いつか子供に読ませたい!⑤
夏目漱石の本はいつか子供に読ませたいと思っています。
もちろん、私の子供はまだ小学校一年生なので、先の話になりますが…。(私は小学校高学年の頃に読ませるのはどうかな?なんて考えています)
夏目漱石の本はいろいろ読みましたが、やっぱり一番好きなのは、「吾輩は猫である」と「夢十夜 他二篇」、そして、「虞美人草」です。夏目漱石ファンと、と言えばそれまでかもしれませんが…。
でも、やっぱり日本人としては夏目漱石は読んでおいて欲しい作家だと思っています。それに、「文学はね…」なんて敬遠気味の方にも面白いと思いますし、現に本をあまり読まない主人も夏目漱石は好きなようです(といっても、2~3冊程度しか読んでいないようですが)。
子供に一番初めに読ませる夏目漱石の作品はやはり、「吾輩は猫である」がいいかな、と思っています。完全に理解できるかどうかは分かりませんが、とりあえず、ユニークで軽快な文体、「猫」という視点から書かれたものの見方…。子供にもおもしろいと思います。
私も確か一番初めに読んだ夏目漱石の作品が「吾輩は猫である」でしたから。小学校の6年生くらいだったと思います。とにかく素直に「おもしろい!」と思いました。
大人になって改めて読み返すと、初めて読んだ時と比べ、また違った印象を持ちました。子供の頃にはこの文から感じることのなかった、鋭い社会批判を感じ取ったのです。
ま、難しい理屈は抜きにして、子供にもいずれ楽しんでもらえる本だと思っています。
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