子供を本好きにするには大人が楽しむ!⑫
「昔は本が好きじゃなかったけど、今はそうでもない。たくさん読むようになったよ。」なんて方。「これは子供に読ませたいな」と思う本の大人向けのものを、自分で読めばいいのです。以外にたくさん出ています。
例えば、「小公子」。ここに紹介した本は、大人向けです。翻訳されたのもかなり古い時代ですから、文章もかなり古めかしいです。子供の頃に読んだものと比べてずいぶん印象が違いました。「今時、主人公のセドリックのような純粋ないい子はいないんじゃないの?」なんて思いました。
私は、自分自身でこういった文学作品を読み、子供に改めて薦めるのはとても良いと思っています。親の目で「この作品は自分の子供にふさわしい本かどうか」、見極めることができますから。
私がこの本を初めて読んだのは小学校1~2年生の頃だったと思います。もちろん、子供向けの本です。
子供なりに、小公子セドリックの置かれた環境や、アメリカとイギリスという国の違いなんかを感じ取ることができました。(とは言え、アメリカとイギリスがどこにあるのかは皆目検討がつきませんでしたが)
大人になってから、そういった子供の頃に好きだった本の大人向けを読む事はとても面白いものです。また、「題名くらいは知っているけど、読んだおぼえがない。」という方も、楽しめるものです。
子供に読ませてあげたい名作を、親が自分であらかじめ読んでおくーこれは大切なことのひとつではないかと思っています。
私も一度子供の頃に読んだ本を改めて読み直すと、新鮮に感じられます。だから、同じ事を子供にいずれは薦めたいな、なんて思っています。
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