうのです…。自分の居場所(生きがい、とも言えますね)を探して、「ふらいぱんじいさん」は旅に出るのです。

これって、一種の高齢者問題?ですよねー。

それに、物の供給過剰、とかー。

子供の絵本ではありますが、今読み返してみると、大人には考えさせられる事が多い一冊ですね。

いろんな意味で、印象的な本であることは、間違いないと思います。

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2005年9月14日 (水)

いつか子供に読ませたい!⑮

「神話」で、忘れてはならない本をもうひとつー。

古い歴史を持つエジプトには惹かれるものが多いですし、実際、惹かれる方も多いと思います。

私ももちろんその一人です。まだ一度も行ったことがないのがとても悔しいです。

エジプトの神様の名前は、「聞いたことがあるよ!」とおっしゃる方が多いと思います。

例えば、「オシリス」、「アテン」、「イシス」、「ホルス」…。エジプトが舞台となる映画には、よく出てきますよね。

私が読んだ「エジプト神話」は写真(神殿、神様の像、碑板、壁画…挙げたらキリがありません!!)が豊富でそれだけでも楽しめます。神々の解説もきちんとしてあるので、分かりやすいと思います。文章も比較的読みやすいです。エジプトの神話の入門書としても向いていると思いますし、多少知識がある方でも満足できる内容です。

「太陽崇拝」、「復活信仰」、「神々の誕生」、そして「宇宙(天地)創造」…。このエジプトの神話は、人類の文化・宗教にとても大きく影響していると言います。

「やっぱり、全てはここから始まっているのかな?」なんて読んだ後は思いました。

でも、何だか他の神話と比べるとスケールの大きさを感じますね。出てくる神様も「地球上の神様」というより、「宇宙を支配している神様」という感じがします。

このスケールの大きさが、ピラミッドやスフィンクスの建築に繋がったのかな?なんて一人で納得してしまいました。

今日は、「いつか子供に読ませたい!」より「…マニア?!」のほうがぴったりくる内容だった気がします(笑)。

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2005年9月13日 (火)

いつか子供に読ませたい!⑭

「神話」はいろいろな国、地域に存在します。

そのなかでも「北欧神話物語」は私の大好きな本です。この北欧の神話は、ギリシャ神話とともにヨーロッパ文化の源となっている神話だそうです。

私もこの本を読むまでは、北欧の神話はあまり知りませんでした。当時は、この神話に出てくる神様や巨人の名前(例えばロキ、トール、オーディーン、ヘイムダル等。あれ?ゲームに出てくる名前もありますね。)もあまり聞いた事がありませんでした。「神話が好き。」という理由でたまたま手に取り、ざっと読んで「おもしろそう!!」と感じ、購入したのです。

それは間違いではありませんでした。

私と同じように北欧の神話になじみのない方にはお薦めです。少々字が小さく、「ぎっしり詰まっている」という感じを受けますが、本好き、神話好きな方には抵抗はないと思います。

この神話も他の神話と同じように「天地創造」から始まっています。この部分もなかなか興味深いです。

そして、寒い北欧の地で神様同士が争い、巨人が暴れ周り、怪物が現れる…。

最後に「北欧神話ノート」に細かい解説が書かれていますし、「索引」では神様や物についての説明がついていますので、なじみのない言葉を確認することもできます。

巻頭には、北欧地域の装飾品などの写真も出ています。

かなり楽しめる一冊ですね。私も子供にもぜひ読ませたいと思っています。かなり先の話になりますけれどね。

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2005年9月12日 (月)

いつか子供に読ませたい!⑬

「神話」と言えば、何を連想しますか?

「ギリシャ神話」を連想される方は多いと思いますし、実際読まれた方も多いと思います。とてもおもしろいですよね。出てくる神々が、妙に人間臭かったりしますし。

では、「日本の神話」は?こちらも負けず劣らずおもしろいものです。

私は、初めは子供向けのものを読みました。何種類か読みましたね。そして、大人になってから「もっと詳しいものを!」と思い、「古事記」を探して読みました。「もっと読みたい!」、「もっと知りたい!」という気持ちを満足させる本でした。

原文と訳がついた本格的な本ですが、読みやすく分かりやすい文章です。「原文がついている」というところで、ちょっと引き気味になってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、それは全くの先入観です。古文が苦手な方にもお薦めです。ちなみに、私は古文が得意ではありません(笑)。

日本人なら誰でも知っているイザナキ・イザナミから始まり、天照大神やスサノオノミコト、ヤマトタケルの命、そして初代天皇、天皇や豪族の地位をめぐっての争いまでが書かれています(この本は上、中、下の3冊です)。

いつか私の子供にも「古事記」の子供向けを探して読ませたいと思っていますが…。どれにするかは思案中です。もちろん、私自身も子供向けの本が楽しみなのです。

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2005年9月10日 (土)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!28

自分が子供の頃に読んだ本を実家から持ち帰り、子供に与えることもあります。

本自体が古くなっていたり、話に出てくる物や絵が少々古くて、今の子供には??なんてものもありますが(例えば、黒電話やレコードプレーヤー、旧式のTVなど)、それを説明してあげるのもなかなか楽しいものです。これも、子供と一緒に本を楽しむひとつの方法ではないか、と思っています。

そんな本の中に、「きんいろきつねのきんたちゃん」があります(私が読んだこの古い本は、ユーズドしかないようです)。

私はこの本が大好きで、字が読めなかった小さい頃、何度も母にせがんで読んでもらっていました。

今改めてみると、絵や文体が古めかしく感じますが、落ち着いたおだやかな雰囲気の漂う絵本です。

きんたちゃんは、お母さんもお父さんもお兄さんもいません。みんな人間に捕まえられてしまいました。そして、きんたちゃんも人間に捕まってしまいます。お金持ちの家に引き取られたきんたちゃんは、偶然、お母さんを見つけるのですがー。

自然破壊は、今も昔も変わらない大きな問題です。行き場をなくしていく動物たち。親兄弟と離れ離れになる動物たち。人間に捕まったきんたちゃんの気持ち…。子供の絵本ですが、読んでいる大人も何だかせつなくなってしまいます。

話はとてもシンプルなのですが、忘れられない本ですね。大人になっても、ストーリーを鮮明に覚えていたのですからー。

私の子供も忘れないでいてくれるかな?

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2005年9月 9日 (金)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!27

子供は、動物の「なぜなぜ話」が大好きですよね。

例えば、「さるの顔がなぜ赤い?」とか「きりんの首はなぜ長い?」とか「ぞうの鼻はなぜ長い?」などなど。私自身も子供の頃、そういった本が大好きでした。

この間、「クジラがクジラになったわけ」を本屋さんで見つけました。でも、記憶にある本とは表紙が少々違います。「あれ?同じお話?それとも私の記憶違い??」

で、とりあえず、その場でざっと読んでみました。間違いありません!!子供の頃に読んだお話です。思わず、購入してしまいました。

この本には、クジラがなぜ海でしおをふいているのか、かめはなぜあんなに足が遅いのか、どうしてふくろうは夜にしか活動しないのか、なぜホッキョクグマは北極にいるようになったのか、ネコはなぜねずみを獲るようになったのかー。とてもユーモラスに書かれています。

他の「なぜなぜ話」の本とはちょっと雰囲気が違いますね。こういったお話ですが、動物の習性がきちんと出ています。出てくる神様も何だか妙に人間っぽくて情けないですし(笑)。あまり説教臭さも感じませんし、素直に楽しめます。

やはりこの本も子供のお気に入りの一冊となりました。

私も久しぶりにこの本を楽しみました。子供の頃に読んだ本をもう一度読むのは本当に楽しいものです。

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2005年9月 8日 (木)

こどもの本からの発展①

子供の頃に読んだ本がきっかけとなって、大人になってから(高校生くらいでもいいのですが)、同じ本の大人向けのものを探すー。私はそういうことが結構多いです。

今まで読んだことの無い、新しい本を読むのはとても楽しいものですし、そういった楽しみ方をする方が多いかもしれません。

でも、子供の頃に読んだ本と大人になってからまた出合えたらー。そして、それが大人向けの原作に近い形のもの(翻訳されたものは必ずしもそうとは言えないでしょうが)だったらー。これもとても新鮮で楽しめるものです。

子供の頃に読んだ本が、実は大人向け(原作)とは結末が違う場合がある、と知ったきっかけとなる本は、グリムの「しらゆきひめ」でした。

ある程度大きくなった(多分10~11才の頃です)私が、なにげなく子供向けの「しらゆきひめ」の本の後ろに書いてある解説を読んだ事があります。そこに「しらゆきひめ」の本当の結末が書かれていたのです。つまり、しらゆきひめの継母は、熱く焼かれた鉄の靴をはかされ、死ぬまで踊らされるのです!!正直、びっくりしました。母親にも説明してもらいました。

そこで、「子供向けの本が、必ずしも原作と同じとは限らないんだ!」という事を知ったのです。そして、そういうものがあるのなら、もっと読んでみたい、もっと知りたい!と思うようになったのです。

それ以来、自分が小さな頃に読んだ本の原作(に近いもの)を探すようになりました。子供の好奇心で…。今も同じような好奇心ですが(笑)。

でも、これは結局、子供の頃に読んだ、子供の本からの発展、と言えると思います。そして、このきっかけで、本が何倍も楽しめるようになった気がします。

ちなみにこの「しらゆきひめ」は、大人になってから「初版グリム童話集〈2〉」に行き着きました。結構新鮮でしたね、いろいろな意味で。「初版」と言われるものを読めたのですからー。

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2005年9月 7日 (水)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!27

実は私の子供、昆虫が大好きなんです(一応、女の子です)。

小さい頃から、かぶとむしやくわがたむしを手に持って喜び、せみの抜け殻集めに精を出し、見たことがない蝶が飛んでくると「あれは蝶なの?蛾じゃないの??なんていう名前なの???」と質問攻め。

実は私の母は昆虫に詳しく(多分、好きなんでしょうね。もしかして隔世遺伝?)、子供の頃の私にいろいろ教えてくれましたし、昆虫に絡む本や図鑑をいろいろ買ってくれました。

その中に、「ファーブルこんちゅう記」があります。これは全部で7巻あるのですが、全て読みました。

絵や写真入りの図鑑ももちろん楽しいのですが、ひとつの昆虫について詳しく書かれているこの本は今でも大好きです。

他の本とは違った楽しさがありますね。普段から「なぜ?」なんて思っていることがこの本では解決されていたりするのですから。「ふーん。そうだったんだ。」などと、読んでいる最中に独り言が出てしまうこともしばしばでした。

ファーブルの昆虫に対する疑問は、子供の単純な質問にとてもよく似ています。

「ありは地面に目印が無いのに、どうして無事に巣に帰れるの?」とか「たまころがしは丸めたふんをどこに転がしていくの?」とか。

ファーブルの純粋な好奇心があの観察記を生んだんでしょうね。ファーブルの昆虫に対する実験のなかには、「こんなことを昆虫にしたら、昆虫はどうなるかな?」なんて子供の頃に考えていたものがいくつもあります。

ある意味、子供の目線で書かれた本、とも言えると思います。

私の子供もいくつか読んでいます。おかげでますます昆虫が好きになったような気がします…。どんな大人になるんでしょう!?

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2005年9月 6日 (火)

子供を本好きにするには大人が楽しむ!26

私の子供は、「11ぴきのねこ」シリーズが大好きです。

本屋さんで見つけて「買って!」とせがんだり、図書館で借りてきたり…。

絵のかわいらしさ、子供をぐっとひきつける(大人も、です)ストーリー、結末の意外さ…。そんなところがお気に入りなんだと思います。

先日、子供が読んだのは「11ぴきのねことあほうどり」です。実は私の子供は「あほうどり」がどんなものなのか分からず、題名に引かれて読みたくなったようです。

私は子供の頃にこのお話を読んだ事があるのですが、改めて「おもしろい!ねこたちがかわいい!!」と感じました。子供も読んでいる最中、何度も声をたてて笑っていました。

ねこたちがコロッケ屋さんを始め、あまりもののコロッケを毎日食べていました。そのうち、飽きてきて、「鳥の丸焼きが食べたい!!」と思ったところに、あほうどりが来て、ねこたちのあまりもののコロッケを食べます。ねこたちがあほうどりの国に行くことになるのですが(鳥の丸焼きを食べたいねこたちは…もちろんそういうたくらみがあります)、その結末は??

予想もつかないラストですが、この部分の絵もおもしろいです!!私も大笑いしてしまいましたから…。本当に楽しい本です。

この本も子供のお気に入りの一冊になりそうです…。

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2005年9月 5日 (月)

…マニア?!⑥

やはり、「ホームズ」&「ルパン」は話が止まりません(笑)。

こういった類の本を子供に読ませたいか?と聞かれると私は迷わず「YES」です。

文学小説、歴史小説、偉人伝、エッセー、ノンフィクション、などなど…。心の栄養となる本はたくさんあります。

推理小説、冒険小説、というジャンルは私にとっては、「おやつ」のようなものです。

「おやつ」ばかりを食べては、生きていけないと思っていますし、「ご飯」だけでも、何だか夢が無いような気がします(おやつ、デザート好きな方は容易に連想できると思います)。なので、子供にも読ませたい本になるのです。

とりあえず、私の屁理屈はこの辺で置いといて(笑)。

「ホームズ」の一番面白かった本はどれですか?となると悩みます。

でも、個人的にはっきりしているのは、「ホームズは短編のほうが、面白い!」なのです。

だからと言って、長編がよくないと言っているのではありません。

なので、短編集からは「シャーロック・ホームズの事件簿」、長編からは「バスカヴィル家の犬」を挙げます。

「バスカヴィル家の犬」を初めて読んだのは小学生(多分6年生)の頃ですが、ものすごく怖かったのを覚えています。

学校の図書館で借りた本ですが、お話の内容に加え、絵が怖かった…。

呪われた伝説の謎、犬の正体、そして真相…。本当に面白かったし、ぞっとしました。かなり夢中になって読みました。読み応えのある一冊だと今も思っています。大人になって、改めて購入してしまいましたから(笑)。

「シャーロック・ホームズの事件簿」は、粒ぞろいの短編集だと言えると思います。それぞれの短編の題名も興味をそそられるものが多いです。

例えば、「白面の兵士」、「サセックスの吸血鬼」、「ガリデブが三人」、「這う男」、「隠退した絵の具屋」などなど。もちろん、お話が面白いのは言うまでもありません。

さて、またまた止まらなくなってきましたので、この辺でー。

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2005年9月 3日 (土)

…マニア?!⑤

コメント欄に「ホームズ」のお話が出ていたので、本日はその「シャーロック・ホームズ」を(笑)。

やっぱり好きな方が多いんですね。「ルパン」や「ホームズ」は。

私ももちろん、です。

「ホームズ」はなぜか学校の図書館にたくさんあり(本当に種類が豊富でした。おかげで、当時はホームズの本は買う必要がありませんでした。)、片っ端から読み漁りました。

何が好き?と言われると本当に困るので、「妙に印象的で、ストーリーが今でも鮮明に頭に残っているお話は?」でお答えします(笑)。

まず、「回想のシャーロック・ホームズ」に収められている「マズグレーヴ家の儀式書」。このお話はいわゆる暗号解読で、こういう謎解きが大好きな私には本当に面白かったです。それに、このお話に出てくる「儀式書」が妙に強烈な印象を残しました。「ホームズ」は、他のお話を挙げる方が多いと思いますが、私の場合、まずこのお話が頭に浮かびます。

次は「シャーロック・ホームズの事件簿」の中の「ソア橋の怪事件」と「ガリデブが三人」。

両方とも鮮明にストーリーを覚えています。

「ソア橋の怪事件」は、真相の意外さで強烈な印象が残っています。この話をもう一度読みたかったばっかりに、大人になって自分で購入してしまったのですから。小さな事から真実を見極めるホームズの素晴らしさが感じられます。事件の再現シーンは、はっきり覚えています。

「ガリデブが三人」は、やはり特徴のあるタイトル。そして、犯人の頭のよさと、それを上回るホームズの推理力。このあたりが、私に強い印象を残した理由だと思います。それにしてもこういったストーリーを次々考え出せたら楽しいでしょうね。作者のコナン・ドイルがうらやましくなります。

さて、一番おもしろかった本はー。話が止まらなくなりますので、また明日(笑)。

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2005年9月 2日 (金)

…マニア?!④

「アルセーヌ・ルパン」の話をもう少し。

一番好きな本はどれでしょう?と言われると少し困りますね。甲乙つけがたい本が多いですから…。

かなり悩んで、「奇巌城」と短編集の「怪盗紳士リュパン」を挙げますね。

「奇巌城」を初めて読んだのは、中学生の頃です。おませな私は大人向けの単行本を買ってもらい、読みました。結末が早く知りたくて、夢中になって読みました。

大人になり、自分で改めて購入し、読んだわけですが、「やっぱりおもしろい!!」というのが素直な感想です。

暗号解読をルパンと17歳の天才少年とで争うわけですが、「やっぱりルパンが一枚上手!!」という感じです。しかし、ラストには悲しい結末が待っています。「ルパンには、なぜか女運がない?」なんて余計なことを思ってしまいました。

「怪盗紳士」は子供向けのものから入ったのですが、この本がきっかけで「ルパン」にはまってしまったのです。

大人になってから、「怪盗紳士リュパン」を購入したわけですが、この本のおもしろさを再認識しました。短編集でテンポがよく、奇抜なアイディアで最後まであきることはありません。

「ルパンの凄さ」を感じられる一冊です。

この「ルパンシリーズ」がきっかけで、推理小説、という分野にのめりこんでいったような気がします…。

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2005年9月 1日 (木)

…マニア?!③

今月、あの「ルパン」が日本でも公開されます。

この映画は、「カリオストロ伯爵夫人」をベースに、アルセーヌ・ルパンシリーズの作品を取り入れたものです。

ルパン生誕100周年にあたり製作されたそうで、監督は「ルーブルの怪人」のジャン・ポール・サロメです。

出ている俳優さん、ストーリーの面白さに加え、映画中に使われているカルティエが全面サポートした豪華なジュエリーが目玉とか。ぜひ、見たいものです。

実は私、「アルセーヌ・ルパンシリーズ」が大好きなのです。(…ルパン三世も大好きですが。)

小学生の頃に読んだ「怪盗紳士ルパン」が初めてだったのではないでしょうか。

この本には、ルパンが船の上で捕まり、獄中から部下に指示して美術品を盗み、さらに脱獄するお話が収められていたのですが、本当におもしろくて夢中になって読みました。

「何をどうやったら、こんなことを思いつくのかな?」なんて、ルパンだけでなく、作者のモーリス・ルブランにも感心したものでした。

それ以来、「ルパン」の子供向けの本を読み漁り、中学生になった頃には、「もっと原作に近いものが読みたい!!」なんて思い、大人向けの本を探したりもしました。

で、大人になってからもその気持ちは変わっていません。

手元に残っていない「ルパン」の本を見つけると購入してしまっています…。おまけに、今でも時々読み返しています。

同じDNAを持つ本好きな私の子供も、私と同じ事をするようになったりして(笑)

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