いつか子供に読ませたい!②
子供の頃、いわゆる「子供向け」の文学作品をたくさん読みました。
子供向けの文学作品は、その年齢に応じて書かれているので、それはそれでとてもおもしろかったのですが、好奇心旺盛で、もっと突っ込んだ内容がしりたい…と思った私は、「より原作に近い文学作品」を探すようになったのです。
その結果、大人になった私は、一度読んだ文学作品を「より原作に近い」、「大人向け(??)」の形のもので、再度読み直すようになったのです。(正確には、中学生の頃からなのですが…)
これは、子供の本の別の楽しみ方のひとつでもあります。
私としては、子供の頃に読んだものより、おもしろいものが多かった気がします。
一番をあげるのはものすごく難しいのですが「モンテ・クリスト伯〈1〉 」ですね。
子供向けとしてはおそらく「がんくつ王」というタイトルで出ている本が多いと思います。
この「モンテ・クリスト伯」ですが、7巻あります。とても長く感じるかもしれませんが、とにかくおもしろく、読みやすく、私はあっというまに読んでしまいました。当時は学生で暇だったせいかもしれませんが、最後までだいたい、10日ほどで読破してしまいました。(ただし、他のことは後回し、後で大変な目にあいました)
今でも、時々読み直すことがあるくらい、大好きな本です。
子供の頃に読んだ本と比較して読んでみるのも楽しいものです。
恐ろしいことに、私が子供の頃に読んだ「がんくつ王」はまだ手元に残っています。
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