子供を本好きにするには大人が楽しむ!24
「私の子供は動物が出てくるお話が好き。」と前日書きましたが、「シートンどうぶつ記―幼年版〈2〉タラク山のクマ王」のような物語も、もちろん大好きです。
「シートン」の作品は、子供が好むと言われる動物を擬人化した(動物がしゃべったりすること)描き方ではないのですが、それでも動物好きの私の子供にはとても楽しいようです。
私も、この「シートン」の作品はいくつか読みましたし、とても好きでした。
ただ、動物があまり好きではない子供は、必ずしもそうではないようです。クマやおおかみなど、「ちょっとこわい」と思われている動物の姿をリアルに表現してあるからでしょうか。
このクマ王のお話も、クマの生態を物語の中にうまく取り入れています。
また、人間が自然を破壊していったために行われていた「クマ狩り」からおきる悲劇を書いています。
私の子供はまだ、自然破壊や動物の絶滅をきちんと理解できる年ではありませんが、「こんな目にあうクマがかわいそう。」といったすなおな気持ちが、いずれそういったことを理解する手助けになるのではないかと思っています。
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コメント
こんばんは!
実は子どもの頃、母が福音館書店に勤めていて、
社長さんがいろんな本をくださったのを覚えています。
その中に、シートン動物記がありました。
もう社長さんはお亡くなりになったけど、
小さかった私に、本をくださった光景が
リ-ヴルさんの記事を読んで、思いがけず浮かびました。
ありがとうございました。
投稿: ゆき | 2005年8月29日 (月) 01時34分
私の子どもの頃の愛読書が出てきましたね!
そう言えば、娘たちが読んだかどうかは
聞いた事がありませんでした。
娘たちも本の虫なんですけどね。
投稿: yaya | 2005年8月29日 (月) 02時17分
シートンは泣けるからあまり読みません~
うぅぅ←思い出し泣き(・_;)
ごんぎつね・フラ犬系にもとても弱い私~
投稿: 麻紀 | 2005年8月29日 (月) 22時29分
>ゆきさん
そうですか。お母様が福音館書店に…。何だかうらやましいお話ですね。絵本を下さるやさしい社長さんのお顔が想像できます。
>yayaさん
そうですか!シートンは愛読書だったんですね。お嬢様も「本のむし」なら、お読みになっていらっしゃるかもしれませんね。
>麻紀さん
ううう。気持ちは分かります。
動物ものって、涙がぽろぽろでるものが、多いですよね。
こういう本を読んで涙を流している姿は、あまり人には見せたくない…というのが本音です(笑)。
投稿: リーヴル | 2005年8月29日 (月) 23時38分
「伝書鳩アルノー」、「峰の王者クラック」、「狼王ロボ」
・・・今もはっきり憶えています。
昔、アニメもあったのですよ。♪風もないのに野薔薇が揺れた
私は心臓が悪くて、いつどうなるか分からないので私が集めた本(一万冊以上)をすべてリーヴルさんにあげたいな。
投稿: 鵺娘 | 2005年12月24日 (土) 15時49分