子供を本好きにするには大人が楽しむ!③
子供の本の中に、大人が読んでも面白い本がたくさんあります。
今でも大好きな本のひとつが、「世界のむかしばなし」です。
この本にはイギリス、ドイツ、ノルウェー、ロシア等のむかしばなしが収録されています。
有名なグリム、アンデルセンの童話なんかもいいけど、こういった素朴で、おおらかなむかしばなしも私は大好きです。
どのお話も好きなのですが、特に「七人さきのおやじさま」と「だれがいちばん大きいか」、そして「くぎスープ」がお気に入りです。「だれがいちばん大きいか」は領土が広いロシアのおおらかさを感じる話ですね。「七人さきのおやじさま」は、ヨーロッパの伝統を重んじる気持ちなんかを感じます。「くぎスープ」はどんな料理ができあがるか、最後までわくわくします。
この本に収録されているお話のほとんどは、日本のような文化・環境では生まれない話ではないかと思います。
いろいろな国のむかしばなしが出ているので、最後まで飽きません。小さいお子さんへの読み聞かせに利用するのもいいでしょうし、小学校低学年くらいのお子さんがひとりで読むのにも向いています。
大人になった私も、時々取り出して読んでいます。大人が読んでもとてもおもしろいですよ。
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